わがままになる
2007年12月22日CSはその人の人格の地が出る、というテーゼがあるらしいです。
けっこうそうかも。
地、というか、病気になって、いろんな意味で、その人の性格の評価が落ちる、というのはある気がします。
わがままな人は、よけいわがままになる、といった。。。。
でもそれって、いくつか理由があると思います。
こっからは、私見。。。
?病苦自体が強いストレスであり、ストレス下の人間は、一般的に苦難への耐性が弱まる。
嫌なことや痛みが有れば我慢ができなくなり、嘆いたり、怒ったりというネガティブな反応は、多くなるでしょう。それがないときより。
癌などで性格が変わる人、そんなに聞きません。
末期に近くならないと、自覚するほどの痛みがないからかも知れません。
まだ、「人間」でいられるのはそのせいかも。
だけど、日々痛みや苦しみにさいなまれ、快癒の見通しもない、という状態に置かれたら、性格がひねるのは、分かる気がする。
そういう種類の病気の人は一般的に、性格が悪くなるんじゃないかな。
?CSの特徴として、神経障害、内分泌コントロール障害がある。その現れとして、理性の働きがふっとぶ。
普通は人間は、身につけた社会性により、自分のネガティブな情動は、うまくコントロールしてるもんです。
そうして、社会適応的な行動を取る。
この、コントロールって、脳の高次な機能だし、内分泌もすごく関係してる。内分泌のコントロールもこれまた、高次の脳の機能ですし。
有機リンでやられてたとき、「本の意味が読みとれない、思考がまとまらない、記憶ができない、ちょっと抽象的な話の理解ができない」といった症状が強かったです。
ここまで脳の機能がおかされるなら、衝動抑制、認知のコントロール(相手の立場を斟酌すると、怒りもおさまるなど)、他者配慮、などのより社会的で高度な機能は、さっさと障害されるはず。
だから、社会性を失い、情動コントロールを失い、怒りやすく、すねやすくなるのは、ある意味必然かも。
?CS発症の背景に重金属汚染などの、「切れる」「怒りやすくなる」「情動のコントロールができにくくなる」ような原因がある。
私はすごい重金属汚染があります。
水銀汚染に曝されると、「切れる」なんていいますよね。
実際、脳の働きを阻害する金属は、脳の高次な働きは阻害しますから。
あ、これは上で言った、有機リン障害も同じですね。
?長年の周囲の無理解、無協力で、すっかり人格がひねる
これはありそう。
さほどでもないことを悪意に誤解される、というのを、私もされた経験があります。
長年の家族の無理解と暴言で、その人自身がおかしくなってしまうのは、ありそう。
とてもかわいそうだけど。。。。
でも、ご家族が長年非協力でも、それはそれとおいといて、明るく楽しく前向きに闘病生活送ってる患者さんもた〜〜くさんいるわけで、家族にばかり帰責はできないんだけどね。
?じつは元からちょっと変だった(失礼!)
もともと高いストレスの中で生きてきた人は、免疫力がすっかり落ちてますから、CSも発症しやすいと思います。
で、もともと高いストレスの中で生きてたひとは、それだけ、おおらかさや楽観性を備えられずに人生をわたってきたはず。
「普通の人」よりは悲観的だったり、抑鬱的だったり、してたのかも。
なにをかくそう私は、たぶん、人様より怒りっぽくて、けんかっぱやかったと思います。発症より遙か前から。
生後43年、そうだったと指摘する人もいる(弟とか)
それが、CSでさらにストレスが付加されたわけで、性格、悪くはなっても、よくなりようがないですよね。(自覚しない限りは)
私は、わがままというのは、自分に攻撃が加えられてる、と感じてる人の、防衛機制の働いてる姿、であることもあろうと思うんです。
いままでずーっと攻撃を受けてきた人(お前は怠け者だ、とかいわれて)が、自分を守ろうとする、必死の姿なのかも知れない。
端から見ると、そりゃたしかに、常人の常識からかけ離れた「わがままさ」だったりするのですが。。。
損ですよね。そういう反応をしむけられている側は。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
一方で、「もともと献身的だった人がより献身的になる」
ということもあるそうな。。。
これは上の話とは若干別で、
「艱難汝を玉にす」といのにも相通じることだと思うんです。
病苦を得ることで、いままで思いをいたすことの少なかった、他の苦しんでる人への配慮や思いやりが出てくるとか。
病気を得ることで、自分の人生の役割を、いままでになく深く見据えた結果、他者に尽くす道を自覚的に選ぶ。
キリスト者なら、「神にチャレンジされてる」と思うのでしょうが、
私はキリスト者じゃないので、「人生にチャレンジされている」と感じることもあります。。
ただ、このチャレンジ、私はまだまだ、うまく超えられてないし、答えもみつけられていない。
病を得て、人格を成長させた人が、「玉」になっていくのでしょう。
