丸山眞男

2006年6月27日
ほんとならアマゾンにリンクが貼れるようにして書くんだろうが、
筆者というものは自著につき、ついついネットで検索などしてみるものだろうから、忸怩たる気分満開の自分は、リンクなしで。

岩波新書、かるべくんの最新の著作。
学部ジュニア時代の同級生です。
彼はすでに重いものを何冊か書いているので、
どうということはないのだろうが。

もう41歳でありましょう。
文3から転部し、学部を卒業してすぐに助教授になった英才の彼はいまや堂々の教授。

あとがきに、「なにがしか人並みの大人となれる期待も持てないまま漫然と日々を送っていた」と書いてある。
高校時代ね。

私はその時期、大人になる自分というのを想像もできなかったのではないか。

未来に展望はおろか、未来があるとさえ思わず生きていたかもしれない。

卒業からいままでの迷走も、それを思う忸怩たる感情も、いまの学校に通い始めて何度も味わったけど、これは、味わうべきものだとはじめて思いました。

忸怩たる感情が押し寄せるたび、寄る辺なく人に見られるのが恥ずかしい思いでいましたが。
もっと忸怩たるべし。

多少でも現状を変えようと思う力になるように。

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