柳沢

2007年2月1日 時事ニュース
なんかのー。

なぜあいつが大臣やってはいけないのか。

女性の「人権」というより、「人格の尊厳」に配慮を欠いた発言をしたから。

につきます。

人間を機械にたとえてはいけないのですよ。
しかも出産という、人の自己決定の重要な場面の話なのに、個々人の人生設計や判断が入るという側面をオミットして、「操作すれば操作した人間のやるとおりに製品を生み出す意思なき機械」に女性をたとえてそれが「わかりやすい」とのたまった。

私にははげしく「わかりにくい」ですな。
機械が妊娠出産を自己決定するかい。

それでも人権感覚のない御仁からは
「それくらいの失言でなぜ」

という問いがでるんですが。
それには

「大臣という職責は、そのくらいの『ちいさな』失言も許されないほどの重責なのです」
「そこまで注意して周到な行動ができる人がつくべき職務なのです」

ということだわ。

「しかも、なりたい人は他にごまんといる」
「よって、なりたい人で、かついちおう適格と思える複数の候補者の中から、もっとも適格な人をつけるべき職責なのです」

「なので、一回の失言でもアウトにするほど、人選には厳しくすべき」

「それでこそ、内閣の人的クオリティが保たれる」

早い話が、大臣とか大統領とかは、「まあやらせてやればいいじゃないの」という甘い基準でついてもらっちゃ困る地位なのだ、という前提がないから、「まあまあいいじゃんそうヒステリーにならずに」などというお声がでちゃうわけだ。

ちょっとでもミスったらすぐ地位を追われる(仕事を失う。客を逃す)。
この緊張感が仕事の質につながるのは、民間でも大臣様でも同じこと。
ああそういえば不二家もその緊張感がない民間だったわね。

それが国民の行方を左右する職責であるなら、なおさら辞任でゆさぶらないといかんとわしは思う。
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しかし追求する方には若干違和感あるな。

共産党が「女性は傷ついている」とかいってるそうだが。

なんで弱者を装わねばならないんだろう。

わしは憤慨はしてるが、柳沢ごときにそういわれたからといって
傷つくことはないなあ。

「公務員として、大臣として公の場で不適切きわまりない発言をした」
ことこそを問題にしておろせばいいだろうに。

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