はじめの、家重のところだけ立ち読み。

うーん。
骨格からみて女だ、ということなんですが。。
腸骨、恥骨をみると、たしかに女と言えそう。

でも。。彼の子どもはどうなってるの?
というのが解決できないですねえ。。
家治でしたっけ?10代目。とかは、誰の子と言うことになるんでせうか。
側近の(唯一言葉がわかったという)大岡なにがしの子、ということなら、その後の徳川宗家は女系と言うことになるんですが。。ま、それでもいいけど、当時「それでもいい」という認識はあり得たのか?

やまほど男性の後継者がありながら、女性が将軍職に就く必然性がわからん。。

とか、そこがポイントなんでなくて、ほほうと思ったのは、
家重には「ハゲ」があったそうな。

ハゲは、当時で行けば、「ヒ素」毒を盛られると、できるそうな。
お岩さんもきっとそれですな。

で、髪にヒ素がたくさん移行して、それで十分解毒できれば、被害者は生き延びられる。
生存のために、髪が抜けるんですね。

私もいちばん症状が重かったとき、髪がごっそりと。。。
ええ、ごっそりと抜けました。(イヤ、ヒ素ではないですが)
他にも、抜けてる患者さんは沢山いたそうで。。
つらい病だのう。

それもともかく。

彼(彼女)は、大岡なにがしが死に、他者が意思疎通が難しくなった後すぐに、毒殺されている、という推理がありまして。
そちらは、実に納得がいきます。

他にも、7代家継が病に伏せったとき、後見を選ぶ段になってすぐ、尾張徳川家の当主が食後すぐに血を吐いて死亡。世嗣も死亡、という事件があったそうで。
家継もたぶん一服もられたのだろうし、尾張家の二人もそうでしょう。

くだんの9代家重も、少年の頃は頭脳明晰だったらしいコトも書いてあるので、場合によっては、その後一服もられて、辛くも生き延びた、ただし深い後遺障害を伴って。。。。ということも考えられんでもないし。

他の将軍家の子ども達も、夭逝がやたらに多い。

そんなにバカスカ一服もられるのを、止められない時代だったんでしょうかねえ。。。。

そう思うと、伽羅先代萩の、奥女中政岡が、茶の道具で世嗣の食事を作った話は、なんとも、、、、、胸に迫りますな。




コメント

Ahi
Ahi
2008年9月13日19:10

どん太さん、こんにちは~♪
すごくタイムリーなことに、BOOK OFFで見つけた『大奥』というマンガにはまってるんですよ!これ、ひょんなことから日本の♂人口が激減して、♀がすべての生活を支え、例えば吉原も男遊郭だったって設定。。当然女将軍で、大奥は男だらけです。良くできたSFで、みごとはまりました!笑 この本も面白そう、探して読んでみますね。

どん太
2008年9月16日20:42

Ahiさん、こんにちは♪

私も大奥、読みました!
というか、大好きです♪
びっくりな設定なのに、破綻が無くて、すごいわくわくして読みました。
あの話、続編とか、まだなのかな~~~。

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