骨太０９ “骨抜き”で大増税残る
2009年6月24日 日常 コメント (4)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090624-00000124-san-bus_all
産経新聞
２３日に閣議決定された「骨太の方針２００９」は、国民に増税による負担だけを求める内容になった。
財政再建に不可欠な「歳出削減」は総選挙を控えた与党の族議員の圧力で骨抜きとなり、（中略）負担増への理解は到底、得られない。
「医療や介護の現場の声を聞かざるを得ないのが政治の現実だ」
記者会見した与謝野馨・財務・金融・経済財政担当相は、社会保障費の抑制撤回に追い込まれたことをこう説明した。
麻生太郎首相も２３日夜、「政府は小さければ良いという発想から転換しなければいけない」と述べ、これまでの財政再建路線からの転換を鮮明にした。
「２０１７（平成２９）年度までに消費税率を１２％に引き上げる必要がある」との政府試算も示した。
総選挙を控え、積極的な財政出動をぶち上げる一方で、財源については「４年間は消費税は上げない」とする民主党とは違う“責任政党”をアピールしたい首相や与謝野氏の思惑が色濃くにじんでいる。
しかし、国民の納得を得るため、政府が自ら血を流す行財政改革による「歳出削減」には、ほとんど踏み込んでいない。
厚生労働省分割などは与党議員の反発で早々と頓挫。
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引用、長かったけど終わり。
まだ自民党にいれつづけますか？
あなた、そう、奥さんあなたよ。
わたしはいやよ。
増税オッケーと言うその姿勢、なんとかしてよ。
それと与謝野さん？
＞「医療や介護の現場の声を聞かざるを得ないのが政治の現実だ」
医療費その他、がんがん削ってるじゃないですか。
削ってないのは、まんがの殿堂だかなんだかしらんが、
あいかわらずの箱ものと、ポジション創設の施設。
どこぞのその手の施設（赤字垂れ流し続け）は、非常勤の館長に９００万位の給与をあげてるそうな。
出勤は月１日程度。
館長は、行政と自民にfavorableな提言を諮問委員会等でしてくれたとある法学者。
その謝礼というか、みかえりなのだそうな。
続く役付きは、ノンキャリの天下り先として５～７００万の非常勤ポジションが複数。
そんなのばっかり。
福祉をいいわけにしないで下さい。
産経新聞
２３日に閣議決定された「骨太の方針２００９」は、国民に増税による負担だけを求める内容になった。
財政再建に不可欠な「歳出削減」は総選挙を控えた与党の族議員の圧力で骨抜きとなり、（中略）負担増への理解は到底、得られない。
「医療や介護の現場の声を聞かざるを得ないのが政治の現実だ」
記者会見した与謝野馨・財務・金融・経済財政担当相は、社会保障費の抑制撤回に追い込まれたことをこう説明した。
麻生太郎首相も２３日夜、「政府は小さければ良いという発想から転換しなければいけない」と述べ、これまでの財政再建路線からの転換を鮮明にした。
「２０１７（平成２９）年度までに消費税率を１２％に引き上げる必要がある」との政府試算も示した。
総選挙を控え、積極的な財政出動をぶち上げる一方で、財源については「４年間は消費税は上げない」とする民主党とは違う“責任政党”をアピールしたい首相や与謝野氏の思惑が色濃くにじんでいる。
しかし、国民の納得を得るため、政府が自ら血を流す行財政改革による「歳出削減」には、ほとんど踏み込んでいない。
厚生労働省分割などは与党議員の反発で早々と頓挫。
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引用、長かったけど終わり。
まだ自民党にいれつづけますか？
あなた、そう、奥さんあなたよ。
わたしはいやよ。
増税オッケーと言うその姿勢、なんとかしてよ。
それと与謝野さん？
＞「医療や介護の現場の声を聞かざるを得ないのが政治の現実だ」
医療費その他、がんがん削ってるじゃないですか。
削ってないのは、まんがの殿堂だかなんだかしらんが、
あいかわらずの箱ものと、ポジション創設の施設。
どこぞのその手の施設（赤字垂れ流し続け）は、非常勤の館長に９００万位の給与をあげてるそうな。
出勤は月１日程度。
館長は、行政と自民にfavorableな提言を諮問委員会等でしてくれたとある法学者。
その謝礼というか、みかえりなのだそうな。
続く役付きは、ノンキャリの天下り先として５～７００万の非常勤ポジションが複数。
そんなのばっかり。
福祉をいいわけにしないで下さい。
コメント
「歳出削減」には、ほとんど踏み込んでいないって言うのが一番の問題でして。
だいたい世襲の問題も、実は答えは簡単で「議員の給料が高いから」なんですよ。だから世襲してでも「職業」にしたいわけです。諸外国では通常「議員なんか儲からないからやりたくはないが、自分の業界への利益誘導のためにはやらざるを得ない」というものですから。
給料が高いから世襲するんです。それだけなんですよ、この国の議員は。麻生ちゃんも一緒です。
このあたりは、先日名古屋市の市長になった、河村たかしさんの「この国は議員にいくら使うのか」を読むと、すごくよくわかります。
http://hitoyomi.diarynote.jp/200810231205279766/
で、ずっと紹介しようと思っていて紹介できずにいてる本で、
「公務員の給与はなぜ民間より４割も高いのか」
と言う本がありまして、これを読んで役人がいかに高給をとっているかがよくわかりました。
退職金で言うと、愛知県庁の職員の平均退職金が2800万円で、これ、実は、
トヨタの退職者より多い
んですよ！ 知ってました？ もう、40を越えた公務員は銭の取り放題です。(逆に若い公務員は、かなり安い給与になってるようです。)
もともと公務員は世間並みか、それより低い程度の給与であることが当然なのであって、こんな高い給与はおかしいのです。退職金がトヨタより上って！
で、公務員の給与がなぜ高いかというと、戦後の日本の荒廃があまりにひどく、誰も政治家になんかならんだろうから、ということで「政治家は役人より上の給料にすること」と国会法で制定したのが発端です。
その後は、役人が自分の給料を上げるために政治家の給料をまず上げた。
で、政治家は数年ごとに入れ替わるから、そういう構造が表沙汰にならないまま、役人の給料だけが上がっていって、現在に至る。ということですね。
だから年間100日くらいしか実稼働しない国会議員の給料が2000万円以上で、しかも家、秘書、クルマまでついてきて、電車も乗り放題という特殊待遇になっちゃったわけです。
全部役人の給与上げ作戦の一環なわけです。
役人は、失われた10年と呼ばれた日本の不況期でも給料は下がらず上がり続けましたし、この100年に一度と言われる世界不況でも給料は下がっておりません。トヨタより上の退職金もそのままです。
こんな馬鹿な話はないのでありますよ。
根本的におかしい。
ま、このあたり、一度キチンと書きたいと、ずっと思っております。はい。
シゲさん紹介の本、読んでみたいです。といってもいま体調ぼろぼろで、いつになったら手が出せるか。。。
＞「公務員の給与はなぜ民間より４割も高いのか」
と言う本がありまして
是非紹介してください！
おお、同感です。
議員と公務員、民間に比べて異様に高い賃金と歳費。
ぜひメスを入れて欲しいわ。。
でも仮にそこをなんとかされても、彼らには有形無形の便宜、利益が双方にはまだたっぷりあるんでしょうけれどね。