赤福

2007年10月14日
なつかしい菓子の名がとびかってますね。

赤福といえば、むかし学生の頃、

とある学生が単位がとれそうにない成績だったので、
先生になきついたそうな。

先生曰く
「君は三重の出身だそうだが、そのへんの名物はなんだね?」
学生曰く
「え? え〜とそうですね〜。しぐれはまぐりとか」
先生
「そうか、わしは赤福が好物だな」

それで学生、しかるべく手配して、しっかり単位をいただいた。

という話がまことしやかに伝わってたが。
どの先生だったんだろね。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
某哲学の先生は(当時は特定されてたが、もはや忘れた)

学生が答案に書いた「カレーの作り方」に単位を出したとか。
「哲学的に単位を授与するにふさわしいカレーの作り方」だったそうな。

わしも(ここからは実体験)
ドイツ語のテスト、ぜーんぶ答えを日本語で書いて、
出そうとしたら先生が
「君、これすべてドイツ語で書く試験なんだが」

あわてて30分延長してもらって、ドイツ語(すっかり忘れた)に書き直して単位をもらって進級した、なあ。

あの30分は、きっとなかったことになってるんでしょう。

ああ赤福の至福。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ドイツ語といえば思い出すのが。

まだならいたての頃。
英語もならってたんですが(教養課程)、
英語の時間、学生があてられて読み始め、
いきなり
「Was」
を「ヴァス。。」と読み、その後あとがつづかず沈黙してしまったっけ。

切り替えできてなかったのね。

-----------------------------------------------

今から見れば他愛のないたんなるなつかしい古き良き学生時代。

当時は、学生たちのあまりののうみその軽さにうんざりしてたっけ。
いまつきあう学生さんたちも、思えばおなじなのだけど、
軽さにうんざり、なんてことは、全くないです。

あのころの私は、どうかしてたんでしょうね。

どうかしてた自分を、さもよきもの、すぐれたもの、なにがしかになるもののように思って、そうでない今の私を叱咤激励してくれた小学校6年生の友達たち。

「○○(旧姓)ならいまごろ議員とかになってるかと思った」
「本とか書いてるかと思った」

もうしわけないやらありがたいやらなんだけど、

「なにゆえ変わったの?」
と一言でも聞いてくれたら、そこからつきあいはするするするとふたたびつむがれようものを。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索