重いは実現する

わははは。おもしろい。
あ、でもあれですよ。「思いは実現する」というのは、「目標状態を思い描かなければ、適切な行動を取ることはできない。」ということですよ。だからあながち間違いでもないです。

で、人間は何であれ、必ず日々何かの行動はしてるんです。だから「(理想の状態を)ずっと思い続けていれば、自然に(行動のチョイスが変化して)実現する。」んです。いちばんよくないのが、「どうせうまくいかない」と、悪い到達イメージを思い描き続けることです。そういうイメージを持っていると、どんどんその「悪い到達イメージ」が実現してしまいます。
「重い」は実現するっちゅうのは、そういう事です。(笑)

意外と人間、「理想の状態」より「よくない状態」の事ばかり考えてるものなのですよ。
だから「思っていれば実現する」位の気持ちで「理想の状態」を意識し続けるというのが、かなり重要なんですね。モチベーション維持の問題と言っても良いかもしれません。
「思えばかなう」というのは、そういう話だと思います。

シゲさん～～～


＞目標状態を思い描かなければ、適切な行動を取ることはできない。」
これはそうだと思うの。

でもね。

ＡでなければＢでないの対偶はＢならばＡである、でしょ？
なのにＡならばＢである、である「思いは実現する」を、真とはいえないわよ～～。
「実現するならば、思いがあった」しか言えないと思うのよ。

宝くじ３億円当たるぞ、と思い浮かべて毎回買い続けても、あたるとはかぎらないというか、そういう人間のうち、あたるのは億分の１の人間でしょう。
となると、これが真と言えるのはその億分の１の人に対してだけ。
あとの約億人の人には、この通りには行きません。

「思いは実現する」といってしまうと、それは客観的事実をのべてることになる。
でもそうではないわね。
それは、上のシゲさんの言葉でも分かる。
モチベーション維持のための道具、いわば自分に懸ける「呪文」なんですよ。

だから、正しいか否か、でいえば、否。
これは、シゲさんも否定できないと思うわ。
客観的に正しいか、が「正しいか」の問いの意味だから。

有用か否か、でいえば、有用、ということでしょう。
こう思い続けることで、モチベーションが維持できるなら、「有用」な思いこみ、なわけでしょう。

そうそう。「仕組み理解」がないのはまずいんですよ。「思ってるだけで、何もしない」になりがちだから。そのいいわけに利用されますわね。
そういうマイナス側面は確実にあります。そのとおり。
だから「思いは実現する」というのを、そのまま解釈すれば、論理学的には真ではありません。

ただ、純粋論理の世界とは違って、現実問題としては、物事に「より悪くなる」というオプションがどうしてもくっついてくるじゃないですか。実はそっちの方がかなり問題なんじゃないか？ってことです。僕はそっちをかなり気にする人ですねぇ。

「やせたい」と思って何の努力もしてない人と、何の努力もしてない上に「やせたい」とすら思っていない人がいたとして、両方ともに「やせない」のは同じだと思うんです。ここまでは論理学の話。でも現実問題では、「より太る」というリスクがあって、それが大きくなるのはやっぱり「やせたいとすら思っていない人」だろう、っちゅう話です。

このあたりは、AC問題と一緒だと思うんですよ。自分がACであるという自覚があれば「悪く考える」っていうのを防げる可能性はあるけど、自覚がないとどんどん悪い方に転がっていってしまって長期で見たときにかなり大きな失敗になっちゃってるというか。

あるべき姿とか、理想の状況、なりたい自分、到達イメージがあった方がそういうリスクは少ないように思います。

でもまぁ、「いずれなる自分」っていうのは本当の自分じゃないので、あんまり意味ないと思うんですがね。まず、いまある自分の肯定が一番最初に必要というか、それこそが幸せなんだろうとは思いますが。
別に「思い」なんて実現しなくったっていいんですよ。いまの自分に満足できれば。(できないから難しいんですけどね。それは現代の心の病だから言っても仕方ない。)ま、その程度の話です。

