どうでもいい話。

あんまり映画、みれなくなってしもうたけど(映画館の殺虫消毒と、DVDの電磁波双方)。

ニューヨークの恋人、でしたっけ、昔時代のイギリスの公爵さまが、タイムスリップして現代のワーキングウーマンと恋する、って映画。
あの公爵さま

タイタニック。
あのケイト・ウィンスレット。

品格がないのじゃ!
アレは残念ながら、育ちに演技が勝てない、ということなんでしょうね。
ケイトちゃんはセリフリッジ(かその近く)の肉屋だかグロサリ屋で肉切ってたそうだから。

「故意におちたシェイクスピア」の、グウィネスじゃなくて、女王様のほう。
雰囲気似てるんだけど、品格がない!
ジュデイ・デンチという方が、どういう人か知らないけど。

ケイトブランシェットでしたっけ、のおなじエリザベス1世女王様。
こちらはすごく品格ある!

「ムッソリーニとお茶」のわがデイム・マギー・スミス、
これぞ上流婦人。
愚かな上流婦人をやらせたらこの人の右はいないっすよね。

「ダロウェイ夫人」の主人公やったひと、名前忘れたけど、マギー・スミス・マクゴナガル先生にはかないませんね。

上流階級の人間を演じるのは、労働者階級出身の俳優には、なかなか難しいんだろうなあ。

おなじケイトでもこちらははお嬢様だそうだし。
グウィネスという人もものごっついお嬢様だそうだし。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
歌右衛門が演じた淀君はすごかった。

歌右衛門が演じた政岡もすごかった。

でも最近の歌舞伎は見ない。
なんだかで。
品格の面で、なんだかなんですよ。

歌右衛門が「立って」舞台に立っていた(晩年は坐ったきりだった)頃をしってる観客は、もう、立ってる人はすくないかもしれないなあ

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
女性の品格。

あの本、電車で隣に座った女性が読んでたので、
横から読みました。

で、感想。

あれ、品格の本じゃないじゃん。

せいぜいが品位の本で。

品格を云々するのは、ある階級以上の世界に住む人について、ですわ。
プロトコル、という言葉がフレデリック・フォーサイスの小説名(第4の核)だと思わない人たちのためのものだわね。
---------------------------------------------------

というのは、だいぶまえから思ってたけど。

書いたの読んでみてさらに感想。
わたしが品格を語ってどうする。

育ちが悪いモノは、育ちが悪いモノとして生きればよい。

コメント

Limei
Limei
2007年10月26日4:28

ケイトブランシェットの口(微笑み方)は
天皇家の女性陣にすごく似ていると思います。

立ち居振る舞いだけじゃなく、文章にも育ちがでてしまいますよね。

どん太
どん太
2007年10月26日9:32

limeiさま

そうですね。そっくりかも。

文章のことをいわれると、立場ないですね。
私は労働者の娘です。

Limei
Limei
2007年10月30日4:56

うーん 
それだけじゃなくて、どん太さんは思考の人だと思います。

どん太
どん太
2007年11月1日8:55

Limeiさま
ありがとう。
まえはもっと思考だけの人だったのが、私なりにだいぶ
やわらかくなってきたかと思うのだけど、やわらかくなると、
思考に戻るのに四苦八苦したりします。
思考の慣れ、ってありますね。

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