ごぶさたしてます。
7月の選挙の時の、三宅洋平と山本太郎の演説ビデオを見ての話。
えらい古いですが。
権力は太郎はいいけど三宅は絶対ダメと思うだろうなと思いました。
結果その通りになりましたね。
自分でもの考えてしゃべってるの三宅さんのほうでしたもの。
山本君はもともと役者で、たぶんがらに合わないことやってて、脳みそはアップアップだったでしょう。なぜかやるはめになった役割をこなすのに精いっぱいという感じ。
たましい抜けた感じでしたね。
んで。。。昨今のおばまさん。いや、ここ1週間とかじゃなくて、ここ1年くらい、彼もたましい抜けてる感じ。
もはや誰かに吹き込まれたことをテープレコーダのように繰り返すだけの生き物。
目死んでるし。そんな印象ですた。
だいたいシリア攻撃をいいはじめたとき、もう目が瞳孔反射ないかってくらい死んでた。
じつはもうゾンビとかキカイダーだったりして。
---------------------------
ところで、「原発ホワイトアウト」面白かったです。
7月の選挙の時の、三宅洋平と山本太郎の演説ビデオを見ての話。
えらい古いですが。
権力は太郎はいいけど三宅は絶対ダメと思うだろうなと思いました。
結果その通りになりましたね。
自分でもの考えてしゃべってるの三宅さんのほうでしたもの。
山本君はもともと役者で、たぶんがらに合わないことやってて、脳みそはアップアップだったでしょう。なぜかやるはめになった役割をこなすのに精いっぱいという感じ。
たましい抜けた感じでしたね。
んで。。。昨今のおばまさん。いや、ここ1週間とかじゃなくて、ここ1年くらい、彼もたましい抜けてる感じ。
もはや誰かに吹き込まれたことをテープレコーダのように繰り返すだけの生き物。
目死んでるし。そんな印象ですた。
だいたいシリア攻撃をいいはじめたとき、もう目が瞳孔反射ないかってくらい死んでた。
じつはもうゾンビとかキカイダーだったりして。
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ところで、「原発ホワイトアウト」面白かったです。
で。兵が献身的で優秀であるのに上層部はくそ、の話ですが。
この構図は、かなしいけどいまもいっしょなんだろうなと。
国民は献身的にこの国を守ろうとしてます。
宣伝に踊って。
食べて応援し、福島に住んでがんばり、東京に留まって仕事をし。。。
一方で金持ちはさっさと逃げてます。
政治家達は子弟をすでに外国に逃がし終わってる。
(なにせそのあたりに住む方がそう証言してますから。庶民は知らぬことなれど)
あの戦争の時も、金持ちはなぜか徴兵されないし、されても前線には決して出なかった。
まあこれは日本に限らない、どの国もそうなのでアレですが、国民の熱烈な国への愛に比べて、この金持ち、力(権力)もち達の薄情さ。
どうですかこれ。
「絆」といい「食べて応援」といえばそれで乗る国民。
「甲状腺癌がみつかるも放射能の影響なし」と言われれば信じる国民。
ああ、安いよな。
マスコミ使って流せばその通りに踊ってくれる。
お国のために死ねと言われれば全身全霊をかけて国のために死ぬ。
教育と情宣という、ずいぶん安い手段で、人の命はじゃかすか買える。
ああ、ほんとうに、安い。
この国の人の命は。
この構図は、かなしいけどいまもいっしょなんだろうなと。
国民は献身的にこの国を守ろうとしてます。
宣伝に踊って。
食べて応援し、福島に住んでがんばり、東京に留まって仕事をし。。。
一方で金持ちはさっさと逃げてます。
政治家達は子弟をすでに外国に逃がし終わってる。
(なにせそのあたりに住む方がそう証言してますから。庶民は知らぬことなれど)
あの戦争の時も、金持ちはなぜか徴兵されないし、されても前線には決して出なかった。
まあこれは日本に限らない、どの国もそうなのでアレですが、国民の熱烈な国への愛に比べて、この金持ち、力(権力)もち達の薄情さ。
どうですかこれ。
「絆」といい「食べて応援」といえばそれで乗る国民。
「甲状腺癌がみつかるも放射能の影響なし」と言われれば信じる国民。
ああ、安いよな。
マスコミ使って流せばその通りに踊ってくれる。
お国のために死ねと言われれば全身全霊をかけて国のために死ぬ。
教育と情宣という、ずいぶん安い手段で、人の命はじゃかすか買える。
ああ、ほんとうに、安い。
この国の人の命は。
「死んでも尽くすは日本の兵」という歌を思いだしたのは、本のこんな記述からです。
「船が爆撃されたとき、弾薬庫に火がまわらないように弾薬庫には水を入れることになっているが、とある少尉が弾薬庫に注水しようとしたら、注水バルブはすでに開かれていて、その上に黒こげの下士官の死体が覆い被さっていた」
黒こげでバルブまで移動できるはずもないのに、その死体は、気力だけで自分の(死んだ)体を動かして、注水バルブを開けたのか、と少尉はおどろいた、と。
そんな感慨の後に、その死体は○○という名の上等兵曹だったのを思いだした、と。
私が書くとあれですが、見た人のリアルな気持ちが伝わってきました。
瀕死の状態でその兵曹はバルブをあけ、開いたところで力つきたんでしょう。そこまでするか。そこまでしたのが日本の兵だと。
死んでも尽くすと。
-------------------------
よくいわれることに、日本軍は兵士と下層の士官は勇敢で優秀だが、将は三流だというのがあります。
もう、もろにそう思える戦いだらけです。
あの戦争。
その結果を、我々もこうむっている。
TPPしかり、その他何でも、アメリカの意向に逆らう政権はないんですから。
そんな政権作れない。
そういうのを目指そうとしたら、つぶされるから。
日本は未だに、長い長い占領、もとい間接支配の下にいるんですよね。
そのときの戦勝国の。
それを我々は感じることなくいままでやってきた。
バブルの頃なんて、日本すげーと本気で思ってた節があるでしょう。
共産党の諸君だって、「安保をやめて自主的な国に」とかいいつつ、それが絵空事とまでは思ってなかったでしょう。
本気で安保やめられると思ってた。。。んではないか。
誰もアメリカこえええ~~~、とか思ってなかった。
甘ちゃんもいいところだったんだなあと思います。
「船が爆撃されたとき、弾薬庫に火がまわらないように弾薬庫には水を入れることになっているが、とある少尉が弾薬庫に注水しようとしたら、注水バルブはすでに開かれていて、その上に黒こげの下士官の死体が覆い被さっていた」
黒こげでバルブまで移動できるはずもないのに、その死体は、気力だけで自分の(死んだ)体を動かして、注水バルブを開けたのか、と少尉はおどろいた、と。
そんな感慨の後に、その死体は○○という名の上等兵曹だったのを思いだした、と。
私が書くとあれですが、見た人のリアルな気持ちが伝わってきました。
瀕死の状態でその兵曹はバルブをあけ、開いたところで力つきたんでしょう。そこまでするか。そこまでしたのが日本の兵だと。
死んでも尽くすと。
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よくいわれることに、日本軍は兵士と下層の士官は勇敢で優秀だが、将は三流だというのがあります。
もう、もろにそう思える戦いだらけです。
あの戦争。
その結果を、我々もこうむっている。
TPPしかり、その他何でも、アメリカの意向に逆らう政権はないんですから。
そんな政権作れない。
そういうのを目指そうとしたら、つぶされるから。
日本は未だに、長い長い占領、もとい間接支配の下にいるんですよね。
そのときの戦勝国の。
それを我々は感じることなくいままでやってきた。
バブルの頃なんて、日本すげーと本気で思ってた節があるでしょう。
共産党の諸君だって、「安保をやめて自主的な国に」とかいいつつ、それが絵空事とまでは思ってなかったでしょう。
本気で安保やめられると思ってた。。。んではないか。
誰もアメリカこえええ~~~、とか思ってなかった。
甘ちゃんもいいところだったんだなあと思います。
「レイテ沖海戦」半藤一利読みました。
2013年6月7日 日常ごぶさたしてます。
いまだに関東におります。
半藤一利さんの「レイテ沖海戦」読みました。
海軍兵学校の、最後くらいの卒業生(当時少尉として参戦)の目をとおした現場の姿をまじえた、いい本でした。
再軍備、国防軍を待望する若い男にはぜひ読んで欲しいですね。
自らの将来を海軍に託して兵学校を卒業し、少尉として任務に就いたばかりのハタチの男の子たちがどういう体験をしたか。
あんたらが進む先にあるのは、こういうものだよと。
いや、兵として参加するならもっと悪い。
そして将は常に帷握の内にあって死にゃ~しないのだと。
--------------------------
印象に残ったエピソードをひとつ。
司令官が乗った艦が沈没した後、救助にきた駆逐艦が、何を思ったか、まわりじゅうに兵がまだまだ救助されずにぷかぷか浮いているのに、「我が艦は機関をうごかす」と告げて、波に浮かぶ兵を殺しながら前進したと。
事情は、司令官たちの救助が終了したので、その他の兵士は救助することなく、作戦行動のために発進したということでした。
救助されようとして艦に近づいていたものはみな死んだと。
また、少尉など士官は、わずかな酸素ボンベなどを優先的に使うことが出来、救命されたと。
戦時、階級の上の者から救われるのは常識で、兵や下士官は救命は彼らほどは期待できないのが「あたりまえ」「戦場の常識」なのだと。
戦後の平等教育に慣れた若い諸君(多くは救命されない側)は、戦場の現実を多少なりとも知ろうとしてるのか、知った上で望んでいるのか。。
--------------------------
あわせて、少し前に読んだNHK取材班の書いたインパール作戦では。
英国兵は、ジャングル深くで負傷しても、ヘリが救助に来てちゃんと収容していったと。
兵站物資もヘリが空輸でピンポイントで落としていった。制空権のない日本は当然そんなことは出来ないので、負傷した兵はそこに置き去り。食糧の補給もなにもなく餓死したのは周知のこと。
日本という国を言いように言う人がいるが、この人命軽視の「伝統」は、世界に恥ずべきものでしょう。
そうやっておいて、滅私奉公を国民に要求し、国民はそれを受入れていた。
いわば国民全部がDVを受けた妻の状態だったと思います。
殴られても蹴られても、それが普通、殴られて当たり前の気分になっている。
米英の兵は、「国は自分を見捨てない」と思うからこその勇敢さを発揮したけれど、日本の兵は「死んでも尽くす」ことを美徳と教えられ、そうしてきた。
