「死んでも尽くすは日本の兵」という歌を思いだしたのは、本のこんな記述からです。

「船が爆撃されたとき、弾薬庫に火がまわらないように弾薬庫には水を入れることになっているが、とある少尉が弾薬庫に注水しようとしたら、注水バルブはすでに開かれていて、その上に黒こげの下士官の死体が覆い被さっていた」

黒こげでバルブまで移動できるはずもないのに、その死体は、気力だけで自分の(死んだ)体を動かして、注水バルブを開けたのか、と少尉はおどろいた、と。

そんな感慨の後に、その死体は○○という名の上等兵曹だったのを思いだした、と。

私が書くとあれですが、見た人のリアルな気持ちが伝わってきました。
瀕死の状態でその兵曹はバルブをあけ、開いたところで力つきたんでしょう。そこまでするか。そこまでしたのが日本の兵だと。
死んでも尽くすと。


-------------------------
よくいわれることに、日本軍は兵士と下層の士官は勇敢で優秀だが、将は三流だというのがあります。

もう、もろにそう思える戦いだらけです。
あの戦争。

その結果を、我々もこうむっている。
TPPしかり、その他何でも、アメリカの意向に逆らう政権はないんですから。
そんな政権作れない。
そういうのを目指そうとしたら、つぶされるから。


日本は未だに、長い長い占領、もとい間接支配の下にいるんですよね。

そのときの戦勝国の。

それを我々は感じることなくいままでやってきた。
バブルの頃なんて、日本すげーと本気で思ってた節があるでしょう。

共産党の諸君だって、「安保をやめて自主的な国に」とかいいつつ、それが絵空事とまでは思ってなかったでしょう。
本気で安保やめられると思ってた。。。んではないか。

誰もアメリカこえええ~~~、とか思ってなかった。
甘ちゃんもいいところだったんだなあと思います。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年4月  >>
303112345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930123

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索