ナルはなしみたび

「立てこもり容疑者、心中におわせた」FMのDJ会見
2007年05月23日00時33分

　「脅して復縁を迫ろうと、拳銃を持っていった」

「昨年秋ごろと今年初めごろに、名古屋・栄の喫茶店などで話し合ったが、うまくいかなかった。今回は、脅して復縁させるために銃を持参した」などと説明したという。

→→結婚は、支配と服従の関係なんでしょうか。脅迫して婚姻を再開させようと言うのは。結婚が愛に基づくものという意識は、たぶん、前提の中にありませんね。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

長男や次女について「大事。愛している」と強調。元妻については「15歳から35年間一緒にいて、空気のような存在だ」

→→この違い。子は「愛している」妻は「空気」
この違いは大きいです。さすがいに、全治何日〜何週間という傷害を複数回与えている相手には、「愛情」を衝動や感情としても感じないでしょう。
妻を求めたのは、やはり、自分の暴力衝動のはけ口が、どうしても欲しかったから。でしょうな。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

　ただ、殺された愛知県警機動隊の林一歩警部（23）や、銃撃された愛知署の木本明史巡査部長（54）については、一切触れなかったという。

→→自己愛人格障害者は、自己の受けた被害は増幅して覚えていますが、自己の与えた加害については、現実を認識できないんじゃないか？というくらい過小評価します。
たぶん、妻や子に与えた傷害も、過小評価しているでしょう。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「復縁に望みを持っていた様子で、自分の置かれている状況を把握できていないのではなかったか」

→→これはDJさんのことばですが、さすが、よく人をみてるなと思いました。
この期に及んで「復縁が可能」と思える現状認識のゆがみ。
自己愛人格障害者には、かなり共通だと思います。