なんてコストのかからないお話でしょう。
これを読んでこの国の人間は怒らないんですかね。
「死んでも尽くす」は歌の文句です。
祖母が時々、歌っていました。
「日列談判破裂して、日露戦争始まって、さっさと逃げるはロシアの兵、死んでも尽くすは日本の兵」
という歌。
国に「もっと自分らを大事にしろ、米英並みに」といえるとは、当時誰も思っていなかったのでしょう。
そういえば私が若い頃、70,80年代の演歌は、女が男に尽くすことを歌い上げた歌がとても多かったです。
それが心性なんでしょうね。
戦前教育の残滓が残っていたんでしょう。
1億総ドアマット状態。
1億総バタードウーマン状態といってもいい。
あほらしい。それはいまもどこかしら同じです。
その攻撃は福島県民に集中して向けられているけれど。
いまだに関東におります。
半藤一利さんの「レイテ沖海戦」読みました。
海軍兵学校の、最後くらいの卒業生(当時少尉として参戦)の目をとおした現場の姿をまじえた、いい本でした。
再軍備、国防軍を待望する若い男にはぜひ読んで欲しいですね。
自らの将来を海軍に託して兵学校を卒業し、少尉として任務に就いたばかりのハタチの男の子たちがどういう体験をしたか。
あんたらが進む先にあるのは、こういうものだよと。
いや、兵として参加するならもっと悪い。
そして将は常に帷握の内にあって死にゃ~しないのだと。
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印象に残ったエピソードをひとつ。
司令官が乗った艦が沈没した後、救助にきた駆逐艦が、何を思ったか、まわりじゅうに兵がまだまだ救助されずにぷかぷか浮いているのに、「我が艦は機関をうごかす」と告げて、波に浮かぶ兵を殺しながら前進したと。
事情は、司令官たちの救助が終了したので、その他の兵士は救助することなく、作戦行動のために発進したということでした。
救助されようとして艦に近づいていたものはみな死んだと。
また、少尉など士官は、わずかな酸素ボンベなどを優先的に使うことが出来、救命されたと。
戦時、階級の上の者から救われるのは常識で、兵や下士官は救命は彼らほどは期待できないのが「あたりまえ」「戦場の常識」なのだと。
戦後の平等教育に慣れた若い諸君(多くは救命されない側)は、戦場の現実を多少なりとも知ろうとしてるのか、知った上で望んでいるのか。。
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あわせて、少し前に読んだNHK取材班の書いたインパール作戦では。
英国兵は、ジャングル深くで負傷しても、ヘリが救助に来てちゃんと収容していったと。
兵站物資もヘリが空輸でピンポイントで落としていった。制空権のない日本は当然そんなことは出来ないので、負傷した兵はそこに置き去り。食糧の補給もなにもなく餓死したのは周知のこと。
日本という国を言いように言う人がいるが、この人命軽視の「伝統」は、世界に恥ずべきものでしょう。
そうやっておいて、滅私奉公を国民に要求し、国民はそれを受入れていた。
いわば国民全部がDVを受けた妻の状態だったと思います。
殴られても蹴られても、それが普通、殴られて当たり前の気分になっている。
米英の兵は、「国は自分を見捨てない」と思うからこその勇敢さを発揮したけれど、日本の兵は「死んでも尽くす」ことを美徳と教えられ、そうしてきた。
なんてコストのかからないお話でしょう。
これを読んでこの国の人間は怒らないんですかね。
「死んでも尽くす」は歌の文句です。
祖母が時々、歌っていました。
「日列談判破裂して、日露戦争始まって、さっさと逃げるはロシアの兵、死んでも尽くすは日本の兵」
という歌。
国に「もっと自分らを大事にしろ、米英並みに」といえるとは、当時誰も思っていなかったのでしょう。
そういえば私が若い頃、70,80年代の演歌は、女が男に尽くすことを歌い上げた歌がとても多かったです。
それが心性なんでしょうね。
戦前教育の残滓が残っていたんでしょう。
1億総ドアマット状態。
1億総バタードウーマン状態といってもいい。
あほらしい。それはいまもどこかしら同じです。
その攻撃は福島県民に集中して向けられているけれど。
江南(ガンナム)スタイルの、まずは独島バージョン。 http://www.youtube.com/watch?v=cOD_CTcxdMg
中国人民解放軍バージョン。https://www.youtube.com/watch?v=2BluQzJaw44
こちらは坂田藤十郎かとみまごう美男演じる曲。
両曲お楽しみを。
要は国境紛争なんてものは、国が欲しいときに火を付けて予算を増強させたりへんてこな条約を通させたりするもの。
となりとなかよくするのがいかに技術を要するかは、ご近所様とのつきあいで身に沁みてます。
でもね。
国の膳立て通りに国民が踊る必要ない。
日当ももらってないのに(中国人はもらってるぞ)。
踊らされるのはバカ。
中国人民解放軍バージョン。https://www.youtube.com/watch?v=2BluQzJaw44
こちらは坂田藤十郎かとみまごう美男演じる曲。
両曲お楽しみを。
要は国境紛争なんてものは、国が欲しいときに火を付けて予算を増強させたりへんてこな条約を通させたりするもの。
となりとなかよくするのがいかに技術を要するかは、ご近所様とのつきあいで身に沁みてます。
でもね。
国の膳立て通りに国民が踊る必要ない。
日当ももらってないのに(中国人はもらってるぞ)。
踊らされるのはバカ。
またジパング(かわぐちかいじ)取り出して読んでました。
作者がいいたかった言葉をキャラが語っていて、じんと来ます。
「俺たちが自分の意志を貫けるのは、武力を持っているからだ」
その通り。
武力でも金でもコネでもいいが、自由であるためにはパワーが必要。分に応じてね。
で、日本の武力。残念ながら、これは米国の麾下にある。
自民が武力増強を謳っても、あくまで米軍指令系統の下での増強。
しかも多くは米国から買うもの。
日本が自分の意思を貫くための武力は、残念ながら、米国に対しては持っていない。
共産党が「米国言いなりやめよう」といっても、やめて米国から攻撃を受けたとき、対抗する力もない。
それだけでは「やめよう」は絵空事。
選挙に合わせて、日本の政治を各方面が云々するけど、この米国支配の枠組みを変える力をもつグループは、どこにもない。
それが日本の現実なのだと思います。
戦後60年、米国は日本をずっとコントロールし、日本の果実を収受してきました。
はっきり国民には見えない形で。
鳩山さんが普天間でごねたとき、彼はマスコミのバッシングで去るを余儀なくされました。
対米独立を目論む小沢さんは無論、鳩山さんの次の菅も去らされ、第2自民のメンバーのみが残ることに。
民主の変節は、それを責めてもいた仕方がないと言うか、彼らとて米国には従わざるを得ないだけのこと。
「米国と袂を分かって無事でいられるか?」
この問いに誰も応とはいえません。
戦前海軍の井上成美が説いたように、こりゃどうやっても、
逆立ちしても、勝てない。
そればかりは、あの時代から毫も動いてない。
その枠組みは誰がどう立とうが、崩れないのだから。。。。かくてこの国は、属州として、徴税を請け負う者を選ぶかのごときですね。
作者がいいたかった言葉をキャラが語っていて、じんと来ます。
「俺たちが自分の意志を貫けるのは、武力を持っているからだ」
その通り。
武力でも金でもコネでもいいが、自由であるためにはパワーが必要。分に応じてね。
で、日本の武力。残念ながら、これは米国の麾下にある。
自民が武力増強を謳っても、あくまで米軍指令系統の下での増強。
しかも多くは米国から買うもの。
日本が自分の意思を貫くための武力は、残念ながら、米国に対しては持っていない。
共産党が「米国言いなりやめよう」といっても、やめて米国から攻撃を受けたとき、対抗する力もない。
それだけでは「やめよう」は絵空事。
選挙に合わせて、日本の政治を各方面が云々するけど、この米国支配の枠組みを変える力をもつグループは、どこにもない。
それが日本の現実なのだと思います。
戦後60年、米国は日本をずっとコントロールし、日本の果実を収受してきました。
はっきり国民には見えない形で。
鳩山さんが普天間でごねたとき、彼はマスコミのバッシングで去るを余儀なくされました。
対米独立を目論む小沢さんは無論、鳩山さんの次の菅も去らされ、第2自民のメンバーのみが残ることに。
民主の変節は、それを責めてもいた仕方がないと言うか、彼らとて米国には従わざるを得ないだけのこと。
「米国と袂を分かって無事でいられるか?」
この問いに誰も応とはいえません。
戦前海軍の井上成美が説いたように、こりゃどうやっても、
逆立ちしても、勝てない。
そればかりは、あの時代から毫も動いてない。
その枠組みは誰がどう立とうが、崩れないのだから。。。。かくてこの国は、属州として、徴税を請け負う者を選ぶかのごときですね。
なんちゅうか、その昔の「牛乳に相談だ」を彷彿とさせる、
共産党のCM
http://www.youtube.com/playlist?list=PL3M7AtnZgh3VEQjIdNfVWQGsW2VLq1tRC&feature=plcp
ちなみにこっちが「牛乳に相談だ」
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=osqoFkSu2Ks
http://www.youtube.com/watch?v=-8qQPSeHZIk
共産党のCM
http://www.youtube.com/playlist?list=PL3M7AtnZgh3VEQjIdNfVWQGsW2VLq1tRC&feature=plcp
ちなみにこっちが「牛乳に相談だ」
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=osqoFkSu2Ks
http://www.youtube.com/watch?v=-8qQPSeHZIk
先日行って参りました。
阿蘇、高千穂、菊池渓谷、小国郷などなど。。。
ぬー、しかし何度やっても写真がのりません。
5mで撮ったものは載らないのかな?
残念。。
阿蘇、高千穂、菊池渓谷、小国郷などなど。。。
ぬー、しかし何度やっても写真がのりません。
5mで撮ったものは載らないのかな?
