女性検事正、「年齢聞くんですか」 [朝日新聞]
2006年4月18日 時事ニュース コメント (4)
高松地検の川野辺充子検事正（60）が、12日の就任会見で年齢と生年月日の公表を拒んでいたことが分かり、杉浦法相は18日の閣議後会見で、「役所の場合はオープンで良いと思う」と述べた。
また、「法務・検察幹部がいつ定年になるかなど、年齢は公益性の高い情報ではないか」との質問に対し、「私もそう思う。別に隠すことではない」と答えた。
川野辺検事正は会見で、「女性に年齢を聞くんですか」などと述べ、年齢などを明かしていなかった。
川野辺検事正への発令は7日付で、法務省の事前配布資料では当初、略歴に年齢が記載されていなかったが、一部の指摘で生年月日を記入したものに差し替えられた。
（読売新聞） - 4月18日14時25分更新
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前から思ってたが、なんで女に年齢を聞いちゃいけないんだ？
若い方が価値があるから、だな。
年取ってることを表明せざるを得ない立場におくのは、不利益事実の陳述の強制になるわけだ。
あほかいな。
まだそういう意識で生きてる女がぎょうさんおるちゅうことやな。
クラスにも「女性に年をきいてはいけませんね」なんどと利いた風な口をきくおっさんがいるが、そういう奴に限ってもてないな。
（だって「女性は」と紋切り型に会話する時点で相手と会話してないよ。「女性」と会話してるし）
ちなみにわたしは41歳。
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まえはでっかい企業のからむ事件が面白かったが、
いまは簡単な事件のが好きだな。
だいいち金持ちは私のところには来ないよそもそも。
コメント
だけど、就職の場面で歳をきくっていうのは、よくないと思うんです。日本の求人広告に性別とか年齢制限とか書いてあるけど、あれって労働機会の平等の精神に反してますよね。日本以外で求人に性別とか年齢制限書く国ってあるんでしょうか。少なくとも、私が行ったところでは見たことありません。あれは違法にした方がいいと思うのですが。
川野さんも、そういう意味で（女性だから歳を聞くのは失礼っていうのではなく、キャリアに歳を持ち込むのはいかがなものかという意味で）、年齢を聞くなといったのなら、私は納得できるのですが。
"なぜ年齢が会見で質問されるほど重要なんですか？"と
逆に質問してくれたら面白かったのに・・。
「女性に年齢を聞くんですか」という質問に輪をかけて、
「世間では女性に年を聞くことはタブーですよ」と「同情」。
「女性の気持ちを理解してあげてください」。
という辺りがもっと不可解ですね。
類似の馬鹿らしさにオジサマたちの
「こんな事いったらセクハラだよね？」という質問もありますね。
というのがあたりまえのうらやましい環境ですね。
でも、そうじゃない社会でそれを前提として生きてきた日本の女性キャリアたちは、それを聞いても「うっすらと微笑む」だけしかできないのかも。
なんかそんな話が、昨日読んだ読売新聞に出てました。
このおばさんは、それにしても前時代の遺物だなあと感じます。
実際年齢は大事ですよ。あと何年、検事でいるかがわかるんだもの。
公的かつ重職に就く人は、アノニマスの女に歳を聞くのと違って、情報提供として聞かれる責に任ずる、といってもいいくらい。
それにしても日本の労働市場は買い手（雇い主）に有利にできてますよね。終身雇用の考えが根強い社会では、転職すると不利なことがまだ多いので、雇われる側の立場が弱いままなんでしょうか。
日本の企業で働いている女性は、ほんと偉いわ。limeiちゃんみたいに日本の企業でたたき上げられた優秀な女性が海外に活躍の場を求めて出て行くのは、うれしいことです。