ビオデナミ

ビオ（オーガニック）ワインには「ビオロジカ」と「ビオデナミ（バイオダイナミック）」のふたつがあって、

ビオデナミ、のほうは「主体ナー思想、じゃない（これじゃチュチェ思想だ）シュタイナーの思想の何チャラかチャラがなんとかで。。。」と能書きがつくのですが、

あんまり興味もないので放置してたら、次の文章をどこかでちら見しまして。。。


「馬の糞は木にいい。ひひーんといって上を向くから。豚の糞は根にいい。いつも下を向いてるから」

とかいう理論に基づいてやってるのだそうな。。。


ひとこと、傲慢かましてよかですか？



アホか！！！！！！！！！！！！！！




こんなの本気で信じてる連中、やっぱりおかしい。


まあ、無農薬、無化学肥料でやってくれてる分にはそれ以上いいませんが。。。


でもどこか、「マクロビ」をへんてこりんに信じてる人たちに通じるなあと思う面もあります。

マクロビも、変にたべものの陰陽をきめつけ、そこまではいいとして
「陰のものを避ける」にやっきになってたりする。

ほんとに中国の陰陽の思想を地でいくなら、陽にもかたよってはいけないはずで（中国の陰陽五行思想では、中庸を最上とします）、めったやたらに陽を増やすというやり方は、忌避すべきなのに。。

だいたい、陽だけになったら、男だらけのホモホモ世界といっしょですわ。

しかも、農薬を陰ときめつけたわりに、「農薬使っててもいい」とか、妥協しすぎだし。

強い陽を薄めるために陰をつかう、ということで農薬ＯＫといってるなら、ファクタをすべて陰と陽に分けることの思考停止状況がやはり悪く出てる。。。

その手のへんてこな信仰と、へんてこな妥協の産物になってなければいいんですけどね。

ビオデナミのワインも。。