うん。シゲさんのお話については、もう全くその通りなんですよね。

だとしたら「思いは実現を引き寄せる」くらいはいっていいけれど「思いは実現する」という断言は、やっぱり、気持ち悪いんです。

偽の命題だから。
そこから抜けないのね、わたし。。。

偽の命題。まさに。つまり「嘘も方便」の代表例なり。(^^)
でも、僕は思うんですよ。偽の命題を、「偽の命題じゃないか！」と断罪してしまう、というか、してしまわずにはいられないのがACの悲しき性なのでは…と。
僕も、いつもしょっちゅうやってます。とほほ。どうも許せないって気分になるんですよねぇ。うむ。

シゲさん

ＡＣだからなのかなあ。。。
私の場合、叶わなかった思いが多すぎるので、そういうこといわれると、トラウマこじあけられるような痛みがあるのね。
「かなうなら、何で私のは！？」っていうか。

こっちを好きになってくれない人と一緒に暮らしたい、というのは、実現、しないわね。。。。
２０年経っても。

ああ、そういうのがあるわけですね。ふむふむ。
しかし、僕も２年前に別れた彼女というか婚約者っちゅうか、そういうのをいまだに引きずっていてやばいです。次に行くべくアプローチしてるけど、どうしても中途半端になってしまう。
恋愛関係では、「かなうなら、何で私のは！？」って言うのは出ますよねぇ。相手のあることだから。

でも、多分それは、自分との関係が悪かったとか、そういう事なんだと思うのですよね。自分の本音をちゃんと自分で把握していなかったせい。最近、そう感じる事が多いです。だから自分が悪い。いまは自分の本音を正しく把握して、身の回りの人に素直に伝えられるように努力中です。いま、ここで関係のある人の方が、やっぱりそれは大切なんだと思うのですよ。

で、そういう自分の中の不出来なところっていうのは、やっぱりACで自分の本音をひん曲げて理解してきた結果じゃないかなぁって僕は思ってます。子供のころに欲しいものが得られなくて、それを無理に合理化してしまった結果ですね。そういう「自分の本音を解釈でひんまげてバランスを取る」というような悪いクセがついてるんだろうなぁと思います。
とにかく、このクセを矯正しないと、誰との関係もうまくいかないよなぁっていうのが、いまの僕の課題ですかねぇ。

最近ちょっと瞑想っちゅうのをやってみてるんですが、これはなかなか良いような気がします。
「私はこうしたい」というのを、素直にそのまま外に出してないなら、それは叶わないですよね。ACの場合、自分の表現が曲がってるとか、ひとつひねって出てしまってるのだ、と言うことに気付いてないのが問題でして、そこに気付くために瞑想はかなり良さげです。
なんちゅうか、体重計のゼロ表示が正しくゼロを示しているか毎日校正していくような、そういう自然な感じがあって、かなり気に入ってます。
なんか、こういう基礎的な技術やテクニックで、うまく自分の生き方の補強を図らないと、これはもうしょうがないのかな？ とか思っております。
まぁ、いろいろ難しいんですけどね。

いろいろな女性とも会ったりしてるんですが、やっぱり家族関係が良い人は、昔の事を引きずったりしないみたいですよ。「えー！そうなんや！」 とか驚いてしまいます。「自分がワガママ言って終わらせた関係とかは、私が悪かったんだという気持ちがあって少し引きずることはありますけど」って言ってたなぁ。

家族関係が良いって言うのはうらやましいし、良く分からないんですよねぇ。まぁあれです。ようは自分に素直さが備わっていないから実現しないし、自分の表現ミスでうまくいかなかったから引きずるって事なんでしょう、多分。
だからどうするねんって言うのとは別の話なんですけどね。
ともあれ、まだひと月くらいしかたってませんけど、瞑想はけっこう良いよなぁと思ってます。
ま、そんなことで。

シゲさん

ありがとうございます。
読ませていただいて、なんか、なぜこの言葉に反応するのかなあと言うところで、
いろいろ考えてみたのですが、まだ言葉になりません。。。

でも、きっかけつくってくださってありがとうございます♪