わなにはまるな

2006年7月8日
親子の愛と、夫婦の愛は違います。
比喩でならべて考えると、時に失敗します。

子がひとり立ちできないうちの親の愛は、
庇護者として、見捨てることができない愛でしょう。

夫婦や、大人同士の愛は、対等なのですから、
見捨てるべきときというのは、時にやってくるのですよ。

見捨てることが、愛なんですよ、そういう時は。

それともひとつ。
親は、見捨てられるべく子を愛さなくちゃいけない。
いつまでも自己の身近に子を(精神的にだけでも)置こうとするのは、愛ではなく親のエゴ。
親の愛は、子が自己を見捨てるように育てる愛。

成長した子に見捨てられるべく、子が安心して自己を見捨てるべく、愛する。
いつまでも自己を子が欲するようにではなくて。
難しいからできてる親は少ないが、そういうもんだと思います。

夫婦や大人同士は、見捨てられること、見捨てることを当然には内包せず、選択の問題である点も、違いだわな。

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