私は分裂病者とは、友達にはなれない、と思ってます。

彼らは残念ながら、言語を獲得するよりも前くらいから、
この世は恐怖に満ちている、と学んでいて(親が悪いよ)
もしも心を許す(なんてことは究極的にはないんだけど)
相手が現れたら、その相手のことも、自分の欲求通りの
人格に置き換えて、そのとおりに行動しないと、欲求不満をため、あげくのはてには恨みを抱く対象になる。。という経過をたどりがちですから。

自分と相手の境界線なんて、はなからありません。
そういう相手になれば、の話ですけどね。

そうなる以前なら、相手からアプローチしてくると言うことは
皆無ですから(なにせ恐怖世界の一部ですから、こっちは)
こちらからアプローチする、ということになるんでしょうけれど、そのときの迎合的、受容的な態度が、相手に誤解を抱かせなければいいんだけど。

分裂病と言っても重症度に違いがあるでしょうから、
ある程度関係を結べる人もいるでしょうけれど、
私は彼らの心象世界には、我々が認識しているような
「他者」は結局の所、いないんじゃないかな、と
思ってます。

だから、ケア職に就くとかでない限り、彼らと
「友達」類似の関係を築くことはないし、
真の「友達」関係は、無理だろうなと。

>彼が周りの誰かに心を開いてくれていたら、この事件は未然に防げたのではないかと思わずにいられません

かもしれません。
でも、その一人が、凶弾にたおれる被害者になっていたかもしれません。

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さっき、ニュースで、彼の家族は他の韓国人より貧乏で疎外感を感じていたらしい、というのを見ました。

それとか見る限り、分裂病と言うよりは、やはり
疎外感から恨みをためたサイコパス、のいめーじかなあ。
どちらにせよ、私は彼のような人間に、同情を向ける気にはなれません。

関係ないのに殺される側に、どうしても自分をかさねるからかな。

被害者の意識に同調するのかも知れませんね。

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