立てこもり容疑者、「商才ある起業家」穢れに嫌悪感 [朝日新聞]

2007年5月21日時事ニュース

05月21日付朝日新聞の報道「立てこもり容疑者、「商才ある起業家」穢れに嫌悪感」へのコメント：

立てこもり容疑者、「商才ある起業家」　穢れに嫌悪感
2007年05月21日11時46分

（前略）また、迷信を信じる神経質な一面もあり、「穢（けが）れる」と言ってよくうがい薬を持ち歩いていた。

「大林容疑者は、常にホームランか、悪くても二塁打を狙うようなタイプで、地道な商売はできない人だった」と話す。

大林容疑者は長男にも厳しく、ささいなことで怒鳴っていた。

穢れを異常に気にする一面もあったという。
穢れに対する嫌悪感が強く、よく「邪が入る」と言っては、うがいをしていた。

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こういうクズに有為の青年が殺されたかと思うと。

いかにも自己愛人格「障害」の姿を伝えてくれてる。

穢れを気にするというのは。
自分が「穢れ」にたいし無力だという、自己の力への不信の現れでもある。
これだけ見ても、その自尊心が傷つきやすくフラじゃいるであるのがわかる。

自己愛人格障害者は、その自己愛のウラには、深刻な自己の不全感を持っている。自分は無力だ、無能力だ、魅力がない、穢れている。

この男の場合、「自分は穢れている」という根深い「無」意識があっただろうな。それが抑圧されてる。自分は「まだ」穢れてないと思っている。

だから病的に穢れを恐れる。容易に穢れる存在だから。

私は強いので、何をされても穢れない、という意識とは対極。

こういう暴力男の自己感は、かくも「弱者」なのだわ。

弱いからこそ、弱者を襲う。
こういうのは、大権力にたてついたりしない。

敗者であるところの自己愛人格者ですね。

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さて。
こういう抑圧者たる夫・父と暮らす家族の心理が「理解できない」健康な方のために、本のご紹介。

岩月謙司
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はっきりいって金太郎飴なので、どれでも大丈夫だと思います。
「家庭内ストックホルムシンドローム」が説明されてるのを特に読んでみると、わかります。

でも、実感としてはわからないでしょう。
それでいいと思います。