残念。。
毎日の快挙3:福島健康調査:「結論ありき」県民憤り…検討委「進行表」
2012年10月6日 日常編集後のものと2つあったので、両方。
それにしても、なんでそこまでこの県は、県職員全部を挙げて県民の被曝を深刻にし、また県外への避難を妨害し、また被曝の対策を立てずに放置する決断をしたのでしょうね。
県民の命を背負って国に要望を出す急先鋒に立つ選択というのは、ハナからなかったんですかね。
なぜ。。。。。
以下引用。
-------------------------
http://mainichi.jp/select/news/20121005k0000m040113000c.html
福島健康調査:「結論ありき」県民憤り…検討委「進行表」
毎日新聞 2012年10月05日 02時33分
東京電力福島第1原発事故を受けて福島県が設置した県民健康管理調査の検討委員会で、県が委員らと事前に調整していたことを示す「議事進行表」の存在が明らかになった。内部被ばく調査の結果については「結語」として「相当に低い」との発言予定を記し、問題となりそうな話題については「そらして下さい」と要望。A4判2枚の文書には県による「振り付け」とも受け取れる記載が列記され、県民らは不信感を募らせている。【日野行介、武本光政】
◇議論の場、意見出ず
「不気味なほど意見が出ない。おかしい」。福島市内の市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」はメンバーが検討委を傍聴しているが、代表の佐藤幸子さん(54)は検討委の議論にそんな疑問を抱いていたという。
検討委の前日に委員らに送られた進行表には、浪江町と飯舘村、川俣町山木屋の3地域で120人を対象にした内部被ばく調査についての記載がある。調査結果への見解は翌日の検討委で議論されるはずなのに、議事進行における「結語」として「内部被ばくは合計しても1ミリシーベルト未満で、相当に低いと評価」などと記されていた。
また、内部被ばくの検査手法を巡り「WBC(ホールボディーカウンター)の今後の普及とGe半導体(ゲルマニウム半導体検出器)の逼迫(ひっぱく)状況(牛肉等)を考えると、尿検査でWBCを代替えするのは困難ではないか」との記載もあった。尿検査はホールボディーカウンターと呼ばれる大型機器を使った検査より放射性物質の量を正確に調べられる一方、かなりの量の試料が必要とされ、手間がかかるとされる。また、尿検査に使用されるゲルマニウム半導体検出器は、牛肉などの検査にも使われている。
同ネットワークは事故直後から尿検査の導入を訴えているのに対し、県は県議会などで慎重な姿勢を示し続けている。佐藤さんは「やっぱり、結論ありきの議論だったのか」と憤りを隠さない。
また、進行表のうち調査の進捗(しんちょく)状況を巡る項目では、問題視された「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」の話題をできるだけ避けるよう要望。仮に話題になった場合には、別の委員会で検討するとして話題をそらすよう求めていた。
詳細調査の項目には「予算の有効配分と実効性を踏まえて、あれもこれも追加は不可です」「下記の範囲での議論をお願いします」などとの記載もあり、一定程度議論を誘導したい県の意向がうかがえる。
内部被ばくに詳しい矢ケ崎克馬・琉球大名誉教授(物性物理学)は「特に下線を引いたりした部分は、影響を過小評価したい思惑を感じる」と、県の姿勢に疑問を呈した。
--------------------------
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20121005ddm001040048000c.html
東日本大震災:福島第1原発事故 福島健康調査検討委、進行表を作成 委員発言、県振り付け
毎日新聞 2012年10月05日 東京朝刊
◇「内部被ばく相当低い」「SPEEDIに終始しない」
東京電力福島第1原発事故を受けて福島県が実施中の県民健康管理調査について専門家が議論する検討委員会を巡り、委員が発言すべき内容などを記した議事進行表を県が事前に作成していたことが分かった。調査結果への見解における「結語」(結びの言葉)が記され、「SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)再現データの質疑に終始しない」と求める記載もあった。県の担当者は毎日新聞の取材に「そうしたものを作ったかもしれない」としつつ、内容に対する明確な回答はなかった。
検討委を巡っては、本会合の前に秘密裏に「準備会」(秘密会)を開き、調査結果に対する見解をすり合わせた上で、本会合でのやりとりを事前に打ち合わせていたことが判明している。この問題が取り上げられた3日の県議会で村田文雄副知事は「意見などをあらかじめ調整した事実はない」と答弁したが、進行表には「○○先生と要調整」(○○は委員の実名)との記載もあった。
毎日新聞が取材で確認したのは「第3回『県民健康管理調査』検討委員会 進行」と題された文書。関係者によると、県保健福祉部の担当者が作成し、昨年7月24日に開かれた第3回検討委の前日の同23日に委員らに送られた。それ以前の同17日には秘密会を開いたことが分かっている。
文書はA4判2ページ。「取扱注意」と記され、議事内容や進行を記載している。このうち「ホールボディカウンターと尿(内部被ばく)検査結果について」と題した項目では「結語」として「セシウム134及び137による内部被ばくについては、合計しても1ミリシーベルト未満であり、相当に低いと評価。他の地域の住民では、さらに低いと思われる」との発言予定が記されていた。
調査の進捗(しんちょく)状況を巡る項目では国や県が有効活用しなかったとして問題視された「SPEEDI」に言及。「SPEEDI再現データ(3月15日の課題)の質疑に終始しない。(SPEEDIの話題のみが着目される可能性あり、そうならないよう願います。また、そうなった場合は、『線量評価委員会』で検討とそらして下さい。)[○○先生と要調整]」などと記載されていた。
県によると、第3回検討委は初めて全面公開され、実際の本会合も進行表に沿った形で進められていた。県の担当者は「座長(山下俊一・県立医大副学長)のメモ的なものとして作った可能性はある」と話した。【日野行介、武本光政】
それにしても、なんでそこまでこの県は、県職員全部を挙げて県民の被曝を深刻にし、また県外への避難を妨害し、また被曝の対策を立てずに放置する決断をしたのでしょうね。
県民の命を背負って国に要望を出す急先鋒に立つ選択というのは、ハナからなかったんですかね。
なぜ。。。。。
以下引用。
-------------------------
http://mainichi.jp/select/news/20121005k0000m040113000c.html
福島健康調査:「結論ありき」県民憤り…検討委「進行表」
毎日新聞 2012年10月05日 02時33分
東京電力福島第1原発事故を受けて福島県が設置した県民健康管理調査の検討委員会で、県が委員らと事前に調整していたことを示す「議事進行表」の存在が明らかになった。内部被ばく調査の結果については「結語」として「相当に低い」との発言予定を記し、問題となりそうな話題については「そらして下さい」と要望。A4判2枚の文書には県による「振り付け」とも受け取れる記載が列記され、県民らは不信感を募らせている。【日野行介、武本光政】
◇議論の場、意見出ず
「不気味なほど意見が出ない。おかしい」。福島市内の市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」はメンバーが検討委を傍聴しているが、代表の佐藤幸子さん(54)は検討委の議論にそんな疑問を抱いていたという。
検討委の前日に委員らに送られた進行表には、浪江町と飯舘村、川俣町山木屋の3地域で120人を対象にした内部被ばく調査についての記載がある。調査結果への見解は翌日の検討委で議論されるはずなのに、議事進行における「結語」として「内部被ばくは合計しても1ミリシーベルト未満で、相当に低いと評価」などと記されていた。
また、内部被ばくの検査手法を巡り「WBC(ホールボディーカウンター)の今後の普及とGe半導体(ゲルマニウム半導体検出器)の逼迫(ひっぱく)状況(牛肉等)を考えると、尿検査でWBCを代替えするのは困難ではないか」との記載もあった。尿検査はホールボディーカウンターと呼ばれる大型機器を使った検査より放射性物質の量を正確に調べられる一方、かなりの量の試料が必要とされ、手間がかかるとされる。また、尿検査に使用されるゲルマニウム半導体検出器は、牛肉などの検査にも使われている。
同ネットワークは事故直後から尿検査の導入を訴えているのに対し、県は県議会などで慎重な姿勢を示し続けている。佐藤さんは「やっぱり、結論ありきの議論だったのか」と憤りを隠さない。
また、進行表のうち調査の進捗(しんちょく)状況を巡る項目では、問題視された「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」の話題をできるだけ避けるよう要望。仮に話題になった場合には、別の委員会で検討するとして話題をそらすよう求めていた。
詳細調査の項目には「予算の有効配分と実効性を踏まえて、あれもこれも追加は不可です」「下記の範囲での議論をお願いします」などとの記載もあり、一定程度議論を誘導したい県の意向がうかがえる。
内部被ばくに詳しい矢ケ崎克馬・琉球大名誉教授(物性物理学)は「特に下線を引いたりした部分は、影響を過小評価したい思惑を感じる」と、県の姿勢に疑問を呈した。
--------------------------
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20121005ddm001040048000c.html
東日本大震災:福島第1原発事故 福島健康調査検討委、進行表を作成 委員発言、県振り付け
毎日新聞 2012年10月05日 東京朝刊
◇「内部被ばく相当低い」「SPEEDIに終始しない」
東京電力福島第1原発事故を受けて福島県が実施中の県民健康管理調査について専門家が議論する検討委員会を巡り、委員が発言すべき内容などを記した議事進行表を県が事前に作成していたことが分かった。調査結果への見解における「結語」(結びの言葉)が記され、「SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)再現データの質疑に終始しない」と求める記載もあった。県の担当者は毎日新聞の取材に「そうしたものを作ったかもしれない」としつつ、内容に対する明確な回答はなかった。
検討委を巡っては、本会合の前に秘密裏に「準備会」(秘密会)を開き、調査結果に対する見解をすり合わせた上で、本会合でのやりとりを事前に打ち合わせていたことが判明している。この問題が取り上げられた3日の県議会で村田文雄副知事は「意見などをあらかじめ調整した事実はない」と答弁したが、進行表には「○○先生と要調整」(○○は委員の実名)との記載もあった。
毎日新聞が取材で確認したのは「第3回『県民健康管理調査』検討委員会 進行」と題された文書。関係者によると、県保健福祉部の担当者が作成し、昨年7月24日に開かれた第3回検討委の前日の同23日に委員らに送られた。それ以前の同17日には秘密会を開いたことが分かっている。
文書はA4判2ページ。「取扱注意」と記され、議事内容や進行を記載している。このうち「ホールボディカウンターと尿(内部被ばく)検査結果について」と題した項目では「結語」として「セシウム134及び137による内部被ばくについては、合計しても1ミリシーベルト未満であり、相当に低いと評価。他の地域の住民では、さらに低いと思われる」との発言予定が記されていた。
調査の進捗(しんちょく)状況を巡る項目では国や県が有効活用しなかったとして問題視された「SPEEDI」に言及。「SPEEDI再現データ(3月15日の課題)の質疑に終始しない。(SPEEDIの話題のみが着目される可能性あり、そうならないよう願います。また、そうなった場合は、『線量評価委員会』で検討とそらして下さい。)[○○先生と要調整]」などと記載されていた。
県によると、第3回検討委は初めて全面公開され、実際の本会合も進行表に沿った形で進められていた。県の担当者は「座長(山下俊一・県立医大副学長)のメモ的なものとして作った可能性はある」と話した。【日野行介、武本光政】
毎日の快挙2:福島健康調査:「秘密会」で見解すり合わせ 本会合シナリオ作る
2012年10月6日 日常尿検査はしない、因果関係は認めない。。。。
日本というお国は、結局植民地にした扱いと同じことを、
国の宝のはずの百姓(これで古代は「おほみたから」と訓じているくらいです)たちにしているわけですね。
福島の百姓はごまと一緒、牛馬と一緒で、絞れば絞るほど油が出ると。
知らしむべからず寄らしむべしだと。
以下引用
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http://mainichi.jp/select/news/20121003k0000m040149000c.html
福島健康調査:「秘密会」で見解すり合わせ
毎日新聞 2012年10月03日 02時31分(最終更新 10月03日 05時12分)
