依存症

2009年12月21日 日常
ミクシの方に依存症に関する記事があったので。。。

内容は下の通り。
しかし、関係依存やプロセス(行為)依存に比べて、物依存が圧倒的に強い、というのはどうかな。

物依存(タバコ、酒依存)が、その神経刺激物質に対する「身体依存」だからというのが理由のようですが、関係依存やプロセス依存でも、その最中は脳内でばかすかドーパミン、アドレナリンを作り出していて、それに依存するのですよ。

パチンコでジャンジャンバリバリでているとき(それを期待しているとき)のドーパミン量はすごいでしょうし。

わたしは若い頃恋愛依存でしたが、恋愛の対象ができたとたん、
どんよりした世界が光り輝くのを感じたことがあります。
(恋愛依存は人間関係依存のひとつです)
脳内アドレナリン、ドーパミン、あらゆる快楽物質が出続けになったのでしょう。


なので、物依存だけが「身体依存」と思ったら大間違いだし、人生を壊す破壊力の点でも、ほかの2つは、タバコや酒にまさるとも劣らない威力を発揮してます。

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人生への破壊力という点では、いちばんおとなしいのが、タバコなのかもしれません。
アルコール依存は社会から落後していきますし、ギャンブル依存も早晩、財産を失って身を落とします。

タバコ依存で社会的に成功している人は山ほどいる。。
警察、検察、株式ディーラー、作家、コンサルタント。。。
知的職業で脳にストレスかかる職業の人に、喫煙人口が多い印象がありますし。
だから排除にこれだけの抵抗がかかるのかも。。。。。


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なにへの依存であれ、根本問題は、その人の人生が思うようでない現実、の方でしょう。

その現実を変えるには、実際の変化が有効なときもあるでしょうし、
認知を変えることでことが済むこともあるでしょう。


私の恋愛依存は。。。

まずもって自分が自分を愛してない現実、を変えることでしか、
変わり得ませんでした。


そういう意味では、
>依存症を克服するには、自分が夢中となる対象を「断つ」ことも大切です。しかし、それよりもっと目を向けなければならないのは、何かに依存しなければ安定を保てなかった自分の心の問題と折り合いをつけることなのです。

という最後の締めくくりには、賛成です。

断酒会、AA(アルコホリック・アノニマス)などが採用している「飲まない」ことを目標にするのも一手法ですが。。。

飲みたい衝動がおこる原因をなんとかする作業を同時進行することのほうが、圧倒的に「依存からの脱却」を容易にします。

しかしそれは「心の問題をなんとかする」よりも「自分を取り巻くシチュエーションを変える」ほうが大きいのでは。
それがかわれば心は後からついてきますから。

AAの創始者の一人は株式ディーラー。
その人でなくてもヘビースモーカーや問題飲酒者の多い職種です。

ちまちまカウンセラーにかかるより、仕事を変える勇気の方がきっと大事だわね。






以下、引用。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1050552&media_id=77
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■最初は軽いストレス解消のつもりが……

 アルコール依存症やタバコ依存症など、最近よく「依存症」という言葉を耳にしませんか? 日ごろから習慣になっていることをやめようとすると不安やイライラが募り、いてもたってもいられない状態になるのが「依存症」の典型的な症状です。

 きっかけは、ささいなことから始まります。「ちょっとストレス解消のつもりで……」そんな軽い気持ちで始めたことが、いつしかそれがないと落ち着かなくなります。そして、手に入れられないとつらい禁断症状や絶望感が訪れるのです。

 対象に自分自身が支配され、自分をコントロールすることができなくなるのが、依存症の怖いところなのです。

■依存症は3つのタイプに分けられる

 依存症は、アルコールやタバコのように「物」に対してだけ起こるものではありません。大きく分けて、以下の3つのタイプに分類されています。

1 物に対する依存症
 アルコール依存症、タバコ依存症、薬物依存症など

2 行為に対する依存症
 買い物依存症、ギャンブル依存症、メール依存症、ゲーム依存症など

3 人間関係に対する依存症
 親依存、子ども依存、共依存など

 このうちもっとも怖いのは、アルコール依存症、タバコ依存症、薬物依存症です。なぜなら、これらは摂取しすぎると、身体にこれらの物質に対する耐性ができ、「身体依存」の状態になってしまうからです。

 他の依存症の場合、本人の意思しだいで克服することができます。しかし、「身体依存」になった場合には、一生克服することができません。たとえばアルコール依存症の場合は、断酒から何年もたった後であっても、ある晩一滴でも酒を飲んでしまえば、また際限なく酒を求める日々の繰り返しです。したがって「やめる」と決めたら、その物質を生涯断たねばなりません。

■どうして依存症になるの?

 「依存症」に関連するキーワードとして覚えておきたいのが、「ドーパミン神経」です。これは脳内に“快感”を発生させることで、“生きる意欲”を引き出す神経です。たとえば、「おいしいものを食べたい」と思う気持ちも、この神経が働いているからこそ起こるもの。私たちは、日ごろからおいしいものを食べて快感を得ることで、ポジティブな気持ちが生み出され、生命を維持しているのです。

 依存症の人も、このドーパミン神経による“快感”を得たいがために、さまざまな対象に夢中になります。しかし、強い快感を感じて興奮が強くなると、脳内にはその興奮に対して抑制する作用が働き、快感に対する「耐性」ができていきます。そのため、以前に感じた快感では満足できなくなり、「もっとほしい」「もっとやりたい」と行為をついついエスカレートさせてしまうのです。

■依存症になりやすいタイプとは?

 快感におぼれて、我を忘れてしまうことは誰にでもあることです。しかし、依存症になるまではまってしまう人と、そうでない人との違いはどこにあるのでしょう。問題は“心の底”にあることが多いのです。依存症の人は、たとえば以下のような特徴がよく指摘されます。

・自分に満足できていない
・日ごろ、強いストレスを抱えている
・信頼をよせる人(家族など)に、受け入れられていないという思いがある
・いつも孤独を感じている
・コンプレックスが強い

 つらい現状から一時でも気をそらしたいあまりに、“快感”に身をひたそうとするのが、依存症になる最初のきっかけです。つらさを忘れるために、さらに強力な快感を求めて依存していくのです。

 依存症を克服するには、自分が夢中となる対象を「断つ」ことも大切です。しかし、それよりもっと目を向けなければならないのは、何かに依存しなければ安定を保てなかった自分の心の問題と折り合いをつけることなのです。

【ストレスガイド:大美賀直子】


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