９４年のトラウマ

受けられなかった試験があります。

商法の一部なんですが。。。「民事法応用」という位置づけのモノで。。。

わたしはできがわるいというか、完璧勉強不足。

思ったこと。

民法がきっちりできてないからこういうことになる。


アナロジーで。。。というと怒られるかも知れないけれど。

小選挙区制についても、今の人は（老若関係なく）デフォルトとして受け取っていて、それが是か非か、みたいなこてゃ考えない、と言う方を散見します。

私からすると、まだあの９４年の大騒動（小選挙区制導入の年）は、痛いトラウマとして、頭に残っています。

これをとおしたら、日本が腐る、と。

死票を大量に出し、世論が議席に正確には反映されない。
ちょっと優位な党（２つ）が、盤石な権力を得るための制度。
沈むのは社会党であり、共産党であり、他のうぞうむぞうだった。
まあ早い話が、マイノリティの声がとどかなくなり、国会に出る声の多様性が減る寸法。

でも、通っちゃった。

結果は、その通りになりました。

今回の民主党の大勝利も、そりゃー、まあ大喜びするムキもわからんではないが。。。

あの小選挙区制故のブレ、オーバーシュートなんですよね。

そういう制度でいいのか。

その辺の議論をしてくれるのは、あの９４年をあの９４年として覚えてくれている人たちだけ、なのでしょうか。。。。

民主党支持の、心ある人たちが、政治・選挙制度のベースというか、
基礎をふまえたうえで議論してくれると、私はとてもうれしい。

わたしもちゃんとはしらないのだけれどね。

この、チャンと知らないところで新しい知識を入れたとき、頭が
それがよいものかどうか、どういう位置づけで理解すべきモノなのか、きちんとは判断できない、ということを、
民法をちゃんとよくわかってないで商行為をナントカ勉強しようとした自分の失敗にも、たとえたい気持ちなのです。。。


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そして年取ってきた私が改めて認識しないと行けないのは、
少なくとも私は、プチ富裕層でもないし、はっきり貧乏人だということ。

この層に対しては、大きくなれる２大政党、どちらも利益代表になってくれてません。

民主党がマニフェストでいいこと書いてるから、自民よりは多少こちらを拾う気がある。
その程度。

どうやっても、うかびあがれぬ層だということ。

うーん。。。