東京電力福島第1原発事故を受けて福島県が実施中の県民健康管理調査について専門家が議論する検討委員会を巡り、県が委員らを事前に集め秘密裏に「準備会」を開いていたことが分かった。
準備会では調査結果に対する見解をすり合わせ「がん発生と原発事故に因果関係はない」ことなどを共通認識とした上で、本会合の検討委でのやりとりを事前に打ち合わせていた。出席者には準備会の存在を外部に漏らさぬよう口止めもしていた。
県は、検討委での混乱を避け県民に不安を与えないためだったとしているが、毎日新聞の取材に不適切さを認め、今後開催しない方針を示した。
検討委は昨年5月に設置。山下俊一・福島県立医大副学長を座長に、広島大などの放射線医学の専門家や県立医大の教授、国の担当者らオブザーバーも含め、現在は計19人で構成されている。県からの委託で県立医大が実施している健康管理調査について、専門的見地から助言する。これまで計8回あり、当初を除いて公開し、議事録も開示されている。
しかし、関係者によると、事務局を務める県保健福祉部の担当者の呼びかけで、検討委の約1週間前か当日の直前に委員が集まり非公開の準備会を開催。会場は検討委とは別で配布した資料を回収し議事録も残さず、存在自体を隠していた。
9月11日に福島市内の公共施設で開いた第8回検討委の直前にも県庁内で準備会を開いていた。同日は健康管理調査の一環である子供の甲状腺検査で甲状腺がん患者が初めて確認されたことを受け、委員らは「原発事故とがん発生の因果関係があるとは思われない」などの見解を確認。その上で、検討委で委員が事故との関係をあえて質問し、調査を担当した県立医大がそれに答えるという「シナリオ」も話し合った。
実際、検討委では委員の一人が因果関係を質問。県立医大教授が旧ソ連チェルノブイリ原発事故で甲状腺がんの患者が増加したのは事故から4年後以降だったことを踏まえ因果関係を否定、委員からも異論は出なかった。
また、昨年7月の第3回検討委に伴って開かれた準備会では、県側が委員らに「他言なさらないように」と口止めもしていた。
毎日新聞の取材に、県保健福祉部の担当者は準備会の存在を認めた上で「あらかじめ意見を聞き本会合をスムーズに進めたかった。秘密会合と言われても否定できず、反省している。(今後は)開催しない」と述べた
福島県の県民健康管理調査は全県民を対象に原発事故後の健康状態を調べる。30年にわたり継続する方針で、費用は国と東電が出資した基金で賄う。【日野行介、武本光政】
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9月11日に福島市内の公共施設で開いた第8回検討委の直前にも県庁内で準備会を開いていた。同日は健康管理調査の一環である子供の甲状腺検査で甲状腺がん患者が初めて確認されたことを受け、委員らは「原発事故とがん発生の因果関係があるとは思われない」などの見解を確認。その上で、検討委で委員が事故との関係をあえて質問し、調査を担当した県立医大がそれに答えるという「シナリオ」も話し合った。
実際、検討委では委員の一人が因果関係を質問。県立医大教授が旧ソ連チェルノブイリ原発事故で甲状腺がんの患者が増加したのは事故から4年後以降だったことを踏まえ因果関係を否定、委員からも異論は出なかった。
また、昨年7月の第3回検討委に伴って開かれた準備会では、県側が委員らに「他言なさらないように」と口止めもしていた。
毎日新聞の取材に、県保健福祉部の担当者は準備会の存在を認めた上で「あらかじめ意見を聞き本会合をスムーズに進めたかった。秘密会合と言われても否定できず、反省している。(今後は)開催しない」と述べた。
福島県の県民健康管理調査は全県民を対象に原発事故後の健康状態を調べる。30年にわたり継続する方針で、費用は国と東電が出資した基金で賄う。【日野行介、武本光政】
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「データだけを明らかにすれば数字が独り歩きして住民の不安をあおりかねない」。原発事故に伴う福島県の県民健康管理調査で専門家が「秘密会」(準備会)を開いて調査結果への見解を事前にすり合わせていた背景には、県や関係者のこんな思惑がうかがえる。
検討委員会の山下俊一座長は公の場などでこれまで「今回の事故で誰も大量被ばくしていない。エビデンス(科学的根拠)から見て危険な人たちはほとんどいない」と繰り返し強調してきた。だが、秘密会では調査結果について本会合でどうやりとりするかの「シナリオ」まで事前に協議。県民の不安解消を目的とした調査結果への信頼を揺るがし「最初に結論ありき」だったとの不信感が高まるのは避けられない。
秘密会を今後は開かないという県の方針は当然だが、そこでどのような議論が交わされてきたのかも明らかにする必要がある。不信の払拭(ふっしょく)には徹底した情報公開しかない。【日野行介】
日本というお国は、結局植民地にした扱いと同じことを、
国の宝のはずの百姓(これで古代は「おほみたから」と訓じているくらいです)たちにしているわけですね。
福島の百姓はごまと一緒、牛馬と一緒で、絞れば絞るほど油が出ると。
知らしむべからず寄らしむべしだと。
以下引用
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http://mainichi.jp/select/news/20121003k0000m040149000c.html
福島健康調査:「秘密会」で見解すり合わせ
毎日新聞 2012年10月03日 02時31分(最終更新 10月03日 05時12分)
東京電力福島第1原発事故を受けて福島県が実施中の県民健康管理調査について専門家が議論する検討委員会を巡り、県が委員らを事前に集め秘密裏に「準備会」を開いていたことが分かった。
準備会では調査結果に対する見解をすり合わせ「がん発生と原発事故に因果関係はない」ことなどを共通認識とした上で、本会合の検討委でのやりとりを事前に打ち合わせていた。出席者には準備会の存在を外部に漏らさぬよう口止めもしていた。
県は、検討委での混乱を避け県民に不安を与えないためだったとしているが、毎日新聞の取材に不適切さを認め、今後開催しない方針を示した。
検討委は昨年5月に設置。山下俊一・福島県立医大副学長を座長に、広島大などの放射線医学の専門家や県立医大の教授、国の担当者らオブザーバーも含め、現在は計19人で構成されている。県からの委託で県立医大が実施している健康管理調査について、専門的見地から助言する。これまで計8回あり、当初を除いて公開し、議事録も開示されている。
しかし、関係者によると、事務局を務める県保健福祉部の担当者の呼びかけで、検討委の約1週間前か当日の直前に委員が集まり非公開の準備会を開催。会場は検討委とは別で配布した資料を回収し議事録も残さず、存在自体を隠していた。
9月11日に福島市内の公共施設で開いた第8回検討委の直前にも県庁内で準備会を開いていた。同日は健康管理調査の一環である子供の甲状腺検査で甲状腺がん患者が初めて確認されたことを受け、委員らは「原発事故とがん発生の因果関係があるとは思われない」などの見解を確認。その上で、検討委で委員が事故との関係をあえて質問し、調査を担当した県立医大がそれに答えるという「シナリオ」も話し合った。
実際、検討委では委員の一人が因果関係を質問。県立医大教授が旧ソ連チェルノブイリ原発事故で甲状腺がんの患者が増加したのは事故から4年後以降だったことを踏まえ因果関係を否定、委員からも異論は出なかった。
また、昨年7月の第3回検討委に伴って開かれた準備会では、県側が委員らに「他言なさらないように」と口止めもしていた。
毎日新聞の取材に、県保健福祉部の担当者は準備会の存在を認めた上で「あらかじめ意見を聞き本会合をスムーズに進めたかった。秘密会合と言われても否定できず、反省している。(今後は)開催しない」と述べた
福島県の県民健康管理調査は全県民を対象に原発事故後の健康状態を調べる。30年にわたり継続する方針で、費用は国と東電が出資した基金で賄う。【日野行介、武本光政】
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9月11日に福島市内の公共施設で開いた第8回検討委の直前にも県庁内で準備会を開いていた。同日は健康管理調査の一環である子供の甲状腺検査で甲状腺がん患者が初めて確認されたことを受け、委員らは「原発事故とがん発生の因果関係があるとは思われない」などの見解を確認。その上で、検討委で委員が事故との関係をあえて質問し、調査を担当した県立医大がそれに答えるという「シナリオ」も話し合った。
実際、検討委では委員の一人が因果関係を質問。県立医大教授が旧ソ連チェルノブイリ原発事故で甲状腺がんの患者が増加したのは事故から4年後以降だったことを踏まえ因果関係を否定、委員からも異論は出なかった。
また、昨年7月の第3回検討委に伴って開かれた準備会では、県側が委員らに「他言なさらないように」と口止めもしていた。
毎日新聞の取材に、県保健福祉部の担当者は準備会の存在を認めた上で「あらかじめ意見を聞き本会合をスムーズに進めたかった。秘密会合と言われても否定できず、反省している。(今後は)開催しない」と述べた。
福島県の県民健康管理調査は全県民を対象に原発事故後の健康状態を調べる。30年にわたり継続する方針で、費用は国と東電が出資した基金で賄う。【日野行介、武本光政】
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「データだけを明らかにすれば数字が独り歩きして住民の不安をあおりかねない」。原発事故に伴う福島県の県民健康管理調査で専門家が「秘密会」(準備会)を開いて調査結果への見解を事前にすり合わせていた背景には、県や関係者のこんな思惑がうかがえる。
検討委員会の山下俊一座長は公の場などでこれまで「今回の事故で誰も大量被ばくしていない。エビデンス(科学的根拠)から見て危険な人たちはほとんどいない」と繰り返し強調してきた。だが、秘密会では調査結果について本会合でどうやりとりするかの「シナリオ」まで事前に協議。県民の不安解消を目的とした調査結果への信頼を揺るがし「最初に結論ありき」だったとの不信感が高まるのは避けられない。
秘密会を今後は開かないという県の方針は当然だが、そこでどのような議論が交わされてきたのかも明らかにする必要がある。不信の払拭(ふっしょく)には徹底した情報公開しかない。【日野行介】
毎日新聞の快挙1:福島健康調査:「秘密会」出席者に口止め 配布資料も回収
2012年10月6日 日常をたたえて、一連のをはっつけておこうと。
しかし、官邸前デモは取材しないで大勢(体制)についた毎日さん、地方自治体になら大きく出れる。
以下引用
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福島健康調査:「秘密会」出席者に口止め 配布資料も回収
毎日新聞 2012年10月03日 02時30分(最終更新 10月03日 05時14分)
東京電力福島第1原発事故を受けた福島県の県民健康管理調査について専門家が意見を交わす検討委員会で、事前に見解をすり合わせる「秘密会」の存在が明らかになった。昨年5月の検討委発足に伴い約1年半にわたり開かれた秘密会は、別会場で開いて配布資料は回収し、出席者に県が口止めするほど「保秘」を徹底。県の担当者は調査結果が事前にマスコミに漏れるのを防ぐことも目的の一つだと認めた。信頼を得るための情報公開とほど遠い姿勢に識者から批判の声が上がった。【日野行介、武本光政】
9月11日午後1時過ぎ。福島県庁西庁舎7階の一室に、検討委のメンバーが相次いで入った。「本番(の検討委)は2時からです。今日の議題は甲状腺です」。司会役が切り出した。委員らの手元には、検討委で傍聴者らにも配布されることになる資料が配られた。
約30分の秘密会が終わると、県職員は「資料は置いて三々五々(検討委の)会場に向かってください」と要請。事前の「調整」が発覚するのを懸念する様子をうかがわせた。次々と部屋を後にする委員たち。「バラバラの方がいいかな」。談笑しながら1階に向かうエレベーターに乗り込み、検討委の会場である福島市内の公共施設に歩いて向かった。
県や委員らはこうした秘密会を「準備会」と呼ぶ。関係者によると、昨年7月24日の第3回検討委までは約1週間前に、その後は検討委当日の直前に開かれ、約2時間に及ぶことも。第3回検討委に伴う秘密会(昨年7月17日)は会場を直前に変更し、JR福島駅前のホテルで開催。県側は委員らに「他言なさらないように」と口止めしていた。
◇「今後はやめる」
秘密会の日程調整などを取り仕切っていた福島県保健福祉部の担当者との主なやり取りは次の通り。
−−検討委の会合ごとに秘密の準備会を開いていなかったか。
記憶にない。
−−昨年7月、秘密会の会場を急きょ変更し、口止めを図ったことはないか。
……覚えていない。
−−検討委の約1週間前に委員を呼び出したり、検討委と別に会場を設けたりしていなかったか。
……確認のため時間をください。
<約1時間中断>
−−確認できたか。
指摘の通りの事実があった。毎回準備会を開催していた。
−−調査結果や進行についてあらかじめ話し合っていたのか。
.事前に調査結果を説明し、委員に理解してもらったうえで臨んでほしかった。事前に調査結果を配りたいが、それができない。
−−マスコミに漏れるからか?
