http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080104-00000947-san-bus_all
1月4日21時24分配信 産経新聞

経済のグローバル化と世界的なカネ余り現象で、国境も市場も軽々と越える投機マネーが、株や為替の金融市場にとどまらず、原油、金、穀物などの商品市場をも揺さぶる。

 「10数年前はわれわれの仕事などほとんど見向きもされなかった。世界が様変わりしたようだ」

 大手総合商社の幹部は、世界経済の激変ぶりを、日々肌に感じる。彼が担当するのは高騰の続く貴金属や農産物など、コモディティ(商品取引)と呼ばれる市場。

サブプライム問題が導火線となり、世界規模で株安・ドル離れが拡大した。逃げ足の速い投機マネーは、原油や貴金属、穀物などの現物、商品市場に向かった。

 世界を駆け巡る投機マネーを主導するのが、存在感を増すヘッジファンドや年金資産、政府系ファンドと呼ばれる資金運用集団だ。
政府系ファンドでも増大するオイルマネーを背景にした中東産油国が目立つ。

日本でも景況感が悪化し、生活者に身近な物価もじりじりと上昇。
年明け以降、電気・ガス料金や一部の航空運賃、食料品の値上げを表明する企業が相次ぐが、政府は危機意識に欠け、対応が後手。円高と原材料価格の高騰で輸出企業中心に産業界も打撃を被り、消費者に価格を転嫁できない中小企業の倒産が目立つ。
建築基準法改正に伴う需要の落ち込みは深刻だ。

 急騰する商品相場も、経済の実態からかけ離れれればいずれ破裂する。
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ちなみに、上の文章、結論部分はもともと「」に入ってて、(元の発言者)という注記がついてる。

「対応が後手」とか「いずれ破裂する」てな感じ。
それぞれ、結論は「誰かがそういってます」(取材元)
ってスタイル。
こんな文章書く流儀を身につけるのが仕事じゃ、産経新聞の記者って、脳みそ腐らないか?

それはともかく。。。。。。

景気さえあがればいいという言葉の傲慢さ、改めて感じますな。

今年はお正月らしいことはなにひとつしなかった。

季節の行事なんてのは、なくても食うに困らないもので、家計がきつくなったら真っ先に切り捨てる物。
ご近所を見れば、去年りっぱな「門松×2」だったお屋敷が、ふつうの松飾りになってるし。

この手の消費が下がったら、民は疲弊してるってことなのよ。

なんちゃらファンドがいくら金を動かして数字が跳ね上がっても。

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ちなみに、公的団体のくさったはなしをきいて一句。

山本正之の歌の
「炊いたご飯は残さない」の節で
「とった予算は残さない」
ちゃんちゃん。

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