映画：「恋に落ちて」

http://www.tsutaya.co.jp/works/10000528.html

いや、楽天でつい予約リストに入れちゃっただけのことなんですが。。来たので視聴。

単純な不倫のラブストーリーです。
しかもうまく行き過ぎ。
感想は、不倫の恋をしたことがあるかどうかで
きっぱりわかれるでしょうね。
わたしはしらけぎみ。
そこまで恋する必然性が、映画の中から感じられないし。

が。
景色が素敵でした。


ＮＹにいく列車が、なにやら水辺ぎりぎりを走るのです。
護岸工事とかしないでいいの？というくらいワイルドな水辺ぎりぎり。

不倫の男が降り立った駅（彼の家がある駅）は、
なんとも雰囲気が北鎌倉なんですよね。
もっと緑が濃いけれど。

みたら「ハドソンライン」という列車だそうで。
ぎりぎりまで座席がしつらえてあり、立つ人がいることが想定されていないような車両。
基本、座って通勤なのだそうな。

この男がおりたった駅まで、ＮＹのセントラルから何分かかるのか知りませんが、通勤時間、通勤中の楽さ、そして郊外の住宅インフラのずいぶん立派なこと。。。。

インフラという面では、ほんとにアメリカに太刀打ちできないのですよね。

ここまでちがうということは、
「同じ人間」といいつつ、また「同じ都市民」「同じ郊外からの首都通勤者」といいつつ、
もはや同じ生き物としての経験は想像もつかないんでしょうね。

ＳＡＴＣばっかりみていたら、みんなあのごみごみしたＮＹ市内に住みたいのかと思ってしまうのだけどそんなこたなくて、
また、ＮＹ郊外に住むのが、ＳＡＴＣにでてくるような
投資銀行につとめる高額サラリーマンを夫にした専業主婦ばっかりでもなくて、
もちっと下のクラス（デニーロの役どころ）でも、あんな緑の濃い郊外からＮＹに通勤できるのだわね。。。。

まあうらやましいこと。