家にずっといる&わりとハナが安定なので、楽天から来た「イン・ハー・シューズ」と「シッコ」みました。

シッコよかったです!
米国の医療がどうなってるのか。すごくわかる。

(米国は健康保険制度がありません。保険が欲しければ、民間の保険会社の保険に加入するだけ。もちろん任意。)

そして、なぜそんな機能不全な制度が、いまだにつづいているのか。
またそれを国民が「支持」しつづけている(かのようにみえる)のかも。

シッコはこんな感じ

http://www.youtube.com/watch?v=pGWpVEg3JcE

字で読みたい方はこっち
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%B3

ヘルスケアが民間の保険会社にまかされている米国では、
貧困層は保険に入れない。
傷も自分で縫って治す。

また、私のように既往症のある人間も、入れない。
でぶも、やせも、入れない。

「健康な金持ち」のための保険でしかない。
しかも。。

保険事故(つまりけがだの病気)がおこっても、いろいろと理由をつけて、保険会社は不支給にする。
いわく「不必要」「実験的(検証されていない。EBMじゃない)」などなど。。。。

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けっこうびっくりなのは、かの国の医療費が「べらぼう」にみえること。。

中指の第一関節からさきの欠損で、縫合手術をすると600万円。
薬指だと120万円。。。。

日本だといくらなのでしょうか。

私の子宮ガンは、手術代は、3割負担で7万円強でした。

まあ、円錐切除という、簡単な手術の上に、「貧乏人のために、日帰り手術を」提供してくれる病院だった、というのもあるけれど。。。


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それと。

EBM(エビデンス・ベースト・メディシン)というのが、もしかしたら米国の保険会社に有利な考え方なんじゃないの?

という気もしてきました。

EBMという考え方は、じつはかなり慎重というか、プルーデントというかなのだけど、そのいっぽうで、遺伝子組み換え技術や原発のごみの再処理なんかは、平気でとてもプルーデントとはいえない、リスク許容度の高い政策になっている。。。

EBMという考え方を信奉することは、保険支出を控えたい保険会社や、日本の保険制度には合致するかも知れないけれど、治療を求める患者にとっては、敵といってもいい考え方なんじゃないか。

そんな気がしました。

コメント

べらじお
べらじお
2010年2月2日14:11

うちの旦那、虫歯の治療に保険がきかなくって虫歯2本で3000ドル(約28万円)取られました。

どん太
2010年2月2日15:10

べらじおさま

べらじおさんには、そちらの医療事情のじっさいのところを、いろいろ教えて欲しいです!

虫歯2本で30万円。。。

しかし、フルカバーで入っていても「保険が利かない」って、頻繁にあるのでしょうか。。

なかなかすごいシステムだなあと側聞しました。。

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