ISBN:484011305X コミック 山岸 凉子 メディアファクトリー 2005/03/23 ¥620
で。
それだけではないのでしょうね。
ついつい読んでしまったのは。
同じ左膝に、2度3度とトラブルが起こるちかちゃん(お姉ちゃん)の苦難は、この、体調がもちあがらない自分の苦難にかさねられたんでしょう。
ダンサーとしての成長期の大事な時間を怪我で空費する彼女と、高い授業料をはらって、既に取ってしまったトシをなおなお空費する自分と。
そういう苦難を与えられた人間が、自然な帰結として死を選ぶというのは、とてもとても、分かる気がする。いや、自分は死なないが。
これがよくある人生。
よく、神はその人の耐えられない苦難を与えない、とキリスト教徒がいうけれど。
じゃあ、苦難に負けて死んでいった人たちは、あれは、なんだ?
神様のほうも見立て違いをするということか。
時に人は、かかえた苦難にたえられず、死ぬ。
これは、世間一般の事実。
検証されない空論をふりかざす宗教者に、お笑いをあびせたいくらい、事実だもんね。
かかえた苦難に耐えられず、酒を飲む。
クスリを打つ。
そんなもんです。
耐えられている人は、無理にも「耐えている」のであって、
「耐えられる範囲の困難だったから」なんて軽い話ではないのよね。
で。
それだけではないのでしょうね。
ついつい読んでしまったのは。
同じ左膝に、2度3度とトラブルが起こるちかちゃん(お姉ちゃん)の苦難は、この、体調がもちあがらない自分の苦難にかさねられたんでしょう。
ダンサーとしての成長期の大事な時間を怪我で空費する彼女と、高い授業料をはらって、既に取ってしまったトシをなおなお空費する自分と。
そういう苦難を与えられた人間が、自然な帰結として死を選ぶというのは、とてもとても、分かる気がする。いや、自分は死なないが。
これがよくある人生。
よく、神はその人の耐えられない苦難を与えない、とキリスト教徒がいうけれど。
じゃあ、苦難に負けて死んでいった人たちは、あれは、なんだ?
神様のほうも見立て違いをするということか。
時に人は、かかえた苦難にたえられず、死ぬ。
これは、世間一般の事実。
検証されない空論をふりかざす宗教者に、お笑いをあびせたいくらい、事実だもんね。
かかえた苦難に耐えられず、酒を飲む。
クスリを打つ。
そんなもんです。
耐えられている人は、無理にも「耐えている」のであって、
「耐えられる範囲の困難だったから」なんて軽い話ではないのよね。
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