20キロ圏内は動物の地獄。その外もか?
2011年4月23日 日常 コメント (4)家畜への対応悩む 酪農・畜産家ら国に判断迫る
東京電力福島第1原発の半径20キロ圏内が警戒区域となることに伴い、20キロ圏内で家畜を飼育している酪農・畜産農家は「飼っている家畜をどうすればいいのか、早急に決めて」と国や県に対し悲痛な叫びを上げている。
二本松市を拠点に7農場を経営する「エム牧場」は21日現在、原発から14キロ地点の浪江町の農場で和牛約300頭を飼育している。原発事故の影響で、和牛は全て牛舎から出して放し飼いにしているが、同市から3日に1度、農場に通い飼料を与えてきた。
村田淳社長(56)は「家畜だって命がある。畜産家として最後まで牛を見捨てたくはない」と飼育を続ける意向だが、警戒区域となってからは農場へ立ち入りできない状況に。「元気な牛が飼料を待っているのにどうにもできない。国や県は早く方向性を示すべきだ」と語気を強めた。
(2011年4月22日 福島民友ニュース)
http://www.minyu-net.com/news/news/0422/news9.html
家畜1頭ごと検査へ 20~30キロ圏放射線量
県は21日、福島第1原発から半径20~30キロ圏内で飼育している家畜について、1頭ごとにスクリーニング検査し、放射線量が10万cpm以下と確認できれば圏外への移動が可能との方針を示した。同日郡山市で開かれた双葉郡8町村の第3回連絡調整会議で明らかにした。家畜の具体的な移動先や移動時期は示されず、各市町村の畜産担当者から「早急に移動させてほしい」「いつになったら具体的な話が分かるのか」などと不満の声が上がった。
計測値が10万cpmを超えた場合は除染後に再検査を実施。飼料は原発事故前に収穫した牧草など、飲料水は湧き水や流水を避け、貯水槽にふたをしたものを与えていたかを確認の上、移動の際に飼養管理チェック表、移動管理台帳を作る。また、乳牛、繁殖雌牛はヨーネ病、牛白血病の衛生検査も併せて実施する。と畜された食肉は、県が定期的なモニタリング調査の対象とし、市町村ごとに初回出荷牛の複数頭のモニタリング調査を行う。
(2011年4月22日 福島民友ニュース)
http://www.minyu-net.com/news/news/0422/news3.html
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ほんとうなら、10キロ以内でも「牛も連れて行け!」
と強情を張る酪農家がいたってよかった。
地獄ですよ、写真を見たら。
飼い主が捨てていった動物の生き地獄。
警戒区域化でさらに地獄を作らねばならない酪農家の方々。
そして、これから人を動かす計画避難地域。
ここではぜひ、酪農家、肉牛飼育家の方々、
動物のために強情を張ってください。
移送先が決まるまでは動かないぞと。
あなたの手塩にかけた牛じゃないですか。
「連れて行け」と主張してください。
本当ならできれば全頭。
守ってやってください。
東京電力福島第1原発の半径20キロ圏内が警戒区域となることに伴い、20キロ圏内で家畜を飼育している酪農・畜産農家は「飼っている家畜をどうすればいいのか、早急に決めて」と国や県に対し悲痛な叫びを上げている。
二本松市を拠点に7農場を経営する「エム牧場」は21日現在、原発から14キロ地点の浪江町の農場で和牛約300頭を飼育している。原発事故の影響で、和牛は全て牛舎から出して放し飼いにしているが、同市から3日に1度、農場に通い飼料を与えてきた。
村田淳社長(56)は「家畜だって命がある。畜産家として最後まで牛を見捨てたくはない」と飼育を続ける意向だが、警戒区域となってからは農場へ立ち入りできない状況に。「元気な牛が飼料を待っているのにどうにもできない。国や県は早く方向性を示すべきだ」と語気を強めた。
(2011年4月22日 福島民友ニュース)
http://www.minyu-net.com/news/news/0422/news9.html
家畜1頭ごと検査へ 20~30キロ圏放射線量
県は21日、福島第1原発から半径20~30キロ圏内で飼育している家畜について、1頭ごとにスクリーニング検査し、放射線量が10万cpm以下と確認できれば圏外への移動が可能との方針を示した。同日郡山市で開かれた双葉郡8町村の第3回連絡調整会議で明らかにした。家畜の具体的な移動先や移動時期は示されず、各市町村の畜産担当者から「早急に移動させてほしい」「いつになったら具体的な話が分かるのか」などと不満の声が上がった。
計測値が10万cpmを超えた場合は除染後に再検査を実施。飼料は原発事故前に収穫した牧草など、飲料水は湧き水や流水を避け、貯水槽にふたをしたものを与えていたかを確認の上、移動の際に飼養管理チェック表、移動管理台帳を作る。また、乳牛、繁殖雌牛はヨーネ病、牛白血病の衛生検査も併せて実施する。と畜された食肉は、県が定期的なモニタリング調査の対象とし、市町村ごとに初回出荷牛の複数頭のモニタリング調査を行う。
(2011年4月22日 福島民友ニュース)
http://www.minyu-net.com/news/news/0422/news3.html
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ほんとうなら、10キロ以内でも「牛も連れて行け!」
と強情を張る酪農家がいたってよかった。
地獄ですよ、写真を見たら。
飼い主が捨てていった動物の生き地獄。
警戒区域化でさらに地獄を作らねばならない酪農家の方々。
そして、これから人を動かす計画避難地域。
ここではぜひ、酪農家、肉牛飼育家の方々、
動物のために強情を張ってください。
移送先が決まるまでは動かないぞと。
あなたの手塩にかけた牛じゃないですか。
「連れて行け」と主張してください。
本当ならできれば全頭。
守ってやってください。
コメント
本当に・・・映像を見て辛く成りました。
せめて・・放してあげて欲しい。
其れなら餌を自由に食べに行けるから。
牛とかは話しても余り危険が無いように思います。
ええ、ほんとにつらいですね。。。
そう、せめて放してあげて欲しい。
それでも、ですけれどね。。。
ほんとうに、なんでこんなことになったのか。
やるせない思いでいっぱいです。
その副島さんが、4/24現在、現地の動物たちのことを、心底悲しがっておられます。良かったら副島隆彦の学問道場の「気軽にではなく重たい気持ちで書く掲示板」の[486]を読んでみてください。
しかし、それにしても、現地に入った副島さん(危険の中に飛び込んでいくのだから、良い意味でキチガイですわ。こんなキチガイが日本にいて本当に良かったと思います。)の意見と、政府の対応とが、微妙に違うのがとても気になります。
現地の線量はずっと下がってきているんです。確かに余震が来たら大変な事になるかも知れませんし、爆発した当日はかなりの量の放射性物質が出たでしょうけれども、いまは下がってるようなんです。
このあたりのことが僕にはよくわかりません。何かすごくおかしい気がします。副島さんの仮説は仮説として聞いておくにしても、ちょっといろいろ多様に見ておかないと足元をすくわれてしまう気もしています。