ふろ掃除をしてると「えっちゃんきたの〜」
と声。
本家のばっぱ(おばあさん)でした。

えっちゃんは母。
母はこの地の人なので、母が来ると本家の人も来ます。

「いや〜、私だけ来たのよ。化学物質過敏症って病気になっちゃって、東京(神奈川は東京の一部です)の空気よりこっちのほうがいいから」

「そうけー、いやー、そんならゆっくりして、体大事にしてきな」

しばらくして、私が本を読んでると、がしっ、がしっという音。
ほどなくばっぱちゃんが表れて、玄関に。

そこには大量のみょうがが、さといものはっぱの上に鎮座。

「これたべたら病気もなおっから」「ちゃんとたべなさい」
だそうです。
沢にはえているみょうがをとってきれくれたらしいのね。

ああああああーーーーー

ところで、ばっぱさんはもう80すぎ。
今日ものらにでてます。
元気です。

この地は農薬づけの地ですが、それでも、私より元気です。
(あ、もちろん、自家消費用には農薬使いませんが。これ田舎の常識なんすね)

コメント

べらじお
2006年10月3日22:14

私も農家に育ちましたが、自家消費用の野菜・果物には絶対農薬使いませんでしたね。形が悪くても安全な方がいいという価値観を、子供の頃に叩き込まれてよかったと思います。
自家用の野菜・果物は、愛情かけて育てるからか、売り物用のより格段おいしかったことも覚えています。
田舎は、生命力の源だと思います。私も『田舎に移り住みたいなあ』と、最近考えています。

どん太
どん太
2006年10月3日23:53

>形が悪くても安全な方がいいという価値観を、子供の頃に叩き込まれてよかったと思います

おおー。たしかにそうですよね。子供の時にこれが入ってたら、のちのちの食生活、かしこくなるだろうなあ。
やはり、食を作る人の知恵を知っているって強いですよね。
田舎、いいですねえ。
過敏症のことがなければ、定住したいですほんと。
(田んぼにイネがあるうちはいられないのがつらいです)

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