昨日はよく寝れませんでした。
ついいろいろ考えたり、思い出したりしてまして。
こしかたゆくすえを。

寝ないと体調はほんとにくずれます。
体調持ち直すのがとってもだいじ。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

思い出してたのは、24歳の時に、雨の中で見送った背中のことなんぞで。

背中のあるじのことを、わたしは愛していたことがあったのか、と自問したわけです。
私は彼との生活を望んだし、生活とまで言わずとも、暖かい親密なやりとりができる人生を欲していました。

が。
縁がなかったんですね。
というか、つたない縁だった。

人生を重ねることができない、と悟った、納得した後に、私は彼の幸福を祈ったり、幸福であればこちらも本望、と感じることがあったか。

あんまり、なかったのかも。
私は彼を欲するばかりで。

30代は、そんな風に、無駄に過ごしてしまったわ。

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で。
今の夫ですが。
というより、その後の人生ですが。

24の3月、卒業間近に(一浪&転学科で1年追加)、
その背中の主のもとには、どうやっても戻れないとわかって、
2食(生協第2食堂の入ってた建物)の屋上から落ちてしまおうか、と血迷ったことがありますが。

まあやめておこう、どうせ数十年後には確実に死ぬんだから、あまりの人生生きてから死んでもかわらん。
そう思ったので。

その後の20年近く、ほんとにわたしは、「死んでるのとあんまり変わらん」人生しか生きられなかった。

生きる覚悟が足りなかったというか。

ときどきは、「もっと生きたい」とあがいていたのだけど。
どうにもこの、なにやら重たいものが足を引っ張って、生き生き元気、屈託ない笑顔、というのにはほど遠い人生だったです。

その後選んだ今の夫にしても。

せいぜいが
「あの恋をわすれるくらいの恋」
だったんですね。

「あの恋をしてよかった、あの恋はいい人生だった、と思えるくらいの恋」
をしないと、あの恋から脱却して、次の人生を歩むことはできなかったんでしょう。

そういう相手と恋愛するという覚悟は、ないままに花の盛りは終わりました。

自分の不明を恥じるばかりです。

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