ディクシー・チックス シャラップ・アンド・シング見ました
ディクシー・チックス シャラップ・アンド・シング見ました
ディクシー・チックス シャラップ・アンド・シング見ました
ディクシー・チックスはこんな感じ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9

何せ楽天は古い物ならすぐ来るので、数年前の物を中心に見ています。

「デキシーのかわいこちゃん」という名前のこの女子バンドは、全米でアルバム売り上げNO.1になるようなグループだそうで。。

こちらに伝わってこないのは、ジャンルがこちらの「演歌」のような、「カントリー」だから。。でしょうか。

氷川きよしのアルバムが米国で売り上げ好調、なんて聞きませんしね。

わたしこのバンドも、逸話も、、マイケルムーアのTV番組(のDVD)を見るまで、知りませんでした。

騒動は、ブッシュがイラクに攻撃開始したとき、
「大統領が同郷ではずかしいわ」とボーカルの女性がコンサートで発言したことがきっかけ。
ファン層(ほとんどがごりごりの保守層)の大反発を招き、セールスは激減、ラジオ局はリスナーの脅迫をうけていっせいに彼女らの歌の放送自粛。。。

放送自粛なんて、いまわのきよしろーおじちゃんのときくらいしか、きいたことありませんわ。

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ファン達の怒りはすさまじかったです。
「お前達は黙って歌だけ歌ってりゃいいんだ(シャラップ、アンド、シング)」と。。。


彼女ら、とくにボーカルの女性には、殺人予告まできたそうで。。。

殺人予告を受けた女性(ナタリー)が、占い師に「私大丈夫?」なんてきいてるのが、いかにも女の子らしくてかわいかったです。


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それから数年、彼女らはくるしい時期を過ごすのですが、
元気に復活します。

復活の元気の源は、夫、子供(みな、その間小さい子供をもった)、メンバー、スタッフと言った仲間。。。

いいですね。
友がある、家族があるというのは。

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それはともかく。

もともと彼女らは、別段政治的な人たちじゃありません。

「ブッシュが同郷で恥ずかしい」発言だって、
戦争をきらう女性なら、あの開戦の時点でそう思う人は、米国にも普通に存在したでしょう。
そういう「ふつうのひとの気分感情としての発言」だったのですが、あそこまで叩かれ、干された。。。

わたしは素朴に、「米国は日本よりも、言論の自由(フリースピーチ)が可能な国」
「だから、政治的な発言をする芸能人も日本より多くて当たり前」
くらいに思っていたのですが。。

とんでもないのですね。

言論を抑圧する「事実上の」圧力というのは、すさまじいです。
勿論それはこの国にはもっとすさまじくあるのだけれど。


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そういえば、彼女らを排撃する保守層の国民が

「連中はフランスへ行け」

というプラカードをもっていました。

そう。

フランスなら、もっとフリースピーチはしっかり、強く、元気に存在しているのでしょう。

マイケルムーアの番組でもありましたっけ。

「なんでこの国(米国)は、フランスについてネガティブなイメージを植え付けるキャンペーンをはってるんだろう。
そうか、国民がフランス好きになって、フランス人のように暮らしたいと考えたら、困るからか」

って。

フランス語できたら、あの国にすみたいな~~。

一度だけあの地を踏んだけれど、そのときはいきなり駅に降り立って(うっかりロンドンからユーロスターに乗っちゃった)、
「出口が分からない~~~。ソルティエって何~~?」
からはじまり、
地下鉄を乗り継いでも
「シャンプス・エリゼーってとこしかない~~。
シャンゼリゼに行きたかったのに~~」

でしたから。。。なにをかいわん。

元気になって長時間の飛行機搭乗が可能になったら、フランス語を少しは勉強した上で、遊びに行きたいですね。









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