毎日かあさん4 出戻り編
2007年10月12日 読書
ISBN:4620770574 単行本 西原理恵子 毎日新聞社 2007/07/20
たちよみしました。
享年、たしか私と同い年くらい?
かもちゃんは、ソバーになると同時に、末期癌がわかった、のかな。どちらが先か、わからんが。
どうなんだろう。
彼は飲み続けていたら、もっと寿命があったのかも知れない。
現実が辛すぎてfaceできないから飲むのだから、無理にしらふにすれば、現実にコロされてしまうのかも知れない。
知り合いの知り合いの奥さんが、分裂病患者だった。
子供をマンションの住戸からなげて、コロしてしまった。
それが契機で、辛抱強かった旦那さんから離婚を言い出され、
結局離婚。
離婚後半年くらいで、奥さんは癌が急速に進んで、ガン死。
これも、病気の中に逃げていれば、現実を観ないで済んだところ、子供を投げ殺すという、「やりすぎ」を自ら(責任能力ない状態で)招いてから、なにより依存していた夫に切られる、という事態に直面せざるを得なくなって、現実におしつぶされたんだろうなあと。
けっきょく、この世にいるのがつらくてイヤな人は、逃げる手段を奪われれば、癌になってこの世から逃げるわけだ。
というわけで。
癌にならない方法。
この世をつらいところにしておかないこと。
万難を排して、居心地のいいところに変えるか、居心地のいいところに、うつること。
これだな。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
サイバラは自分で、10年にわたって自分がかもちゃんを無能呼ばわりし、さげすんできた、と書いた。
そのとおりだったんだろうね。
かもちゃんは、サイバラのそばにいたかったのだが、そのサイバラが、イバラになっていた。
サイバラは、「この病気は、家族の懸命な協力と専門の医療のサポートが必要だ」とも書いた。
では、家族はどう協力すべきだったんだろ。
酒を飲むな、と思えば、飲み続ける夫をののしり、さげすむこともあろうさ。
管理下で飲ませるというなら、それはりっぱな「アル中の妻」のイネイブラーだ。
家族はたぶん、
「飲むのをやめて○○年したら、会ってやってもいい」
といって、離れるしかなかったんでは。
DV家族も同じかも。
「専門家の治療を受けて、真摯に謝罪ができる人間になったら、会ってやってもいい」
家族ができる協力って、ほかにないんじゃないか。
たちよみしました。
享年、たしか私と同い年くらい?
かもちゃんは、ソバーになると同時に、末期癌がわかった、のかな。どちらが先か、わからんが。
どうなんだろう。
彼は飲み続けていたら、もっと寿命があったのかも知れない。
現実が辛すぎてfaceできないから飲むのだから、無理にしらふにすれば、現実にコロされてしまうのかも知れない。
知り合いの知り合いの奥さんが、分裂病患者だった。
子供をマンションの住戸からなげて、コロしてしまった。
それが契機で、辛抱強かった旦那さんから離婚を言い出され、
結局離婚。
離婚後半年くらいで、奥さんは癌が急速に進んで、ガン死。
これも、病気の中に逃げていれば、現実を観ないで済んだところ、子供を投げ殺すという、「やりすぎ」を自ら(責任能力ない状態で)招いてから、なにより依存していた夫に切られる、という事態に直面せざるを得なくなって、現実におしつぶされたんだろうなあと。
けっきょく、この世にいるのがつらくてイヤな人は、逃げる手段を奪われれば、癌になってこの世から逃げるわけだ。
というわけで。
癌にならない方法。
この世をつらいところにしておかないこと。
万難を排して、居心地のいいところに変えるか、居心地のいいところに、うつること。
これだな。
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サイバラは自分で、10年にわたって自分がかもちゃんを無能呼ばわりし、さげすんできた、と書いた。
そのとおりだったんだろうね。
かもちゃんは、サイバラのそばにいたかったのだが、そのサイバラが、イバラになっていた。
サイバラは、「この病気は、家族の懸命な協力と専門の医療のサポートが必要だ」とも書いた。
では、家族はどう協力すべきだったんだろ。
酒を飲むな、と思えば、飲み続ける夫をののしり、さげすむこともあろうさ。
管理下で飲ませるというなら、それはりっぱな「アル中の妻」のイネイブラーだ。
家族はたぶん、
「飲むのをやめて○○年したら、会ってやってもいい」
といって、離れるしかなかったんでは。
DV家族も同じかも。
「専門家の治療を受けて、真摯に謝罪ができる人間になったら、会ってやってもいい」
家族ができる協力って、ほかにないんじゃないか。
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