<浜岡原発>1、2号機を廃炉、6号機新設 中部電力が決定
12月22日11時22分配信 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081222k0000e020029000c.html

 中部電力は22日、運転停止中の浜岡原子力発電所1、2号機を廃炉にし、6号機を新設する計画を正式決定した。

1、2号機は今年度中に解体手続きに入り、6号機は15年に着工、18年以降の早い時期の運転開始を目指す。

浜岡原発は1~5号機があり、合計出力は488.4万キロワット。
1号機は01年の配管破断事故後、2号機は04年の定期点検から運転を停止している。

 同社は1、2号機について耐震補強を施した後、11年度に運転再開する計画だった。
しかし、運転開始から30年以上が経過。
主要部品の交換などで耐震工事費用が約3000億円、工事期間も約10年間と原発新設レベルに達する見通しになったため、最新型の原子炉を建設した方が経済的と判断した。


 また、同原発内に中電初の使用済み核燃料貯蔵施設(ウラン貯蔵能力約700トン)を建設し、16年度に使用を開始する。

--------------------------------
耐震性があやぶまれていた1,2号炉を、やっとこ廃炉する方針をきめたようですね。

遅いって。

これから、廃炉のコストが非常に大きいことが、各電力会社にも経験として、痛みとして、わかっていくようになってほしいです。
けしてコスト減をして安全性を下げる立法なんてしてほしくないです。 いやもう、ある部分は裾切りされたけど。

ほんとに廃炉までのコストを考えたら、あの電気料金では、じぇんじぇん足りない、という話を聞いたことがあります。
もちろん国の財政からつじつまが合うようにお金が出るはずですが。

中電はほぼ同出力を補う新炉をつくるわけで、原子力推進の政策がかわったわけでもなんでもないですが、一朝事あれば浜岡の影響を受ける距離に住んでいる私としては、とりあえずは、
正しい判断だよ、と胸をなで下ろす出来事でした。

ほんとうは、新設でなく、再生可能エネルギーへの切り替えを急ぐべきだと思うのですけれどね。

英国などは先駆けて再処理施設までつくってたが、やはり「あほなコトした」と思ったんでしょう。
順次廃炉、再生可能エネルギーへシフト、と言ってますね。
仏はまだまだ懲りず。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索