以下は、前UPした朝日の記事と同じです。
冒頭部分が変わってる。

「結婚破綻を契機に転落」
という構図を描いていたのが、そういう表現がなくなってる。

誰か抗議したな、きっと。

というか、読売の論調の尻馬にのっかっただけでしょ、朝日さん。
よく考えればわかるはずなのに。
おばかでしたねえ。
でも直してえらいねえ。

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「優しい」「男前」…変身した村本容疑者 茨木女性監禁
2006年08月08日

 11年間で少なくとも6人の女性が被害にあったとされる連続監禁事件。大阪府茨木市の無職村本卓也容疑者(42)=逮捕監禁容疑などで逮捕=は地元では「資産家のぼんぼん」として知られていた。孤独で影が薄かった同容疑者が、「派手な営業マン」として駆け回った時期もある。しかし、父親の事業の行き詰まりや結婚生活の破綻(はたん)とともに再び人目につかない暮らしに戻っていた。そして、密室で陰湿な暴力を振るい続けていたとみられる。

 3日の未明、村本容疑者は、自宅マンション1階の駐車場から捜査車両に乗り込んだ。濃紺のスーツ、白いドレスシャツ姿に、深めにかぶった広いつば付きの帽子。

 同容疑者は捜査員を待たせ、数あるコレクションから帽子を選んでから部屋を出たという。

 「きつい目つきになっていた。なぜあんな目になったのか」。報道を見て高校時代の担任教諭だった男性(50)は驚いた。中高校時代の同級生らは「仲間がなくいつも一人」「金持ちの息子だけど、影の薄いやつ」と口をそろえる。

 3人きょうだいの長男。父は市内有数の土木業者で、監禁現場となったマンションを含めていくつもの不動産を持つ資産家だった。

 大阪市内の府立高校に進んだが、出席不足から3年への進級時に留年。82年春に中退した。

 「穏やかに笑っていて、怒った顔を見たことがなかった」。このころ、村本容疑者と交際していた女性は話す。「スマートでかっこいい」印象だった。帰りは門限前に必ず家の近くまで送ってくれた。女性が父親とけんかした時は「お父さんを心配させたら、あかん」と諭してもくれた。

 間もなく、家業の土木会社を手伝い始める。当時を知る土木建設業者は「父親と一緒に入札会場に来て仕事を勉強していた。よく怒鳴られていた」という。

 人の目を引くようになった。高級車を乗り回し、ストライプのダブルのスーツを着て茨木市の公共事業担当課で名刺を配って回る姿は、「派手な営業マン」と市職員の話題になった。

 30歳を過ぎた94年秋、事件現場となったマンションに新会社が設立される。母が代表取締役に、村本容疑者は取締役に就いた。貴金属や輸入家具の販売……。法人登記簿の目的欄には様々な職種が並んだが、実際は「公共工事の下請けを細々としていた」(市内の建設関係者)という。

 会社の設立前後、結婚式を挙げた。しかし、わずか数日で破局し、婚姻届を出す前に妻がマンションを出て行った。村本容疑者が熱心に働く姿を見る人は少なくなった。

 約1年後、府警に申告があった最初の監禁被害が起こった。

 01年には市内最大手の建設会社を営んでいた伯父が死亡。一緒に仕事をしていた父も休業した。この時、父は村本容疑者に数百万円を渡した。

 府警によると、父は会社を村本容疑者に継がせるつもりだったが、「いい加減だから」という理由でやめたという。村本容疑者も「父親は自分に興味がない。できが悪いから」と複雑な感情を抱いていた。

 一方で、父親から生活費の援助を受け続け、村本容疑者はお見合いパーティーや出会い系サイトを利用し、「優しさ」にひかれた女性に監禁を繰り返したとされる。

 マンションの自室には2部屋の和室があった。一つは大量のビデオテープに囲まれた「監禁部屋」、もう一つは高級スーツがずらりと並ぶ「衣装部屋」だった。

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