「奇跡的治癒とはなにか」
2008年10月2日 日常2001年、子宮ガン発覚の時に読みました。
末期癌から生還した「例外的な」患者さんの記録を、外科医自身が見続けてきて、「画期的な治癒にはなにが必要か」を語った本です。
そのときは、まだまだこの本を理解するには、こちらの気持ちが
準備できてなかった気が。
CSESにも、あてはまること、すごく多いです。
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コレの中で
「子宮ガンと乳ガンは、女性が愛情関係で不幸な状態に置かれているときにかかる」
という言葉があります。
私もそうだったなあと思います。
私が会ってきたコレの患者さん達も、判で押したように、
旦那さんからの愛情がうすく、家庭にありながら孤独の中に生きてる人たちばかりでした。
おりしもでたのが、川本カオリさんとかいう、私の知らない歌手の方の
再発のニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081001-00000000-oric-ent
04年に癌を発症し、そのときはご主人と別居のはじまる最中。
去年、離婚。
今年、3カ所に転移・再発が確認された、というんです。
「離婚は笑って円満に」した、と彼女は言ってますが。。。。
この本では、自分の不幸や悲しみを、まるでないかのように笑顔でとりつくろって外に出さない人の方が、外に出して泣いたり、大騒ぎしたりする人よりも、再発率が高く、予後も悪い、と言うことでした。
彼女は強がってしまったんでしょうね。
そして、ネガティブな感情を外に出さなかった。
べつにマスコミに触れ回らなくてもいいから、友だちとかに、自分の悲しさを語れば良かったのかも。それをしていただろうか?
友が無理なら、神父さんに告解するのでもいい。
彼らは宗教者だから、聞いてくれる責務をもってる。
不幸は人生じゃ、時に避けられないものだから、それとどうつきあうか。
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