2008年01月13日21:02 1月13日19時41分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080113-00000411-yom-int

2010年の上海万博に向け、上海市政府が沿線住民の意向を無視してリニアモーターカーの延長計画を進めようとしたことに対し、騒音や電磁波による健康被害を心配する住民が反発し、12、13日の両日、市中心部で抗議デモを行った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080112-00000105-mai-cn
<中国>リニア延長計画、住民数百人が反対デモ 上海
1月12日23時3分配信 毎日新聞

中国上海市の繁華街で12日、上海のリニアモーターカー延長計画の建設候補地に挙がっている地域の住民ら数百人が建設反対を訴えるデモ行進を行った。

 住民らはリニアの電磁波が健康に影響すると懸念を示しており、リニアの路線変更か立ち退き範囲の拡大を求めている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080108-00000007-rcdc-cn

「リニア建設に問題なし」との報告書、健康被害を不安視する住民は反発―上海市
1月8日11時34分配信 Record China

2008年1月、上海―杭州間リニア建設に関する環境アセスメント報告書が発表された。報告書は「建設に問題はない」と結論づけ、市民の反発を招いている。

2008年1月、上海―杭州間リニア建設に関する環境アセスメント報告書が発表された。
リニアの建設は健康被害を不安視する住民の反対によって一時中断されていたが、報告書は「建設に問題はない」と結論づけ、市民の反発を招いている。

上海ー杭州間リニアはドイツの技術を用いて建設されるが、ドイツでは強力な磁場による健康被害を避けるため路線の周囲300mが緩衝地帯とされているのに対し、上海市では十分な緩衝地帯が確保されていないことも不安の原因となっている。

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レコード・チャイナがいちばん詳しいですね。

「ドイツでは強力な磁場による健康被害を避けるため路線の周囲300mが緩衝地帯とされているのに対し、上海市では十分な緩衝地帯が確保されていない」

国家ごとに電磁波の安全基準が違うゆえですね。
そして日本は、悲しくなるくらい、中国のお仲間です。
ことこの件に関しては。

ドイツでは緩衝地帯を十分にもうけることで、人体への被害を減らせる。
けど中国は、もともと人命軽視の政策ですから、そんなことしないのでしょう。

まえ、香港では地下まで電波を届けるため、きわめて強力な出力で携帯電波を出している、駅の自動改札も非常に強い電磁波出力になっている、健康被害よりも、利便性を追求している、という話を読んだことがあります。
まだ中国の上海が立ち上がるずっと前の話です。

同じことは、その後キャッチアップした中国でもそうでしょう。もっとすごいのかも。

リニアに乗る人の健康被害はどうなんだ、という話もさりながら(そこは自由意思で乗るんだし、というのもあるし)、自分が住んでいた地域に新たに線路ができる周辺住民の被害は、受忍が当然といえる物じゃないと思います。

ああ日本で相次いだ空港騒音訴訟や国道の騒音や排ガス被害の訴訟を思い出します。

同じ道を、もっと非人間的なやり方でたどるんでしょうかね。。

ひるがえって日本ではどうなんでしょう。
ちらっとみたら、リニア費用負担の思惑で売られていたJR東海株は順調に反発してる、んだそうな。くわしいことは、読んでませんが。

まあ、高圧送電線の下に民家が建つ国ですので。。。

嗚呼。

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