けっこうそうかも。
地、というか、病気になって、いろんな意味で、その人の性格の評価が落ちる、というのはある気がします。
わがままな人は、よけいわがままになる、といった。。。。
でもそれって、いくつか理由があると思います。
こっからは、私見。。。
?病苦自体が強いストレスであり、ストレス下の人間は、一般的に苦難への耐性が弱まる。
嫌なことや痛みが有れば我慢ができなくなり、嘆いたり、怒ったりというネガティブな反応は、多くなるでしょう。それがないときより。
癌などで性格が変わる人、そんなに聞きません。
末期に近くならないと、自覚するほどの痛みがないからかも知れません。
まだ、「人間」でいられるのはそのせいかも。
だけど、日々痛みや苦しみにさいなまれ、快癒の見通しもない、という状態に置かれたら、性格がひねるのは、分かる気がする。
そういう種類の病気の人は一般的に、性格が悪くなるんじゃないかな。
?CSの特徴として、神経障害、内分泌コントロール障害がある。その現れとして、理性の働きがふっとぶ。
普通は人間は、身につけた社会性により、自分のネガティブな情動は、うまくコントロールしてるもんです。
そうして、社会適応的な行動を取る。
この、コントロールって、脳の高次な機能だし、内分泌もすごく関係してる。内分泌のコントロールもこれまた、高次の脳の機能ですし。
有機リンでやられてたとき、「本の意味が読みとれない、思考がまとまらない、記憶ができない、ちょっと抽象的な話の理解ができない」といった症状が強かったです。
ここまで脳の機能がおかされるなら、衝動抑制、認知のコントロール(相手の立場を斟酌すると、怒りもおさまるなど)、他者配慮、などのより社会的で高度な機能は、さっさと障害されるはず。
だから、社会性を失い、情動コントロールを失い、怒りやすく、すねやすくなるのは、ある意味必然かも。
?CS発症の背景に重金属汚染などの、「切れる」「怒りやすくなる」「情動のコントロールができにくくなる」ような原因がある。
私はすごい重金属汚染があります。
水銀汚染に曝されると、「切れる」なんていいますよね。
実際、脳の働きを阻害する金属は、脳の高次な働きは阻害しますから。
あ、これは上で言った、有機リン障害も同じですね。
?長年の周囲の無理解、無協力で、すっかり人格がひねる
これはありそう。
さほどでもないことを悪意に誤解される、というのを、私もされた経験があります。
長年の家族の無理解と暴言で、その人自身がおかしくなってしまうのは、ありそう。
とてもかわいそうだけど。。。。
でも、ご家族が長年非協力でも、それはそれとおいといて、明るく楽しく前向きに闘病生活送ってる患者さんもた〜〜くさんいるわけで、家族にばかり帰責はできないんだけどね。
?じつは元からちょっと変だった(失礼!)
もともと高いストレスの中で生きてきた人は、免疫力がすっかり落ちてますから、CSも発症しやすいと思います。
で、もともと高いストレスの中で生きてたひとは、それだけ、おおらかさや楽観性を備えられずに人生をわたってきたはず。
「普通の人」よりは悲観的だったり、抑鬱的だったり、してたのかも。
なにをかくそう私は、たぶん、人様より怒りっぽくて、けんかっぱやかったと思います。発症より遙か前から。
生後43年、そうだったと指摘する人もいる(弟とか)
それが、CSでさらにストレスが付加されたわけで、性格、悪くはなっても、よくなりようがないですよね。(自覚しない限りは)
私は、わがままというのは、自分に攻撃が加えられてる、と感じてる人の、防衛機制の働いてる姿、であることもあろうと思うんです。
いままでずーっと攻撃を受けてきた人(お前は怠け者だ、とかいわれて)が、自分を守ろうとする、必死の姿なのかも知れない。
端から見ると、そりゃたしかに、常人の常識からかけ離れた「わがままさ」だったりするのですが。。。
損ですよね。そういう反応をしむけられている側は。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
一方で、「もともと献身的だった人がより献身的になる」
ということもあるそうな。。。
これは上の話とは若干別で、
「艱難汝を玉にす」といのにも相通じることだと思うんです。
病苦を得ることで、いままで思いをいたすことの少なかった、他の苦しんでる人への配慮や思いやりが出てくるとか。
病気を得ることで、自分の人生の役割を、いままでになく深く見据えた結果、他者に尽くす道を自覚的に選ぶ。
キリスト者なら、「神にチャレンジされてる」と思うのでしょうが、
私はキリスト者じゃないので、「人生にチャレンジされている」と感じることもあります。。
ただ、このチャレンジ、私はまだまだ、うまく超えられてないし、答えもみつけられていない。
病を得て、人格を成長させた人が、「玉」になっていくのでしょう。
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