詫びて返せ

2006年9月6日
この盗んだ女に、「飼い主に詫びて返せ」という、至極当然にしてまっとうな感想をのべてるお方発見。

この女、なんでそれができなかったか。

私であれば、
「あまりにもかわいいのでどうしてもうちの子になってほしいと思ってつい盗んでしまった。飼い主さんのお気持ちを考えないでごめんなさい」
とでもいわれれば、たぶん許しただろうと想像するにつけ。

以前、数ヶ月の失踪の後に帰ってきたミケ丸が、まるまる太って身体の白毛(とくに足の裏)がまっしろになっていたのを見れば、「家の中で大事に飼われてたのね」と思い、感謝するくらいの勢いだったのに。

なぜそれができない?

と。

思うに、この女、悪事がばれた後に相当こっぴどい目に遭わされた記憶が強いんでは。

そんな目にあうくらいなら、逃げる。隠れる、しらばっくれる。

というのが、ばれない限りは合理的でいちばん利得の大きい行動になる。

今回は、この「逃げる、現実逃避する、」が、非合理的な行動になって出てしまったのでは。
窓から放り投げてしまえば、「そんな犬いないもんね、うちには」とでもいえると、(パニックになった頭では)思えたのかも知れない。

んでは、親はこっぴどくしからない方がいいのか。

まあそれで、「情状を酌量して」刑を決めるのも、いいのかもしれないけど。

うちの夫のように、「その場をいいくるめて切り抜けられれば、問題なしよ」
と思うくそガキが育つかも知れない。

いいかげんないいわけを真に受けて、夫の母は夫に甘甘で対処してきた。
なもんで、いいくるめられさえすれば、どんなひどいことをしても自分に不利益は及ばない、とでも学んだらしい、この夫。

こういうクズが出ることもあるので、難しいわな。

子供の品性が下劣だと、どうにも対処のしようがない。
でも、子供の品性が下劣になるのは、親がそこまでの器量だから、というのが世間の通り相場。

まあ、世代間連鎖というのは、するようにできているということか。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ああまた夫の愚痴。
したくないといってるのに。

でもね。

結局は、お互い様というか、割れ鍋に綴じ蓋な訳ですよ。

そういう夫に惹かれたと言うことは、夫の品性の低いことに気づかないだけあって、私自身の品性も低かったということ。

天性の品性がないやつは、品性低くならないためには、常に自分の行動が自己の倫理にてらしてどうよ、ってチェックしないといけない。
チェック項目の中に、品性を判断する基準が入ってなかったんだろ。
というか、自分の倫理というのがなかったというか。

品性低いふるまいをして、何の恥じることもなかったと言うこと。それまでの長い人生でね。

人への配慮を欠いた人間を「よき人」と思えたと言うことは、私自身、人への配慮が欠けていても、自分で気づくことのなかった人間と言うこと。

そういうことだ。

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