文科省、新指導要領に「愛国心養成」を追加
2008年3月28日文科省、新指導要領に「愛国心養成」を追加
3月28日5時5分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080327-00000078-yom-soci
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「我が国と郷土を愛する態度を養う」との改正教育基本法により、「中央教育審議会」の審議を経ないまま、
、「我が国と郷土を愛し」といった記述が追加されたほか、「君が代」についても「歌えるよう指導する」と明記、
なのだそうで。。。
国を愛するのと、国土・郷土を愛するのは別。
国を愛するとは、国の施策に無批判になることではない。
むしろ時の政府には命を賭して闘うのも、愛国の士のすることだし。
この指導要領は、「国の愛し方」を教えるわけではありません。
いまの政府と、過去の政府のしたことに批判を加えないこと、を教えるわけです。
ついでに、天皇崇拝を。
君が代については、今既に教育の現場での教員へのしめつけ、人事考課(記録)への反映、がおこなわれつつあるけれど、
よりあからさまになっていくでしょうね。
教育はいちばんオソロシイ。
国民の質を決めるのが教育だから。
アジア植民地化・太平洋戦争があんなに簡単に行えたのは、国民の思想教育が徹底していたから、だもの。
批判をする人間は徹底的な少数だった。
徹底的な少数だったからこそ、治安維持法で徹底弾圧ができたんだもの。
数が多かったら、補足漏れが生じて実効性がなかったでしょうよ。
いまはまだ、戦後教育の残滓故、国に批判をできる人間がいるけれど。
国民投票法案をごり通しした安倍が追い落とされる国ではあるけれど。
この先は、暗いと思います。
教育基本法の改正も、やめさせるべきだった。
今回の指導要領にも、否をいうべき。
でも、声は小さいですね。
人が変われば、国の在り方は、あっという間に変わります。
今の子どもは、批判すること、他者と意見を異にすることを教わらない。
一方で一つのノーションを繰り返し刷り込まれる。
唯一の望みは、大戦前と違って、世界に目が開かれていること。
外からの批判や揶揄、こき下ろしにコンシャスになろうと思えばなれるチャンスはあること。
でもそれも。。。。ねえ。
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以下引用
文部科学省は、約3年の改定作業を経てまとめた小中学校の新学習指導要領を28日付官報で告示する。
先月15日公表の改定案と比べ、「我が国と郷土を愛し」といった記述が追加されたほか、「君が代」についても「歌えるよう指導する」と明記されるなど、「愛国心」の養成をうたった改正教育基本法を色濃く反映する形となった。
これらの修正点は、文科相の諮問機関「中央教育審議会」の審議を経ないまま盛り込まれており、なぜ新たな文言が突然加わったのか議論を呼ぶのは必至だ。
新しい指導要領は小学校では2011年度、中学では12年度から実施される。
今回の修正の中で目立ったのは、一昨年12月に改正された教育基本法に「我が国と郷土を愛する態度を養う」との表現で愛国心の養成が盛り込まれたことを受け、小中学校ともに全体の指針となる総則に「我が国と郷土を愛し」という文言が加わった点。同じ総則の「伝統と文化を継承し」という記述も「尊重し」に変更され、小学国語に「神話・伝承を読み聞かせる」ことが追加されるなど伝統文化の尊重も強調された。
君が代も小学音楽で「いずれの学年においても指導する」から「歌えるよう指導する」と修正され、中学社会では自衛隊の国際貢献に言及している。
先月公表の改定案には、自民党の一部議員から、竹島や尖閣諸島について「我が国固有の領土」と明記されていないとの批判が集まっており、「愛国心を強調することで、そうした批判に配慮した」(自民党中堅)という指摘もある。
文科省は「修正は中教審の答申の枠の中で行っており、批判を受けるとは考えていない」としている。
最終更新:3月28日5時5分
3月28日5時5分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080327-00000078-yom-soci
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「我が国と郷土を愛する態度を養う」との改正教育基本法により、「中央教育審議会」の審議を経ないまま、
、「我が国と郷土を愛し」といった記述が追加されたほか、「君が代」についても「歌えるよう指導する」と明記、
なのだそうで。。。
国を愛するのと、国土・郷土を愛するのは別。
国を愛するとは、国の施策に無批判になることではない。
むしろ時の政府には命を賭して闘うのも、愛国の士のすることだし。
この指導要領は、「国の愛し方」を教えるわけではありません。
いまの政府と、過去の政府のしたことに批判を加えないこと、を教えるわけです。
ついでに、天皇崇拝を。
君が代については、今既に教育の現場での教員へのしめつけ、人事考課(記録)への反映、がおこなわれつつあるけれど、
よりあからさまになっていくでしょうね。
教育はいちばんオソロシイ。
国民の質を決めるのが教育だから。
アジア植民地化・太平洋戦争があんなに簡単に行えたのは、国民の思想教育が徹底していたから、だもの。
批判をする人間は徹底的な少数だった。
徹底的な少数だったからこそ、治安維持法で徹底弾圧ができたんだもの。
数が多かったら、補足漏れが生じて実効性がなかったでしょうよ。
いまはまだ、戦後教育の残滓故、国に批判をできる人間がいるけれど。
国民投票法案をごり通しした安倍が追い落とされる国ではあるけれど。
この先は、暗いと思います。
教育基本法の改正も、やめさせるべきだった。
今回の指導要領にも、否をいうべき。
でも、声は小さいですね。
人が変われば、国の在り方は、あっという間に変わります。
今の子どもは、批判すること、他者と意見を異にすることを教わらない。
一方で一つのノーションを繰り返し刷り込まれる。
唯一の望みは、大戦前と違って、世界に目が開かれていること。
外からの批判や揶揄、こき下ろしにコンシャスになろうと思えばなれるチャンスはあること。
でもそれも。。。。ねえ。
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以下引用
文部科学省は、約3年の改定作業を経てまとめた小中学校の新学習指導要領を28日付官報で告示する。
先月15日公表の改定案と比べ、「我が国と郷土を愛し」といった記述が追加されたほか、「君が代」についても「歌えるよう指導する」と明記されるなど、「愛国心」の養成をうたった改正教育基本法を色濃く反映する形となった。
これらの修正点は、文科相の諮問機関「中央教育審議会」の審議を経ないまま盛り込まれており、なぜ新たな文言が突然加わったのか議論を呼ぶのは必至だ。
新しい指導要領は小学校では2011年度、中学では12年度から実施される。
今回の修正の中で目立ったのは、一昨年12月に改正された教育基本法に「我が国と郷土を愛する態度を養う」との表現で愛国心の養成が盛り込まれたことを受け、小中学校ともに全体の指針となる総則に「我が国と郷土を愛し」という文言が加わった点。同じ総則の「伝統と文化を継承し」という記述も「尊重し」に変更され、小学国語に「神話・伝承を読み聞かせる」ことが追加されるなど伝統文化の尊重も強調された。
君が代も小学音楽で「いずれの学年においても指導する」から「歌えるよう指導する」と修正され、中学社会では自衛隊の国際貢献に言及している。
先月公表の改定案には、自民党の一部議員から、竹島や尖閣諸島について「我が国固有の領土」と明記されていないとの批判が集まっており、「愛国心を強調することで、そうした批判に配慮した」(自民党中堅)という指摘もある。
文科省は「修正は中教審の答申の枠の中で行っており、批判を受けるとは考えていない」としている。
最終更新:3月28日5時5分
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