それもある。
−−なぜ隠していたのか。
隠していたつもりはないが、積極的に知らせるのは避けた。ナーバスになっていた。
−−県民に不安を与えないように検討委を進めたかったのか。
それはあった。秘密会合と言われても否定できず、反省している。こうした準備会は(今後)開催しない。
.
しかし、官邸前デモは取材しないで大勢(体制)についた毎日さん、地方自治体になら大きく出れる。
以下引用
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福島健康調査:「秘密会」出席者に口止め 配布資料も回収
毎日新聞 2012年10月03日 02時30分(最終更新 10月03日 05時14分)
東京電力福島第1原発事故を受けた福島県の県民健康管理調査について専門家が意見を交わす検討委員会で、事前に見解をすり合わせる「秘密会」の存在が明らかになった。昨年5月の検討委発足に伴い約1年半にわたり開かれた秘密会は、別会場で開いて配布資料は回収し、出席者に県が口止めするほど「保秘」を徹底。県の担当者は調査結果が事前にマスコミに漏れるのを防ぐことも目的の一つだと認めた。信頼を得るための情報公開とほど遠い姿勢に識者から批判の声が上がった。【日野行介、武本光政】
9月11日午後1時過ぎ。福島県庁西庁舎7階の一室に、検討委のメンバーが相次いで入った。「本番(の検討委)は2時からです。今日の議題は甲状腺です」。司会役が切り出した。委員らの手元には、検討委で傍聴者らにも配布されることになる資料が配られた。
約30分の秘密会が終わると、県職員は「資料は置いて三々五々(検討委の)会場に向かってください」と要請。事前の「調整」が発覚するのを懸念する様子をうかがわせた。次々と部屋を後にする委員たち。「バラバラの方がいいかな」。談笑しながら1階に向かうエレベーターに乗り込み、検討委の会場である福島市内の公共施設に歩いて向かった。
県や委員らはこうした秘密会を「準備会」と呼ぶ。関係者によると、昨年7月24日の第3回検討委までは約1週間前に、その後は検討委当日の直前に開かれ、約2時間に及ぶことも。第3回検討委に伴う秘密会(昨年7月17日)は会場を直前に変更し、JR福島駅前のホテルで開催。県側は委員らに「他言なさらないように」と口止めしていた。
◇「今後はやめる」
秘密会の日程調整などを取り仕切っていた福島県保健福祉部の担当者との主なやり取りは次の通り。
−−検討委の会合ごとに秘密の準備会を開いていなかったか。
記憶にない。
−−昨年7月、秘密会の会場を急きょ変更し、口止めを図ったことはないか。
……覚えていない。
−−検討委の約1週間前に委員を呼び出したり、検討委と別に会場を設けたりしていなかったか。
……確認のため時間をください。
<約1時間中断>
−−確認できたか。
指摘の通りの事実があった。毎回準備会を開催していた。
−−調査結果や進行についてあらかじめ話し合っていたのか。
.事前に調査結果を説明し、委員に理解してもらったうえで臨んでほしかった。事前に調査結果を配りたいが、それができない。
−−マスコミに漏れるからか?
それもある。
−−なぜ隠していたのか。
隠していたつもりはないが、積極的に知らせるのは避けた。ナーバスになっていた。
−−県民に不安を与えないように検討委を進めたかったのか。
それはあった。秘密会合と言われても否定できず、反省している。こうした準備会は(今後)開催しない。
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「冷温停止」宣言の意図
2012年9月13日 日常これはすごいな、と思ったので、記録用に日記にしておきます。
だれもが冷温停止などしていないのが分かり切った中での「冷温停止」宣言は、諸外国へのアピールではなく、手厚い原発補償の「幕引き」のためだった、ということのようです。
宣言以後に高線量を浴びた作業員については、もはやフォローしないと。
つくづく、この国にあきれ果てますね。
これは民主党だからではなく、自民でも同じだったでしょう。
こういうのを作るのは役所ですから。
以下引用。引用元はNHKです。
-------------------------------
原発作業員の健康支援に“格差”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120912/k10014972451000.html
東京電力福島第一原発の事故で、下請け企業の作業員を対象にした検診費の補助制度で、
厚生労働省が去年12月の冷温停止状態の宣言以降については新たに被ばく線量が基準を超えても補助の対象にしていないことが分かりました。
専門家は「作業員はいまも高い線量の中で働いておりきめ細かな支援を続けるべきだ」と指摘しています。
原発事故のあと、福島第一原発で行われている収束作業について、厚生労働省は現場の放射線量が高く作業員は被ばくの不安があるとして「緊急作業」に指定しました。
これに伴って作業員の累積の被ばく線量が50ミリシーベルトを超えた場合は白内障の、100ミリシーベルトを超えた場合は、がんの定期検診を受けさせるよう事業者に求めこのうち下請けの中小企業には検診にかかる費用を補助する制度をつくりました。
しかし、去年12月に政府が原子炉の冷温停止を宣言したことから、厚生労働省は「緊急作業」の指定を解除し、その時点ですでに基準を超えていた作業員に限って補助することにしました。
これによって基準を超えていた人は引き続き定期的な検診への補助を受けられますが、事故直後から作業に当たり宣言以降に基準を超えた人や新たに作業に加わった人については補助を受けられなくなりました。
宣言のあとに累積の被ばく線量が50ミリシーベルトを超えた人はことし7月までに180人を超えています。
厚生労働省は「『緊急作業』が終わったあとは、ほかの原発と同様、特別な措置は必要ないと判断した」と説明しています。
これについて被ばく医療について詳しい放射線医学総合研究所の理事の明石真言医師は、「冷温停止宣言という時間的な問題で放射線の健康への影響について線を引くのは理解しにくい。
今も線量が高い場所も残っており、今後も基準を超える作業員は増えることが予想され、作業員の不安を解消するためにも支援は継続するべきだ」と指摘しています。
作業員“待遇の差に違和感”
福島第一原発で去年の夏から働いている30代の男性は、累積の被ばく線量は60ミリシーベルトを超えています。
しかし、冷温停止宣言までの線量はおよそ15ミリシーベルトで、50ミリシーベルトを超えていなかったため健康診断費用の補助を受ける対象からは外れ、今後、自費で賄わなければならない可能性も出てきました。
今も毎日のように収束作業に当たっているこの男性は、多いときには1日で1ミリシーベルト以上を被ばくし、今後、健康に影響が出ないのか不安に感じています。
男性は「現場の線量は高いままで、緊急作業でなくなったという境目がまったくわからない。待遇に差が出ていることに違和感を感じる。
技術をもった作業員の被ばく線量が高くなり働けなくなる人が増えているが、国のバックアップがないと、これから収束作業に当たろうという人が出てこなくなるのではないか」と話しています。
被ばく線量高い状態続く
厚生労働省によりますと、福島第一原発で働く作業員が1か月に被ばくする放射線量の平均は、震災直後で20ミリシーベルトを超えていて、去年11月には1.35ミリシーベルトまで下がりましたが、冷温停止状態の宣言のあとも大きく下がらず、ことし6月時点でも1.04ミリシーベルトと通常に比べて高い状態が続いています。
作業員不足のおそれも
厚生労働省は宣言以降、新たに収束作業に加わった人については、国が原発作業員への被ばくの影響を長期的に管理するために作った健康診断の内容などを記載したデータベースにも載せないことも決めています。
このため作業員の間からは「健康管理がしてもらえないのであれば、継続的に収束作業に関わることができなくなる」と不安の声が相次いでいて今後、作業員不足につながるおそれも出てきています。
だれもが冷温停止などしていないのが分かり切った中での「冷温停止」宣言は、諸外国へのアピールではなく、手厚い原発補償の「幕引き」のためだった、ということのようです。
宣言以後に高線量を浴びた作業員については、もはやフォローしないと。
つくづく、この国にあきれ果てますね。
これは民主党だからではなく、自民でも同じだったでしょう。
こういうのを作るのは役所ですから。
以下引用。引用元はNHKです。
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原発作業員の健康支援に“格差”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120912/k10014972451000.html
東京電力福島第一原発の事故で、下請け企業の作業員を対象にした検診費の補助制度で、
厚生労働省が去年12月の冷温停止状態の宣言以降については新たに被ばく線量が基準を超えても補助の対象にしていないことが分かりました。
専門家は「作業員はいまも高い線量の中で働いておりきめ細かな支援を続けるべきだ」と指摘しています。
原発事故のあと、福島第一原発で行われている収束作業について、厚生労働省は現場の放射線量が高く作業員は被ばくの不安があるとして「緊急作業」に指定しました。
これに伴って作業員の累積の被ばく線量が50ミリシーベルトを超えた場合は白内障の、100ミリシーベルトを超えた場合は、がんの定期検診を受けさせるよう事業者に求めこのうち下請けの中小企業には検診にかかる費用を補助する制度をつくりました。
しかし、去年12月に政府が原子炉の冷温停止を宣言したことから、厚生労働省は「緊急作業」の指定を解除し、その時点ですでに基準を超えていた作業員に限って補助することにしました。
これによって基準を超えていた人は引き続き定期的な検診への補助を受けられますが、事故直後から作業に当たり宣言以降に基準を超えた人や新たに作業に加わった人については補助を受けられなくなりました。
宣言のあとに累積の被ばく線量が50ミリシーベルトを超えた人はことし7月までに180人を超えています。
厚生労働省は「『緊急作業』が終わったあとは、ほかの原発と同様、特別な措置は必要ないと判断した」と説明しています。
これについて被ばく医療について詳しい放射線医学総合研究所の理事の明石真言医師は、「冷温停止宣言という時間的な問題で放射線の健康への影響について線を引くのは理解しにくい。
今も線量が高い場所も残っており、今後も基準を超える作業員は増えることが予想され、作業員の不安を解消するためにも支援は継続するべきだ」と指摘しています。
作業員“待遇の差に違和感”
福島第一原発で去年の夏から働いている30代の男性は、累積の被ばく線量は60ミリシーベルトを超えています。
しかし、冷温停止宣言までの線量はおよそ15ミリシーベルトで、50ミリシーベルトを超えていなかったため健康診断費用の補助を受ける対象からは外れ、今後、自費で賄わなければならない可能性も出てきました。
今も毎日のように収束作業に当たっているこの男性は、多いときには1日で1ミリシーベルト以上を被ばくし、今後、健康に影響が出ないのか不安に感じています。
男性は「現場の線量は高いままで、緊急作業でなくなったという境目がまったくわからない。待遇に差が出ていることに違和感を感じる。
技術をもった作業員の被ばく線量が高くなり働けなくなる人が増えているが、国のバックアップがないと、これから収束作業に当たろうという人が出てこなくなるのではないか」と話しています。
被ばく線量高い状態続く
厚生労働省によりますと、福島第一原発で働く作業員が1か月に被ばくする放射線量の平均は、震災直後で20ミリシーベルトを超えていて、去年11月には1.35ミリシーベルトまで下がりましたが、冷温停止状態の宣言のあとも大きく下がらず、ことし6月時点でも1.04ミリシーベルトと通常に比べて高い状態が続いています。
作業員不足のおそれも
厚生労働省は宣言以降、新たに収束作業に加わった人については、国が原発作業員への被ばくの影響を長期的に管理するために作った健康診断の内容などを記載したデータベースにも載せないことも決めています。
このため作業員の間からは「健康管理がしてもらえないのであれば、継続的に収束作業に関わることができなくなる」と不安の声が相次いでいて今後、作業員不足につながるおそれも出てきています。
