日出処の天子 (第1巻)

ISBN:459288051X 文庫 山岸 凉子 白泉社 1994/03 ￥590

今日はO宮の彼女と飲みを入れていたのだけど。
もう疲れてるげー。
どうしよう。

K先生の演習に入れてもらえたので、経済法はやめにした。
でもそれを知るのが遅かった。
一回のがした。
まあ実質審理に入ってないからいいんだけどね。

わしは会社法にがて。
ちゃんとやらんと。

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疲れてるもんで、衝動買いで日出る処の天子の文庫版、
買ってまたよんでしまった。

いろいろ反省ですわよ。
今思えば、たしかに絵柄はきれいですけど、この王子、
とんでもない勘違い人間で、人間失格だわ。
「人間じゃない」といわれてショック受けてるが、
彼はあのままでは人間ではありません。

人たるべき情がない。
人を愛せないでは人間ではないです。

で。

なんで彼がそうなったのか。といえば。
お母さんから人間扱いされてない、忌み嫌われている、というのがお答えなのだけど。

当時（80年代はじめ）はさらりと読み飛ばしていたが。
今思えば、その傷は大きいのですよね。

2年前、もう音信も途絶えた大学時代のクラスメートから
とつぜん電話があった。
彼女はたいへんな美人なのだけど、どうも幸福からは遠い人で、
離婚をしたというのだな。
彼女がるる述べる話を総合すれば、幼児期に母に
「不気味がられた」
のが重く重く彼女をおしつぶしてるのですよ。

王子と同じ。
それを思い出しました。

翻ってわし。
わしは母に愛されてると間違って思い込むこと30有余年。
わたしもまた、母には嫌われるとまでいわずとも、愛された実績のない女だったわけだ。
んで、母は女を愛せないとこは、王子なみやね。ナルやし。

気づくのが遅かった。

なんでも遅いな、わし。