「私はこうして受付からCEOになった」
はじめタイトル見たとき、その辺のOL起業社長が書いてるのかなと思ったら。。

天下のHP(ヒューレット・パッカード)で社長をはった女性(カーリー・フィオリーナさん)が書いてました。
原題は、ぜんぜんこんなんじゃなくて「tough choices(困難な選択の数々)」というの。
なんでこういう日本タイトルつけるかな。。

私にとっては、友人がコンパックの日本法人に勤めていたときに(もうやめた)、HPによる買収騒ぎがあったもんで、いまだに著者の女性の名前をかろうじて覚えてる、という程度の人ですが。。

ダンナが買ってきて「ここ面白いからよんでみ」と示した部分。

caution:お下劣表現を含みます。
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彼女がまだルーセント・テクノロジーズと言う会社にいた頃。
とある会社をルーセントが買収したのだけど、その、買われた企業との融和というか、提携というか、は、なかなか難しかったんだそうです。

ルーセントは昔ながらのエスタブリッシュメント企業(もとがNTTにあたる企業)で、相手方は、新進のIT企業。
かたや、カーリーさんもいるような「女性を活用します」といってる紳士的な大会社で、かたや男臭い(というか、コンピュータオタクくさい)むさい連中の小さな会社。「女なんかいらねえ」というマッチョむきむきカウボーイの巣窟みたいな所だったそうで。。。

カウボーイ達と胸襟を開いて連携するためにどうしたらよいか、というのを考えた彼女、友だちからカウボーイブーツを借り、それをもたっとしたパンツスーツのしたに穿き。
ついでに彼から「靴下」も借り。。。

吸収合併の会合に及んだそうな。

彼女、だぼっとしたパンツスーツで(ブーツはパンツの下に隠れて見えない)演説に。。。

「あなたがたは我々を鈍重だとばかにしてるでしょう」といきなり先制攻撃。
「我々もあなた方を傲慢な連中だと思っています」
あっちもこっちもびっくりしてる中、「あなたがたがカウボーイを好きなように、私たちも好きなのです。顧客満足をないがしろにするような今までの態度を取ったら、けっ飛ばしますよ」
といって、こっそり演壇の陰でパンツをブーツの中にたくし込んでいた足をだして、キックをして見せたそうな。

カウボーイブーツが露出した足を見て
「おお!」と相手方会社の面々が面食らったところで、

「それに、あなたがたは女がでしゃばってくるのが不愉快だそうですが、いっちゃなんだが、私の方がイチモツ(失礼)もでかい!」

といってジャケットを脱いだそうな。
そこには、借りた靴下で「もっこり」したパンツの股間が。。。。。

ルーセントの面々はますます面食らい、ひとりは椅子から転げ落ちたそうな。

相手方企業の社長
「いや、こりゃいいぜ。まいりましたよ、姉御!」といって演壇に登り、彼女に握手を求めたんだとか。

「下品だったのは認めるが、彼らに言葉は通じた」とのおことば。。。

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全部を読んだわけではないんですが。
上まで上る人は、どこまでも努力と工夫をしてるんだなと。
しかも、発想が自由でお茶目。

それにしても、女がペニスをつけるなんて、と、絶対断固拒否の女もいるでしょうね。
「つけてみたい♪」と思う女もいるでしょう。
フロイトのいうペニス羨望の時期がホントにあった女ね。

カーリー女史は、「いやだけど戦略として無理無理つけた」
わけじゃなくて、やはり、つけてみたい、
もっこり上等、のほうの人種だろうなあ。

HPの2005年の解任劇の後、彼女がどうしたのかしりませんが。
功なり名遂げて悠々自適なんでしょうか。
まだまだ若いので、まだまだ現役なんでしょうか。

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Ahiさま
勝手ながら、リンクさせていただいちゃいました。
しつれいしました。。。

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