背戸峨廊
2006年10月18日ミクシにあげたものです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
いってきました。
http://www.asahi-net.or.jp/~QY5S-SOZK/setogaro/setoga.htm
命名は心平さんだそうですが、小川町上小川から見れば、このあたりは「後方、うしろ」なので、「背戸」なわけですな。
で、峨々たる山の回廊、なんでしょう。
峨々たるところが好きだった彼は天山も好きでしたね。
シルクロードの。
ついのすみかは天山文庫と名付け。
川内村のほんとの山の中。
まそれは余談。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
入り口あたりは空気は普通でしたが、滝に次ぐ滝のわきを通ればほっとする清澄さ。
しかし。
田舎の家から6キロ、ご近所とあなどってふつうの服装できたせいで、途中で断念せざるをえませんでした。
というのも、先日の東北地方の大雨で大木が倒れ、木橋が流れてしまったそうな。
近所の宿の人は「川の中を行けば大丈夫だから、俺らはそうやって行ってるから」と行ってくれたけれど、おりからの増水ですごい流量。
大事をとって(へたれ)途中で引き返す羽目に。
しかし。
そこまでたどりつくのに、大きな一枚岩の滝のわきにそなえたはしごを、おっかなびっくり、下を見ないようにして上ってきた後だったのですよ。
もう2度と通りたくないほど怖かったのです。
だって下見たら、手はなしたら、はしごの針金が外れたら、確実に死ねるもん。
登りだからまだいいけど、下りなんてどうしたらいいの状態。
でも前には急流が。
前門の虎、後門の狼とはこのことだと思いましたね。
ぐずぐずしてると、ばっちり登山の服装で固めたご夫婦が。
(私は普段着にブーツ。)
ちゃんと地図も持ってる(私は地図もなし)。
おふたりは意を決して川の中を行ったみたい。
私は下を見ないようにしてひやひやもののはしご下りをしました。
ご夫婦の奥さんの方に「その格好でよくのぼってきましたね。ここは転落死者もでてるから気をつけてね」と言われましてほんとに怖かった。
とにかく、情報収集が甘い!
なめてる。
いけないです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
下ってくるとなおさら、川沿いの空気の良さを感じました。
違うもんですね。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
時間があまってしまったので、近辺をぶらぶら。
なんだか線路沿いにカメラ小僧(というか中年おじさん)がたくさんいたので、きけば「SLが走る」のだそうな。
しばらく待ってると、来ました。
思ったより小さくかわいいSLが。
でもなぜかディーゼル機関車が後ろに着いてる。
おじさんにきけば、
「磐越東線は線路が弱いので、大きなSL(デコイチとか)は走れない。しかし、勾配はきついので、ディーゼルに押されないと上れない」
のだそうな。
そういえば前日、田舎の家で線路をディーゼル機関車が一台、走っていくのを見ました。
はるか昔に電化されてから、ここをディーゼルが走っているのを見たことがなかったので、「なんじゃらほい」と思ったのの、なぞがとけました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
その後さらに近辺を行けば、かわいらしい農家のゲートウェイのむこうに、にわとりが見えたのでちょっとおじゃま。
見れば50羽ばかりのにわとりが、柵でかこまれた中にうようよいます。
が、柵がアバウトなので、すきまから勝手ににわとりが出てくる。
で、庭のあちこちを歩き回って、すきなように雑草をついばんでいました。
あんまりかわいいもんでさらに母屋に近づくと、そこには。
やぎが。
ああこんなくらし。
いいですねえ。
そばには渓流が流れ、清澄な空気はかわらず。
まあ近くに水田も少しばかりだけどあるので、いまとなっては望んでも無理なところだけれど。
いいですねえ。
健康なら、ほんとうはこういう暮らしがしたかったなあ。
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いってきました。
http://www.asahi-net.or.jp/~QY5S-SOZK/setogaro/setoga.htm
命名は心平さんだそうですが、小川町上小川から見れば、このあたりは「後方、うしろ」なので、「背戸」なわけですな。
で、峨々たる山の回廊、なんでしょう。
峨々たるところが好きだった彼は天山も好きでしたね。
シルクロードの。
ついのすみかは天山文庫と名付け。
川内村のほんとの山の中。
まそれは余談。
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入り口あたりは空気は普通でしたが、滝に次ぐ滝のわきを通ればほっとする清澄さ。
しかし。
田舎の家から6キロ、ご近所とあなどってふつうの服装できたせいで、途中で断念せざるをえませんでした。
というのも、先日の東北地方の大雨で大木が倒れ、木橋が流れてしまったそうな。
近所の宿の人は「川の中を行けば大丈夫だから、俺らはそうやって行ってるから」と行ってくれたけれど、おりからの増水ですごい流量。
大事をとって(へたれ)途中で引き返す羽目に。
しかし。
そこまでたどりつくのに、大きな一枚岩の滝のわきにそなえたはしごを、おっかなびっくり、下を見ないようにして上ってきた後だったのですよ。
もう2度と通りたくないほど怖かったのです。
だって下見たら、手はなしたら、はしごの針金が外れたら、確実に死ねるもん。
登りだからまだいいけど、下りなんてどうしたらいいの状態。
でも前には急流が。
前門の虎、後門の狼とはこのことだと思いましたね。
ぐずぐずしてると、ばっちり登山の服装で固めたご夫婦が。
(私は普段着にブーツ。)
ちゃんと地図も持ってる(私は地図もなし)。
おふたりは意を決して川の中を行ったみたい。
私は下を見ないようにしてひやひやもののはしご下りをしました。
ご夫婦の奥さんの方に「その格好でよくのぼってきましたね。ここは転落死者もでてるから気をつけてね」と言われましてほんとに怖かった。
とにかく、情報収集が甘い!
なめてる。
いけないです。
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下ってくるとなおさら、川沿いの空気の良さを感じました。
違うもんですね。
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時間があまってしまったので、近辺をぶらぶら。
なんだか線路沿いにカメラ小僧(というか中年おじさん)がたくさんいたので、きけば「SLが走る」のだそうな。
しばらく待ってると、来ました。
思ったより小さくかわいいSLが。
でもなぜかディーゼル機関車が後ろに着いてる。
おじさんにきけば、
「磐越東線は線路が弱いので、大きなSL(デコイチとか)は走れない。しかし、勾配はきついので、ディーゼルに押されないと上れない」
のだそうな。
そういえば前日、田舎の家で線路をディーゼル機関車が一台、走っていくのを見ました。
はるか昔に電化されてから、ここをディーゼルが走っているのを見たことがなかったので、「なんじゃらほい」と思ったのの、なぞがとけました。
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その後さらに近辺を行けば、かわいらしい農家のゲートウェイのむこうに、にわとりが見えたのでちょっとおじゃま。
見れば50羽ばかりのにわとりが、柵でかこまれた中にうようよいます。
が、柵がアバウトなので、すきまから勝手ににわとりが出てくる。
で、庭のあちこちを歩き回って、すきなように雑草をついばんでいました。
あんまりかわいいもんでさらに母屋に近づくと、そこには。
やぎが。
ああこんなくらし。
いいですねえ。
そばには渓流が流れ、清澄な空気はかわらず。
まあ近くに水田も少しばかりだけどあるので、いまとなっては望んでも無理なところだけれど。
いいですねえ。
健康なら、ほんとうはこういう暮らしがしたかったなあ。
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