2007年03月19日11時47分アサヒコム
 中部電力の浜岡原発3号機で、91年の定期検査中に制御棒3本が想定外に抜けていたことがわかった。
抜けた制御棒の位置がそれぞれ離れており臨界にはならなかった。
また、88年7月には東北電力女川(おながわ)原発1号機でも定期検査中に制御棒2本が脱落していたこともわかった。

志賀、浜岡、女川のいずれも沸騰水型炉であり、相次ぐ制御棒の脱落に同型の原子炉の信頼性が問われる事態に発展しそうだ。

 経済産業省原子力安全・保安院は「国への報告義務はなく、隠蔽(いんぺい)にもあたらない」としているが、両社とも外部には公表せず、トラブル情報が電力業界で共有されていなかった。

 浜岡では(中略)操作していないのに、本来動くはずのない制御棒が抜けたという。トラブルは1時間ほど続いた。
 この作業中、原子炉本体と格納容器のふたは開いており、志賀原発の臨界事故と似た状況にあったという。

 女川では、88年7月9日、定期検査をほぼ終えて制御棒が水圧で動くように配管の弁を開ける作業をしていたところ、制御棒89本のうち2本が抜けた。
制御棒の位置が離れていたので臨界状態にはならなかった。
トラブル時、原子炉本体と格納容器のふたは閉まっていた。

東北電力も事故の情報について外部には公表していなかった。

 一方、保安院は19日、臨界事故隠しをしていた志賀原発の緊急調査に入った。

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どこでも起こる臨界事故。

あ〜あ。

薄氷の上に住んでます。

昔の彼氏は保安院に一時期いたが、学生の頃から原発無問題と広言してはばからない男だった。

保安院に異動してからも、「東海地震が起きるなら、俺は妻子を連れて浜岡原発に行く。それほど地盤は固いので安全なのだ」
と言っていた。

保安院という職がら上、かつての友人にすらプロパガンダしかいわない人間になってた、のかもしれないが。

一方で、かわいそうなもんだな、役人というのは。とも思った。

地位上、いちまつの不安を抱くと表明することすらできんのか。

まあ、いいんだけどね。

そうしてあまりある利得を受け取ってるんだし、思ったことを話さないくらい、へでもないんだろうし。

コメント

べらじお
2007年3月20日5:15

思ったことを話していないというよりも、一抹の不満も持っていないような気がして、その方が怖い気がします。

どん太
どん太
2007年3月21日0:58

ああっ、たしかにそっちのほうが怖すぎです。
まさかそこまで終わってないと思ったのは、
前彼女の欲目。。。?

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