おお、朗報です。
女性に対するいわれない差別のひとつだとずっと思ってきました。

父を確定するためなら、民法上の規定からだって、いまの6ヶ月は意味がない。
100日でいい、というのは明らかだったのですから。

まあ、ほんとなら最初の生理が来れば、妊娠してないんだから、父を確定するためには、最初の生理まで待てばいいとは思うけど。

もっと本質的なことを言うと、離婚の前日まで性交渉があることを前提としている法自体が、もうナンセンス。

100歩譲って、他の民法の規定との整合性を図るとしても、100日でいい。

長い再婚禁止期間は、「離婚なんかするわがままな女へのペナルティ」だった気がします。

これで、本来後の夫の子なのに、待婚期間内に生まれたせいで戸籍上苦難を強いられた母と子どもには、多少の朗報、でしょうか。


民主党政権になって、いままでの懸案が、ぞくぞくと、するすると解決していくのを見ると、ああほんとに、自民党のじさま達がのさばってたおかげで、道理が通らず、無理ばかりが通っていた事よ、
やっと道理が通る世の中になった、と感慨深いです。

非嫡出子に対する相続差別もそうですね。
やっと民法の現代化がはたせる。。。

先日の「障害者自立支援法」の廃止もそうですが、これまで自民党政府の元で泣いてきたものたちが、やっと陽の目を見るプロセスがぞくぞく報道されると、ほんとに、ほんとに、感慨深いです。


以下引用
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http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=977272&media_id=4

千葉景子法相は1日、女性の再婚禁止期間短縮や非嫡出子の相続差別撤廃などを内容とする民法改正を目指す考えを表明した。

法相は選択的夫婦別姓の導入のための同法改正案を来年の通常国会に提出する意向を表明しており、同時改正も視野に検討を進める方針だ。

法制審議会が1996年に答申した民法改正案では、離婚後の女性の再婚禁止期間を現行の6カ月から100日に短縮することや、非嫡出子の相続分を嫡出子と同等とすることを定めている。

再婚禁止期間などの見直しをめぐっては、これまで与党だった自民党内で家族の一体感を損なうなどとする反対論が強く、法改正が実現してこなかった経緯がある。
これに対し、民主党は衆院選前に発表した2009年版政策集で、これらの法整備を進める方針を明記していた。 

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引用終わり。


>これまで与党だった自民党内で家族の一体感を損なうなどとする反対論が強く

???
選択的夫婦別姓についてはコレ、しつこくしつこく言ってましたね。
自民の一部じさまが。

でも、名前ごときで一体感なんかもってどうするんだ?

心がつながっていなくては、名前だけ一体でも無意味でしょうに。
一方で、自民は、家族の一体感を高める施策には、冷淡でした。
ワークライフバランスの見直しもやろうとしないし。
男性の子育て参加も、リラクタントだし。
高度成長期の家族は、バラバラの所もたくさんあったでしょう。

まして中国韓国はもとから夫婦は別姓です。
娘は死ぬまで、父の姓をなのります。
同じ男の影響下に女が入る構図でも、夫よりも、父の影響の方が強い設定なんですね。

で、中国韓国では、家族の一体感がないかね?
日本より強いですよもう。


でも、待婚期間を短くすると一体感を損なうは、関係なさげ。。





コメント

霧木里守≒畑楽希有(はたら句きあり)
2009年10月4日0:42

 アンチ民主党だったはずなんだけど、うっかり支持者になってしまいそうです。
 しかし、そろそろ、最近、化けの皮が剥がれてきた部分もありますよね……。

 こける前に、夫婦別姓だけは通してほしい。(笑)

どん太
2009年10月5日2:08

自民党政権のもとでなにをどうやっても道理が通らない。。。という事態がずっと常態化していたのが、
やっと動き出した感じですよね。

わたしはいつ、民主党が牙をむくかと心配している面もありますが、たくさんの市民運動が祈ってきた夢が、ひとつひとつかなっていくのを見ると、いまは喝采をあげたいです。。

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