かなり無謀な4号機工事(追記有り)
2012年6月29日 日常 コメント (2)ここ1週間ほど4号機の上のガラを撤去し整地(?)する作業がおこなわれたようです。
で、その映像、ものすごい勢いで粉塵が舞い上がっています。
この方のブログに映像が残っています。
http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20120626/1340716376
これは超高線量の粉塵のはずで、どこにいったやら。。。
とおもっていたら、こんな未確認情報。
田村市(郡山のちょいと東)で40マイクログレイをマークだそうです。
http://takedanet.com/2012/06/4_b5c5.html
武田教授の言を待つまでもなく、本来なら建屋にカバーをかけてすべき作業でしょう。
(でもそうすると、中で有人で作業はできないかも。仮にそうでも、カバー無しはあり得ないオペレーション)
すごいですね。
この伝で、「もう汚れちゃってるから、ちょっとくらい汚れが増しても誤差でしょ」くらいの勢いで、
環境中に放射性物質をまき散らし、滲みだしまくり、漏れまくり、でやっていくんでしょうね。
嗚呼。
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追記。
田村市の線量は、計器故障だったそうです。ああよかった。
ありえない高値ですからね。
しかし、まじめな話、こういう大事なときに、どこもかしこも「欠測」
http://www.r-monitor.jp/
どうしてかねえ。
で、その映像、ものすごい勢いで粉塵が舞い上がっています。
この方のブログに映像が残っています。
http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20120626/1340716376
これは超高線量の粉塵のはずで、どこにいったやら。。。
とおもっていたら、こんな未確認情報。
田村市(郡山のちょいと東)で40マイクログレイをマークだそうです。
http://takedanet.com/2012/06/4_b5c5.html
武田教授の言を待つまでもなく、本来なら建屋にカバーをかけてすべき作業でしょう。
(でもそうすると、中で有人で作業はできないかも。仮にそうでも、カバー無しはあり得ないオペレーション)
すごいですね。
この伝で、「もう汚れちゃってるから、ちょっとくらい汚れが増しても誤差でしょ」くらいの勢いで、
環境中に放射性物質をまき散らし、滲みだしまくり、漏れまくり、でやっていくんでしょうね。
嗚呼。
-----------------------
追記。
田村市の線量は、計器故障だったそうです。ああよかった。
ありえない高値ですからね。
しかし、まじめな話、こういう大事なときに、どこもかしこも「欠測」
http://www.r-monitor.jp/
どうしてかねえ。
「原子力の憲法」こっそり変更
2012年6月21日 日常 コメント (5)タイトルは、東京新聞の見だしそのままです。
なんかすごいことになってますね。
だれにもいわずに、しれっと「原子力(の安全)を我が国の安全保障に」資するように利用することになったようです。
まるで、憲法9条への「国際紛争を解決する手段としては」の挿入みたい。
以下、引用。記録として残しておきます。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012062102000113.html?ref=rank
--------------------------------
二十日に成立した原子力規制委員会設置法の付則で、「原子力の憲法」ともいわれる原子力基本法の基本方針が変更された。基本方針の変更は三十四年ぶり。法案は衆院を通過するまで国会のホームページに掲載されておらず、国民の目に触れない形で、ほとんど議論もなく重大な変更が行われていた。
設置法案は、民主党と自民、公明両党の修正協議を経て今月十五日、衆院環境委員長名で提出された。
基本法の変更は、末尾にある付則の一二条に盛り込まれた。原子力の研究や利用を「平和の目的に限り、安全の確保を旨として、民主的な運営の下に」とした基本法二条に一項を追加。原子力利用の「安全確保」は「国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的として」行うとした。
追加された「安全保障に資する」の部分は閣議決定された政府の法案にはなかったが、修正協議で自民党が入れるように主張。民主党が受け入れた。各党関係者によると、異論はなかったという。
修正協議前に衆院に提出された自公案にも同様の表現があり、先月末の本会議で公明の江田康幸議員は「原子炉等規制法には、輸送時の核物質の防護に関する規定がある。核燃料の技術は軍事転用が可能で、(国際原子力機関=IAEAの)保障措置(査察)に関する規定もある。これらはわが国の安全保障にかかわるものなので、究極の目的として(基本法に)明記した」と答弁。あくまでも核防護の観点から追加したと説明している。
一方、自公案作成の中心となった塩崎恭久衆院議員は「核の技術を持っているという安全保障上の意味はある」と指摘。「日本を守るため、原子力の技術を安全保障からも理解しないといけない。(反対は)見たくないものを見ない人たちの議論だ」と話した。
日本初のノーベル賞受賞者となった湯川秀樹らが創設した知識人の集まり「世界平和アピール七人委員会」は十九日、「実質的な軍事利用に道を開く可能性を否定できない」「国益を損ない、禍根を残す」とする緊急アピールを発表した。
◆手続きやり直しを
原子力規制委員会設置法の付則で原子力基本法が変更されたことは、二つの点で大きな問題がある。
一つは手続きの問題だ。平和主義や「公開・民主・自主」の三原則を定めた基本法二条は、原子力開発の指針となる重要な条項だ。もし正面から改めることになれば、二〇〇六年に教育基本法が改定された時のように、国民の間で議論が起きることは間違いない。
ましてや福島原発事故の後である。
ところが、設置法の付則という形で、より上位にある基本法があっさりと変更されてしまった。設置法案の概要や要綱のどこを読んでも、基本法の変更は記されていない。
法案は衆院通過後の今月十八日の時点でも国会のホームページに掲載されなかった。これでは国民はチェックのしようがない。
もう一つの問題は、「安全確保」は「安全保障に資する」ことを目的とするという文言を挿入したことだ。
ここで言う「安全保障」は、定義について明確な説明がなく、核の軍事利用につながる懸念がぬぐえない。
この日は改正宇宙航空研究開発機構法も成立した。「平和目的」に限定された条項が変更され、防衛利用への参加を可能にした。
これでは、どさくさに紛れ、政府が核や宇宙の軍事利用を進めようとしていると疑念を持たれるのも当然だ。
今回のような手法は公正さに欠け、許されるべきではない。政府は付則を早急に撤廃し、手続きをやり直すべきだ。(加古陽治、宮尾幹成)
<原子力基本法> 原子力の研究と開発、利用の基本方針を掲げた法律。中曽根康弘元首相らが中心となって法案を作成し、1955(昭和30)年12月、自民、社会両党の共同提案で成立した。科学者の国会といわれる日本学術会議が主張した「公開・民主・自主」の3原則が盛り込まれている。原子力船むつの放射線漏れ事故(74年)を受け、原子力安全委員会を創設した78年の改正で、基本方針に「安全の確保を旨として」の文言が追加された。
なんかすごいことになってますね。
だれにもいわずに、しれっと「原子力(の安全)を我が国の安全保障に」資するように利用することになったようです。
まるで、憲法9条への「国際紛争を解決する手段としては」の挿入みたい。
以下、引用。記録として残しておきます。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012062102000113.html?ref=rank
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二十日に成立した原子力規制委員会設置法の付則で、「原子力の憲法」ともいわれる原子力基本法の基本方針が変更された。基本方針の変更は三十四年ぶり。法案は衆院を通過するまで国会のホームページに掲載されておらず、国民の目に触れない形で、ほとんど議論もなく重大な変更が行われていた。
設置法案は、民主党と自民、公明両党の修正協議を経て今月十五日、衆院環境委員長名で提出された。
基本法の変更は、末尾にある付則の一二条に盛り込まれた。原子力の研究や利用を「平和の目的に限り、安全の確保を旨として、民主的な運営の下に」とした基本法二条に一項を追加。原子力利用の「安全確保」は「国民の生命、健康及び財産の保護、環境の保全並びに我が国の安全保障に資することを目的として」行うとした。
追加された「安全保障に資する」の部分は閣議決定された政府の法案にはなかったが、修正協議で自民党が入れるように主張。民主党が受け入れた。各党関係者によると、異論はなかったという。
修正協議前に衆院に提出された自公案にも同様の表現があり、先月末の本会議で公明の江田康幸議員は「原子炉等規制法には、輸送時の核物質の防護に関する規定がある。核燃料の技術は軍事転用が可能で、(国際原子力機関=IAEAの)保障措置(査察)に関する規定もある。これらはわが国の安全保障にかかわるものなので、究極の目的として(基本法に)明記した」と答弁。あくまでも核防護の観点から追加したと説明している。
一方、自公案作成の中心となった塩崎恭久衆院議員は「核の技術を持っているという安全保障上の意味はある」と指摘。「日本を守るため、原子力の技術を安全保障からも理解しないといけない。(反対は)見たくないものを見ない人たちの議論だ」と話した。
日本初のノーベル賞受賞者となった湯川秀樹らが創設した知識人の集まり「世界平和アピール七人委員会」は十九日、「実質的な軍事利用に道を開く可能性を否定できない」「国益を損ない、禍根を残す」とする緊急アピールを発表した。
◆手続きやり直しを
原子力規制委員会設置法の付則で原子力基本法が変更されたことは、二つの点で大きな問題がある。
一つは手続きの問題だ。平和主義や「公開・民主・自主」の三原則を定めた基本法二条は、原子力開発の指針となる重要な条項だ。もし正面から改めることになれば、二〇〇六年に教育基本法が改定された時のように、国民の間で議論が起きることは間違いない。
ましてや福島原発事故の後である。
ところが、設置法の付則という形で、より上位にある基本法があっさりと変更されてしまった。設置法案の概要や要綱のどこを読んでも、基本法の変更は記されていない。
法案は衆院通過後の今月十八日の時点でも国会のホームページに掲載されなかった。これでは国民はチェックのしようがない。
もう一つの問題は、「安全確保」は「安全保障に資する」ことを目的とするという文言を挿入したことだ。
ここで言う「安全保障」は、定義について明確な説明がなく、核の軍事利用につながる懸念がぬぐえない。
この日は改正宇宙航空研究開発機構法も成立した。「平和目的」に限定された条項が変更され、防衛利用への参加を可能にした。
これでは、どさくさに紛れ、政府が核や宇宙の軍事利用を進めようとしていると疑念を持たれるのも当然だ。
今回のような手法は公正さに欠け、許されるべきではない。政府は付則を早急に撤廃し、手続きをやり直すべきだ。(加古陽治、宮尾幹成)
<原子力基本法> 原子力の研究と開発、利用の基本方針を掲げた法律。中曽根康弘元首相らが中心となって法案を作成し、1955(昭和30)年12月、自民、社会両党の共同提案で成立した。科学者の国会といわれる日本学術会議が主張した「公開・民主・自主」の3原則が盛り込まれている。原子力船むつの放射線漏れ事故(74年)を受け、原子力安全委員会を創設した78年の改正で、基本方針に「安全の確保を旨として」の文言が追加された。
ええ、人様の日記ですとも
2012年6月10日 日常 コメント (2)絆とか言う意味不明のスローガンで
2012年5月22日 日常 コメント (8)洗脳を受けた瓦礫受け入れ賛成の(善意の)人たちむけのサイト。
非常に良くまとまっていると思います。
できれば箇条書きにして欲しいけど。
「被災地の復興支援のため、瓦礫を全国で受け入れるべきだというお考えをお持ちの皆様へ
」
