しばらくやみつきになって、とうとうDVD買っちゃいました。

マークは中上流階級出身の弁護士、ブリジットはどちらかというと中下流?なメンタリティの持ち主。

原作では、マークが保守党に投票しているというのでブリジットが驚く、というシーンがあるそうな。

ふたりで「息子ができたらどうする?」
と考え。。

マークは「イートンに入れたい。ダーシー家の男は5代にわたってイートンを出ているんだ」と、息子の進路はすべて決まっている風。

ブリジットは「そんなのファシストの学校だ」という感じで。

というわけで。
ふたりはかなり階級差というか、階層差のあるふたりという設定。

ブリジットは脱いだパンツをそこかしこにちらかす女で、
マークはきっちり3つにたたんで椅子の上に置いておく。

これもしつけの差なわけで。

どういう階級にいるかが如実にわかる。

。。。そうはいってもブリジットの実家は豪邸だけどね。
日本人から見たら。

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で。

階層の違う同志での結婚て、どんな感じなんでしょうね。

私は大量にいたボーイフレンドの中で、もっとも将来有望な男ではなく、もっとも自分の出身階層と似通った男を、意図せずに選んでしまった。

一緒にいて、金銭感覚、価値観、なにもかも違和感なく、スムーズだった、もんでこの男を選んだんだろうなと、いまでは想像つくのだけど。

あ~あ。
「男狩り」を意図してやるだけの根性があったら、間違いなくもっともリッチで(キャッシュリッチではないかも知れないが港区に土地を持ってる親ありの)もっとも将来有望な男をはなさなかったろうにねえ。

その男は、彼と出身階層の似た女性(私のゼミの1年先輩だ)と結婚しました。某巨大製薬会社の副社長令嬢。ご実家は大阪の高級住宅街というお嬢様だわ。

当時の仲間を見渡すと、まあだいたい、経済的な出身階層の似たところでカップルになっている。

貧乏人と金持ちのカップルは。。。見あたらないんだなコレが。

なもんで。。。。

階級差を乗り越えたカップルの日常。

見てみたい気がします。

毎日がカルチャーショックなんで無かろうか。

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もう一個の私の弱点は。。

親の教育水準が低い男と2度も結婚している。
これ、なにかあるかもしれない。
どちらの男も、両親どちらも、大学教育を受けてない。

あの大学だから、親御さんもたいていは大卒。
ボーイフレンドたちも、すくなくとも父親はみな、大卒だった。
(ような気が)

その中で、両親中卒とか、両親高卒とか、けっこう探さないと見付からない男を、ふたりも見つけて結婚しているというのはどういうことか。

もしかしたら、私の中で何かしらコンプレックスがあったかも知れない。

自分よりも馬鹿そうな男を選ぶ。
難しいことを聞いてこない男を選ぶ。
少なくとも、親が文学者とか、そういうのとは関わりたくない。
もちろんご本人が研究者なんて、絶対だめ。
しっぽまいて逃げる。

たしかに、他のどの男よりも、一緒にいて知的に気楽だったのが、夫になった二人なんだよなあ。。。。。

まえの夫なんて、デートしても話すことないからずっと
「ちんこ」だの「まぐわう」だのしか言わなかったっけ。

ちょっとまじめに喧嘩モードで話すと「ぼくはバカだからどうせわかんないよ!」と切れる男だった。
けしてバカじゃないんだけど、あれは私が彼に「お前ってバカな~~~」オーラを発していた、のだろうな。

そんなにまで私はコンプレックスばりばりだったんだろうか。
そうなのかも。


そういう意味では、ごりごりの「イートン→ケンブリッジ」な男のマーク・ダーシーが、型破りに出来の悪い女(として描かれる映画の)ブリジットに惚れ込んで執着する気持ち、わからないでもないでもないでも。。。。ない気が。。。。









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