ばらあら ばらあ

2008年2月22日
人間、好きなモノって、そう簡単にはかわらないもので、
ここしばらく、好きなモノを書いて、自分を楽しませてます。

これは、草野心平さんの詩。
ごびらっふ(という名のカエル)の独白です。

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幸福というものはたわいなくっていいものだ。

おれはいま土のなかの靄(もや)のような幸福につつまれている。

地上の夏の大歓喜の。

夜ひる眠らない馬力のはてに暗闇(くらやみ)のなかの世界がくる。

みんな孤独で。

みんなの孤独が通じあうたしかな存在をほのぼの意識し。

うつらうつらの日をすごすことは幸福である。

この設計は神に通ずるわれわれの。

ジュラ紀の先祖がやってくれた。

考えることをしないこと。

率直なこと。

夢をみること。

地上の動物の中でもっとも永い歴史をわれわれがもっているということは

平凡であるが偉大である。

とおれは思う。

悲劇とか痛憤とかそんな道程のことではない。

われわれはただたわいない幸福をこそうれしいとする。

ああ虹が。

おれの孤独に虹がみえる。

おれの単簡な脳の組織は。

いわばすなわち天である。

美しい虹だ。

ばらあら 

ばらあ。

 

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今自分は、冬眠中のカエルのように、安穏で幸福だと思います。

人と会わないので、孤独。
こどくながら、ネットその他で人とつながっているのを「ほのぼの意識」して。
うつらうつらと眠るように体を休めています。

外に出ないでいいと、人生がこんなにラクなのか、と思います。

電車に乗る、空気と電磁波状況のワルイ都会に出る、というのが、
こんなに体に堪えていたなんて。

しかしそうとばかりもいってられないので、体を治さないと行けないのは行けないですね。

ところで、23〜25で、無謀にも旅行に行ってきます。
福井県。
誘ってくださった方にまかしてあるので、宿の状況など、確認してません。
暖房器具は石油ストーブのみ、とのことですので、無暖房で過ごす予定です。

どうなることやら。。

 

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