http://www3.hp-ez.com/hp/kakusan/page1
非常に良くまとまっていると思います。
できれば箇条書きにして欲しいけど。
「被災地の復興支援のため、瓦礫を全国で受け入れるべきだというお考えをお持ちの皆様へ
」
http://www3.hp-ez.com/hp/kakusan/page1
放射能:ツルネンさん、こりゃだめだ。。。
2012年3月27日 日常有機農業を推進してくれている参院議員のツルネン・マルティさんですが、
民主党から議員になっている悲しさよ、こんな質問を国会でしているようです。
要は、「全国へのがれき受入を法律で義務づけるべき」
先日の院内集会?によると、その多くが事実の誤認(または歪曲)によるらしいのを、ぜんぜん知らないのか無視しているのか。。
これ、返信送った方がいいですかね。
面倒だけど。。。
以下、一部抜粋編集して引用。
---------------------------------
ツルネンメルマガNo:532
「東日本大震災の瓦れき処理を全国で分担すべき」
3月19日に行われた「行政監視委員会」において、「瓦れき処理を地方自治体に法律で義務付けるべき」という主旨の質問を、参考人として出席した東京大学大学院政治学研究科の森田朗教授に行った。その質問概要は以下の通り:
「今月、政府は地方自治体に、瓦れき処理の受け入れ要請を促したが、これは強制ではなくお願いであり、応じてくれる地方自治体が少ないのが現状だ。
今回のような大量瓦れきの受け入れを、もし法律で定めることができれば、その処理がもっと早く進むはずだ。
森田参考人の見解を聞かせていただきたい。」
森田参考人の答弁概要は以下の通り:
「私は、基本的にはまず要請をすべきだと思う。それで問題が解決しない場合には、法律によってそれを義務付けるということもあり得る。」
つまり、政府からの要請に十分な効果がなければ、法律で義務付けることも地方分権の理念に相反するものではないということだった。
実は、3月16日に発表された野田総理による瓦れき処理に関する「広域的な協力の要請」も、
「東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関する特別措置法第6条1項」
に基づく要請であり、これに応じるかどうかは地方自治体の判断に任されていて、実施すべき義務はない。
それでも、かなり多くの都道府県や政令都市でその要請に応じる動きが始まっていることは嬉しいことである。
「国は、災害廃棄物に係る一時的な保管場所及び最終処分場の早急な確保及び適切な利用等を図るため、特定被災地方公共団体である市町村以外の地方公共団体に対する広域的な協力の要請及びこれに係る費用の負担(中略)必要な措置を講ずるものとする。」
(東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関する特別措置法第6条1項)
この要請を政府がもっと早く行うべきだったと私は思う。
なぜなら、瓦れき処理が、大震災から1年過ぎた現在でもほとんど進んでいないのが現状だからである。
いまだに岩手、宮城、福島3県で生じた瓦れきのわずか7%しか処理されていない。
瓦れきの量は余りにも膨大で、岩手県で通常の一般廃棄物排出量の約11年分、宮城県では約19年分となっている。
これらの廃棄物処理が復旧復興の大前提であるにもかかわらず、被災地の県だけでは処理能力が大幅に不足していることは明らかで、従ってその処理をどうしても全国の地方自治体で分担しなければならない。
今回の要請は、岩手県と宮城県の瓦れきについての要請で、福島県の瓦れきは対象になっていない。
岩手や宮城からの瓦れき受け入れにも反発する住民がいるが、その数は非常に少ない。
全国的な世論調査でも復旧復興を支援するために、汚染されていない瓦れきを受け入れることには8割以上の国民が賛成している。
自治体が受け入れを住民に説明するとき、このような世論調査の結果も強調すれば、反対はさらに少なくなるのではないかと私は期待している。
ツルネン マルテイ
ツルネンのホームページ
http://www.tsurunen.net/
-------------------------------
引用おわり。
ひどい事実誤認です。
週刊誌の写真でも見ましたが、現在がれきは仮置き場に整然とまとめられ、その他の地域の復興を邪魔する要因にはなっていません。
また、院内集会の話では、がれきの仮置き場は土地の低いところであり、津波対策など広大な対策の必要な土地で、すぐにどうこうする対象ではない。
他の地域の復興を先に進めればいいことです。
また、処理が5%とか7%とかいってますが、これも院内集会の話では3分の1が処理を終わっているそう。(たぶんこれは各自治体で進捗が違うでしょう)
この大田区議さんは参加していたようで、ツイートに書いてくれてます。
https://twitter.com/#!/nasurie
また、震災瓦礫の総量は、神戸の大震災の時とほぼ同じ。
神戸の時は「全国にばらまく」などと言うことは全く問題にならず、地元ですべて処理しました。
人口の多い地域と、過疎地のちがいが処理能力の違いになるのはたしかですが、ならよけい、高性能処理場を現地につくり、環境保全と復興と雇用創設を「そこで」したらいい。
全国にばらまく金があったら、1銭でもおおく、現地でつかってあげればいいのです。
-----------------------------
ツルネンさんはこんなこといってます。
>全国的な世論調査でも、汚染されていない瓦れきを受け入れることには8割以上の国民が賛成している。
汚染されていない瓦礫は、ないのですよ、ほぼ。
ここ神奈川でも、焼却灰、焼却汚泥から大量の放射性物質が検出されています。
同じ程度に距離を置く岩手でも同じ。
すでに焼却を始めた山形では、高い汚染地帯の福島市よりも放射性物質のフォールアウトが多い。
http://mercury7.biz/archives/15713
むしろ、「全国でがれきをもやすこと」には9割程度が反対しています。
自民のアンケートですが、これの2段目ね。
http://www.jimin.jp/voice/yn_voice/list.html
嗚呼。。。。。
無知ばっかり。
あるいは金の亡者。
民主党から議員になっている悲しさよ、こんな質問を国会でしているようです。
要は、「全国へのがれき受入を法律で義務づけるべき」
先日の院内集会?によると、その多くが事実の誤認(または歪曲)によるらしいのを、ぜんぜん知らないのか無視しているのか。。
これ、返信送った方がいいですかね。
面倒だけど。。。
以下、一部抜粋編集して引用。
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ツルネンメルマガNo:532
「東日本大震災の瓦れき処理を全国で分担すべき」
3月19日に行われた「行政監視委員会」において、「瓦れき処理を地方自治体に法律で義務付けるべき」という主旨の質問を、参考人として出席した東京大学大学院政治学研究科の森田朗教授に行った。その質問概要は以下の通り:
「今月、政府は地方自治体に、瓦れき処理の受け入れ要請を促したが、これは強制ではなくお願いであり、応じてくれる地方自治体が少ないのが現状だ。
今回のような大量瓦れきの受け入れを、もし法律で定めることができれば、その処理がもっと早く進むはずだ。
森田参考人の見解を聞かせていただきたい。」
森田参考人の答弁概要は以下の通り:
「私は、基本的にはまず要請をすべきだと思う。それで問題が解決しない場合には、法律によってそれを義務付けるということもあり得る。」
つまり、政府からの要請に十分な効果がなければ、法律で義務付けることも地方分権の理念に相反するものではないということだった。
実は、3月16日に発表された野田総理による瓦れき処理に関する「広域的な協力の要請」も、
「東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関する特別措置法第6条1項」
に基づく要請であり、これに応じるかどうかは地方自治体の判断に任されていて、実施すべき義務はない。
それでも、かなり多くの都道府県や政令都市でその要請に応じる動きが始まっていることは嬉しいことである。
「国は、災害廃棄物に係る一時的な保管場所及び最終処分場の早急な確保及び適切な利用等を図るため、特定被災地方公共団体である市町村以外の地方公共団体に対する広域的な協力の要請及びこれに係る費用の負担(中略)必要な措置を講ずるものとする。」
(東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関する特別措置法第6条1項)
この要請を政府がもっと早く行うべきだったと私は思う。
なぜなら、瓦れき処理が、大震災から1年過ぎた現在でもほとんど進んでいないのが現状だからである。
いまだに岩手、宮城、福島3県で生じた瓦れきのわずか7%しか処理されていない。
瓦れきの量は余りにも膨大で、岩手県で通常の一般廃棄物排出量の約11年分、宮城県では約19年分となっている。
これらの廃棄物処理が復旧復興の大前提であるにもかかわらず、被災地の県だけでは処理能力が大幅に不足していることは明らかで、従ってその処理をどうしても全国の地方自治体で分担しなければならない。
今回の要請は、岩手県と宮城県の瓦れきについての要請で、福島県の瓦れきは対象になっていない。
岩手や宮城からの瓦れき受け入れにも反発する住民がいるが、その数は非常に少ない。
全国的な世論調査でも復旧復興を支援するために、汚染されていない瓦れきを受け入れることには8割以上の国民が賛成している。
自治体が受け入れを住民に説明するとき、このような世論調査の結果も強調すれば、反対はさらに少なくなるのではないかと私は期待している。
ツルネン マルテイ
ツルネンのホームページ
http://www.tsurunen.net/
-------------------------------
引用おわり。
ひどい事実誤認です。
週刊誌の写真でも見ましたが、現在がれきは仮置き場に整然とまとめられ、その他の地域の復興を邪魔する要因にはなっていません。
また、院内集会の話では、がれきの仮置き場は土地の低いところであり、津波対策など広大な対策の必要な土地で、すぐにどうこうする対象ではない。
他の地域の復興を先に進めればいいことです。
また、処理が5%とか7%とかいってますが、これも院内集会の話では3分の1が処理を終わっているそう。(たぶんこれは各自治体で進捗が違うでしょう)
この大田区議さんは参加していたようで、ツイートに書いてくれてます。
https://twitter.com/#!/nasurie
また、震災瓦礫の総量は、神戸の大震災の時とほぼ同じ。
神戸の時は「全国にばらまく」などと言うことは全く問題にならず、地元ですべて処理しました。
人口の多い地域と、過疎地のちがいが処理能力の違いになるのはたしかですが、ならよけい、高性能処理場を現地につくり、環境保全と復興と雇用創設を「そこで」したらいい。
全国にばらまく金があったら、1銭でもおおく、現地でつかってあげればいいのです。
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ツルネンさんはこんなこといってます。
>全国的な世論調査でも、汚染されていない瓦れきを受け入れることには8割以上の国民が賛成している。
汚染されていない瓦礫は、ないのですよ、ほぼ。
ここ神奈川でも、焼却灰、焼却汚泥から大量の放射性物質が検出されています。
同じ程度に距離を置く岩手でも同じ。
すでに焼却を始めた山形では、高い汚染地帯の福島市よりも放射性物質のフォールアウトが多い。
http://mercury7.biz/archives/15713
むしろ、「全国でがれきをもやすこと」には9割程度が反対しています。
自民のアンケートですが、これの2段目ね。
http://www.jimin.jp/voice/yn_voice/list.html
嗚呼。。。。。
無知ばっかり。
あるいは金の亡者。
<原発防災強化>「寝た子を起こすな」保安院
2012年3月17日 日常 コメント (7)久しぶりに更新。
これは面白いというか。
保安院と言うところは、国民は原発の危険性について「寝た子」だという認識だったということですね。
そして、自分らの(政府の)作為で「起こしてしまう」つまりは「認識させてしまう」から、それはやめろと。
