よいニュースです。

この障害者自立支援法というのは、自立を支援することなく、あたかも障害者が自立しているかのように扱い、福祉サービス利用に自己負担を課すという、すごい天下の悪法でしたが。。。

これが廃止できるのも、民主になってくれたお陰。。

ああよかった。。。

でもこういう数の力のごり押し、地元でもやられそうなので、、、、
理性の声が届くようになるのは、というか、ほんとに民主的運営というのができるようになるのは、とってもとっても難しいのだなあと。。

これは理性の声よりも、財政負担を弱者(とりやすいところ)からふんだくることで軽くしようと言う、財布と力の論理が通った例ですよね。



以下引用。。
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 埼玉県内の障害者ら12人が国などを相手取り、障害者自立支援法による自己負担の取り消しなどを求めた訴訟の口頭弁論が24日、さいたま地裁(遠山広直裁判長)であり、同法廃止などを盛り込み、長妻厚生労働相と全国原告団による今年1月の基本合意を確認し、和解が成立した。


 違憲訴訟は全国14地裁(原告計71人)に提訴されたが、和解は初めて。

 和解内容は、同法を廃止し、2013年8月までに新たな総合的福祉制度を定めることのほか、〈1〉国は、障害者の意見を十分に踏まえず、障害者や家族らに混乱と悪影響を招いたことに反省の意を表明する〈2〉新制度の制定には、障害者が参加して十分に議論する――など。原告側は自己負担分の損害賠償を放棄するとしている。

 原告側は、福祉サービスを利用した障害者に原則1割の自己負担を求める同法は、生存権を保障した憲法に反すると主張していた。

 残る13地裁でも順次和解し、4月21日の東京地裁ですべての訴訟が終わる見通しとなっている。

(2010年3月24日12時17分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100324-OYT1T00557.htm?from=main4

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引用終わり。

この件に限らないのですが、
「弱者」になったら、ほんとに最後だなと。

わたしは病気で弱者。。
弱者の声は、道理があっても通りません。

弱者でなければ、いくら弱者を虐める悪政がはびこっても、
自分はなにも痛みを感じずに生きていられる。

「幸せに生きる」ためには、最低限、「弱者にならない」ということが必要なのだなとつくづく思います。

他者を弱者に追い込んででも、自分が弱者にならないようにしないと、ね。。

それができない正義漢から、どんどん弱者化していくような気もしますわ。。


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