共産党が演説しているところに行き会いました。

いわく「労働者の皆さん」「庶民の皆さん」

でも、聞いてるのは、スーツを着たビジネスマンばかり。
たまにぱらぱら拍手もあったけど。。。。

たぶん、スーツの(といっても上着は脱いでるけど)みなさん、自身を
「労働者」
だとか
「庶民」
だとか思ってる人、かなり少ないのでは?
というか、あまり自己をなにか、なんて規定することないと思うけど、あらためて「労働者のあなた」といわれて、
すぐしっくり納得できる人、少なかろうなあと感じました。

彼ら的にイメージする「労働者」や「庶民」は。。。

赤旗チラシの挿絵にでてくるような
「ブルーカラーの工員」
とか
「ダイコンもって売り声あげてる八百屋のおやじ」
みたいなのじゃなかろうか?

きっと「俺に呼びかけてる」と感じる人は、少なかろう。。。

彼らは、「サラリーマンのみなさん」「ビジネスマンのみなさん」と呼びかけられてはじめて、
「ああ俺に呼びかけてるんだな」と感じるのでは?

それをしてるのは、たぶん「みんなの党」だったりするわけで。。。。




でもさ。。。

こちらの「みんなの党」の候補の方、東大出てJPモルガンにつとめて、取締役までいった方、だそうで、
そんじょそこらの日本の大企業(それこそ、新橋あたりにオフィスを構えている)で課長だとか言ってる人とは、たぶん収入の額が「ケタ」で違ってただろう方。。。。

そして、ランチを食べに上着をオフィスにおいて新橋駅頭あたりをうろついているサラリーマンの方々と、
ほんとに「ビジネスマン(実業家)」といわれるような方(そのみんなの党の候補者の方みたいなの)とは、
やはり違うはずで。。。。

食事するところも、使う交通機関も。

なんといいますか、そんないろんなギャップを、
感じるランチタイムでございましたことよ。





コメント

yasai
2010年7月3日8:32

本当の事をキチンと言って、書くと、「偉くなりたい。自分のポストが心配。夢を見させて。」と思っている人に 通じない事が多いですね

どん太
2010年7月3日13:02

yasaiさま

ええ、ほんとにそう!

「俺って労働者じゃん」と自己規定するのは、夢を見てこそ働き続けることができるサラリーマンには、絶対できない相談でしょうね。

政党も、そういうことがわかってスピーチかけばいいのに。。。

お日様だいすき
2010年7月9日7:02

自分が何物であるのかを自覚することから変わるのでしょうが、自分が何物であるのかを知るすべが無い。と言うか、騙されているほうが楽なんでしょうか・・・。自分が惨めな踏み付けにされる矮小化された存在であると言う姿を鏡に見ることが恐ろしいのです。

どん太
2010年7月9日13:23

お日様だいすきさま

>騙されているほうが楽なんでしょうか・・・。

ええ、そうだと思います。
それが、yasaiさんのおっしゃった「夢を見させて」ということだと思います。


>自分が惨めな踏み付けにされる矮小化された存在である

いやもう、庶民なんてこれそのものなんですけどね。
もちろん自分含めて。。。

嗚呼。。

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