国民の安全を犠牲にしてでも、「安全神話」の安泰を図る。
ろくでもない人たちです。
-----------------------------
もっといえば、彼らは国民を「寝かす」のがメインの仕事だったのでしょう。
いまもそう。
安全キャンペーンを貼っているのは、まだ寝かしつけることが可能だと思っている証拠。
そして多くの国民が、素直に寝ています。
「食べて応援」「福島産品を食べないのは地元イジメ」と声高に叫ぶ人たちは、眠らされています。
---------------------------
(瓦礫処理について)
いま震災の放射能汚染したがれきを全国で燃やせ、と国がごり押ししています。
被災自治体の長からも、「地元に置いて置いて問題はない」
「ここに補助金を付けて燃やせば?」
といっているのに。
筋から言っても、瓦礫処理に多くの予算をつけてお金を出して自治体に引き受けさせるなら(今そうしています)、
そのお金を使って被災地に処理工場を造ればいい。
放射能瓦礫をもやしても環境負荷がないような施設をつくれたら、それはそれは巨大な予算になるでしょう。
それだけの金を地元に落とすことこそが、復興になるじゃないですか。
地元に雇用もできる。
今後も大きな施設を生かして広域処理で引き受ける側になるなら、継続的に他自治体からお金が入る。
被災自治体にですよ。
そういう声があっても無視して、各地にゴミをばらまいて燃やさせたいのは。
わたしは、癌その他、放射能関連疾患と死亡率の地域差を薄めて、将来の因果関係立証を難しくさせて、国家賠償を逃れるのがいちばんの目的なのじゃないかと思ってます。
そんな荒唐無稽な、と思うかも知れないが、彼らがIAEA基準導入を渋った理由が、直接的なお金のこととかではなく、国民意識に与える影響を怖れたから、寝た子を起こすことになるから、というなら、
こういう迂遠に見える目的でいまから瓦礫をばらまくのも、しかねない人たちだと。
---------------------------
この国はろくでもない。
戦後60年たっても、大きな変化はなかったのかもしれません。
ほんとうに、ろくでもない人間が跋扈する国です。
-----------------------------
以下引用
<原発防災強化>「寝た子を起こすな」保安院
毎日新聞 3月16日(金)19時44分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120316-00000082-mai-soci
拡大写真
経済産業省=須賀川理撮影
原発事故の防災対策強化に経済産業省原子力安全・保安院が06年に反対した問題で、当時の広瀬研吉保安院長(現内閣府参与)が強化に着手した内閣府原子力安全委員会の委員に対し、「寝た子を起こすな」と反対していたことが16日、安全委への取材で分かった。保安院の組織的な関与が明らかになった。
【原発と防災】国内の商業用原発で想定されている地震と津波
保安院は06年5月24日、原子力政策について意見交換する定例の昼食会を安全委員長室で開催。保安院側は広瀬氏や前院長の寺坂信昭次長(当時)ら、安全委側は安全委員5人らが出席した。
出席した久住静代委員によると、広瀬氏は、安全委が06年3月に放射性物質が大量放出される重大事故に対応するため、国の原子力防災指針の見直しに着手したことについて、「臨界事故(茨城県東海村、99年)を受けてせっかく防災体制がまとまった。なぜ寝た子を起こすんだ」と厳しい口調で批判したという。
これに、安全委側は、原発から半径3~5キロにPAZ(予防防護措置区域)を設定するなど、02年に国際原子力機関が定めた新たな国際基準の導入意向は変わらないと伝えた。保安院はその後、安全委事務局に対し、文書や電子メールで導入凍結を再三要求。結果的に導入は見送られた。
枝野幸男経産相は16日の閣議後記者会見で「間違いなく一種の安全神話に乗った姿勢だった。反省すべきだ」と述べ、経緯を検証する意向を示した。【比嘉洋、西川拓】
これは面白いというか。
保安院と言うところは、国民は原発の危険性について「寝た子」だという認識だったということですね。
そして、自分らの(政府の)作為で「起こしてしまう」つまりは「認識させてしまう」から、それはやめろと。
国民の安全を犠牲にしてでも、「安全神話」の安泰を図る。
ろくでもない人たちです。
-----------------------------
もっといえば、彼らは国民を「寝かす」のがメインの仕事だったのでしょう。
いまもそう。
安全キャンペーンを貼っているのは、まだ寝かしつけることが可能だと思っている証拠。
そして多くの国民が、素直に寝ています。
「食べて応援」「福島産品を食べないのは地元イジメ」と声高に叫ぶ人たちは、眠らされています。
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(瓦礫処理について)
いま震災の放射能汚染したがれきを全国で燃やせ、と国がごり押ししています。
被災自治体の長からも、「地元に置いて置いて問題はない」
「ここに補助金を付けて燃やせば?」
といっているのに。
筋から言っても、瓦礫処理に多くの予算をつけてお金を出して自治体に引き受けさせるなら(今そうしています)、
そのお金を使って被災地に処理工場を造ればいい。
放射能瓦礫をもやしても環境負荷がないような施設をつくれたら、それはそれは巨大な予算になるでしょう。
それだけの金を地元に落とすことこそが、復興になるじゃないですか。
地元に雇用もできる。
今後も大きな施設を生かして広域処理で引き受ける側になるなら、継続的に他自治体からお金が入る。
被災自治体にですよ。
そういう声があっても無視して、各地にゴミをばらまいて燃やさせたいのは。
わたしは、癌その他、放射能関連疾患と死亡率の地域差を薄めて、将来の因果関係立証を難しくさせて、国家賠償を逃れるのがいちばんの目的なのじゃないかと思ってます。
そんな荒唐無稽な、と思うかも知れないが、彼らがIAEA基準導入を渋った理由が、直接的なお金のこととかではなく、国民意識に与える影響を怖れたから、寝た子を起こすことになるから、というなら、
こういう迂遠に見える目的でいまから瓦礫をばらまくのも、しかねない人たちだと。
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この国はろくでもない。
戦後60年たっても、大きな変化はなかったのかもしれません。
ほんとうに、ろくでもない人間が跋扈する国です。
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以下引用
<原発防災強化>「寝た子を起こすな」保安院
毎日新聞 3月16日(金)19時44分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120316-00000082-mai-soci
拡大写真
経済産業省=須賀川理撮影
原発事故の防災対策強化に経済産業省原子力安全・保安院が06年に反対した問題で、当時の広瀬研吉保安院長(現内閣府参与)が強化に着手した内閣府原子力安全委員会の委員に対し、「寝た子を起こすな」と反対していたことが16日、安全委への取材で分かった。保安院の組織的な関与が明らかになった。
【原発と防災】国内の商業用原発で想定されている地震と津波
保安院は06年5月24日、原子力政策について意見交換する定例の昼食会を安全委員長室で開催。保安院側は広瀬氏や前院長の寺坂信昭次長(当時)ら、安全委側は安全委員5人らが出席した。
出席した久住静代委員によると、広瀬氏は、安全委が06年3月に放射性物質が大量放出される重大事故に対応するため、国の原子力防災指針の見直しに着手したことについて、「臨界事故(茨城県東海村、99年)を受けてせっかく防災体制がまとまった。なぜ寝た子を起こすんだ」と厳しい口調で批判したという。
これに、安全委側は、原発から半径3~5キロにPAZ(予防防護措置区域)を設定するなど、02年に国際原子力機関が定めた新たな国際基準の導入意向は変わらないと伝えた。保安院はその後、安全委事務局に対し、文書や電子メールで導入凍結を再三要求。結果的に導入は見送られた。
枝野幸男経産相は16日の閣議後記者会見で「間違いなく一種の安全神話に乗った姿勢だった。反省すべきだ」と述べ、経緯を検証する意向を示した。【比嘉洋、西川拓】
けだし正論です。
コピーしようと思ったけど、登録が必要なので、各自登録して読んでいただければと思います。
http://diamond.jp/articles/-/16178
なぜ東電・経団連・財務省は反対するのか
東電国有化を巡る非常識な主張
----------------------
東電の反対に対してはこう切っています。
(以下引用)
東電は昨年段階で国の支援がなかったら債務超過で潰れていたのです。それなのに社員の給料は2割しかカットしないしボーナスまで払っていること自体異常です。
かつ、電力について今達成すべき目標は民間の経営では実現不可能ですし、民間の頑張りに期待する余裕もないのです。
それなのに未だに民間に拘っているというのは、東電がまだ勘違いと身勝手を続けている証左です。
(引用終わり)
経団連にはこう。
(以下引用)
経団連の米倉会長の「国有化というのはとんでもない勘違い」、「国有化で良くなった企業はない」というとんでもない発言です。この発言こそが勘違いそのものです。
(中略)
経団連自体、そして米倉会長の親元の企業がずっと東電と親密な関係を維持してきたこともありますが、どうもそれ以上に東電の根回しが大きいようです。関係者の間では、経団連の事務方は米倉会長に今回のような発言内容はいっさい振り付けていないのに、東電の勝俣会長から米倉会長に直接根回しが行われていたらしいという噂が流れています。
(引用終わり)
財務省はこう。しかしなんで財務省が反対するの?
(以下引用)
関係者の話では、財務省の本音は、民主党には枝野大臣など人権派のポピュリストが多いので、一時国有化すると電気料金の値上げをさせないで、その分をすべて財政負担に回されかねないことを恐れているようです。
(引用終わり)
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日本は舵を取る力を持つ人がいないんでしょうか。
こんな連中のエゴ丸出しの意見を延々調整しないといけないんでしょうか。
コピーしようと思ったけど、登録が必要なので、各自登録して読んでいただければと思います。
http://diamond.jp/articles/-/16178
なぜ東電・経団連・財務省は反対するのか
東電国有化を巡る非常識な主張
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東電の反対に対してはこう切っています。
(以下引用)
東電は昨年段階で国の支援がなかったら債務超過で潰れていたのです。それなのに社員の給料は2割しかカットしないしボーナスまで払っていること自体異常です。
かつ、電力について今達成すべき目標は民間の経営では実現不可能ですし、民間の頑張りに期待する余裕もないのです。
それなのに未だに民間に拘っているというのは、東電がまだ勘違いと身勝手を続けている証左です。
(引用終わり)
経団連にはこう。
(以下引用)
経団連の米倉会長の「国有化というのはとんでもない勘違い」、「国有化で良くなった企業はない」というとんでもない発言です。この発言こそが勘違いそのものです。
(中略)
経団連自体、そして米倉会長の親元の企業がずっと東電と親密な関係を維持してきたこともありますが、どうもそれ以上に東電の根回しが大きいようです。関係者の間では、経団連の事務方は米倉会長に今回のような発言内容はいっさい振り付けていないのに、東電の勝俣会長から米倉会長に直接根回しが行われていたらしいという噂が流れています。
(引用終わり)
財務省はこう。しかしなんで財務省が反対するの?
(以下引用)
関係者の話では、財務省の本音は、民主党には枝野大臣など人権派のポピュリストが多いので、一時国有化すると電気料金の値上げをさせないで、その分をすべて財政負担に回されかねないことを恐れているようです。
(引用終わり)
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日本は舵を取る力を持つ人がいないんでしょうか。
こんな連中のエゴ丸出しの意見を延々調整しないといけないんでしょうか。