http://allatanys.jp/B001/UGC020004720091007COK00400.html

婚外子の方は夏にちょうどやったんですよね。
AO山羊せんせいで。
1票の格差の方は。。
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20090930171510.pdf

「定数配分規定は,憲法に違反しない。しかし,なお大きな不平等が存する状態であり,国会において,速やかに,投票価値の平等の重要性を十分に踏まえて,適切な検討が行われることが望まれる。」

読んだ限り、とくにつっこんだ発言とも思わなかったのですが、プロの方はそうは読まないらしくて。

>少数意見で違憲と判断した中に裁判官出身者の最高裁判事がいたことである。前者の事件では近藤崇晴裁判官

で、近藤せんせい、なんかとくにユニークな発言とも思わなかったので何も引用しなかったけど、「裁判官が違憲判断に回った」こと自体が画期、と読まないと行けないらしい。

>違憲判決を出せば、その裁判官は人事、昇格の面で不利益を被ってきているのだ

ほんとにそうですね。
でも近藤先生は再任はないので、言いたいこと言っていいじゃないですか?

と思ったら

>違憲判決を書いた裁判官を左遷させている最高裁事務総局。そこに在籍した人が最高裁長官になっているのだから、裁判官出身者の最高裁判事が違憲の反対意見を言い出せないという構図

なのだそうで。
「出せない構図」というか、事務総局につとめるくらいのメンタリティがある人は、すでにそこでスクリーニングがされていて、違憲判断など出すわけがない指向性の持ち主が判事になってるのだ、ということなんでしょう。


>8月の国民審査で、「合憲」判断した裁判官の不信任率が他の裁判官を上回り、(国民の)厳しい視線も最高裁を後押しした可能性があると分析している

コレは大きいと思います。
世論のうらづけのある判断は、強いですから。
これは、婚外子の相続分についての判断が長年のウチにぐぐーっと変わってきたのでも、同じですよね。

あの国民審査で、差がついたと言っても1%ちょっとだったはず。
それでも、それだけの(違憲判決を後押しする)力があった。
けっこう心強いです。

>最高裁裁判官の国民審査など全く効果がないと思っていたが、「1票を投じる」ことのすごさを改めて感じた。

これは私も感じました。

で。
やっぱりここか、というのが。

>そもそも最高裁判事は、内閣に任命権がある。任命権者(民主党)が法律を改正すると言っている問題について、わざわざ合憲判断する必要がなくなったとも言えるのだ。
 言い換えれば、結局、昔も今も裁判官は「上」を見ているということなのかもしれない。

やはり民主に変わったからこその司法判断。

司法は権力のアレですかね、やはり。。。

しかし、なんで最高裁判事が内閣に任命権があることになったんだろう。。。

これ、2期ごとに政権が交代するような国なら(米とか)、それで健全さが担保できるというのはありますが、
60年も1党支配が続いたら、いままでまるで動きがなかったように、大いに社会がよどむ結果にもなる。

どうなんですかね。

国民の負担が大きくなるけれど、各判事の意見はもっと新聞種になって、そのうえで最高裁判事も選挙、になったら。。。

まあ、いろんな案件があるので、争点つくりにくいかな。

今回は、1票の格差問題だけで国民審査に世論づくりしたから、色がはっきり出ましたが。。。







コメント

yamu
2009年10月13日21:57

相互ありがとうございます。

今ごろ気づきました。

ごめんなさい!!!

どん太
2009年10月14日10:38

yamuさん

とんでもない。
これからよろしくおねがいします。。。

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