ISBN:4531081471 単行本 伊藤 はるみ 日本教文社 2005/09 ¥2,200

あんまりにも、というかうんざりするほど納得が行くので、
まさにうんざり。

これに出てたんですよ。

ちょっとした違法行為を犯した正直者の公務員が、同じことやった
仲間が「やってません」としらを切るところ、彼だけ
「やりましたごめんなさい」といって、後々さんざんな不利益に
見舞われるという話し。

結果、彼は山ほどストレス抱えて、とうとう癌になっちゃうの。
そこまで正直にして(って私は普通のことだと思ったが、
これを普通と思うバカ正直さが私の癌を呼んだか)自分を
殺すのはあほじゃいな。

そこまでの融通のきかなさ、ばか正直さ、違法性への怯えもまた、
育つ中で身につけたもの。

わしもまたそういう性質に育ち上がって、例に漏れずというかしっかりと37歳の若さで癌をやらかした。
性格や生き方が変わらないと、そのうちまたやらかすだろう。

リウマチのような自己免疫疾患と、癌は、その病前性格がとーっても似てるそうな。
そういや、ネットで徘徊して行き当たった癌患者の予後で、自己免疫疾患をわずらう人も少なからずいる。
ああおそろしや。

今起こっている関節痛は、待ったなしの赤信号なのだよな。
そう思わないと。
悠長に構えてはいられん。

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思うのですが、自信にあふれたT3とかT8とかの女性が、
自信のない女性にいらいらするのは、わかる。

が。

自信のない女性には、多くの場合、自信を持つことは、
アグレッシブで既に自信がたっぷり備わった人ほど、簡単なことではないのですよ。
というより、至難の業だったりする。

それもこれも、気質もあろうが、育ちの違い故。

育ちを克服するのは、ほんとうに、至難なのですよ。
ためしに自信に溢れた人間が、誰か他人のためにだけ、
自分を殺しつつ生きることを目指すのを想定してみたらいい。
できないでしょ。
したくもなかろうが。

わしも33〜35くらいまでは、自分と違う他者に厳しかった。
というか、辛辣だった。

ACのミーティングにやってくる、甘えたの不適応者達が大嫌いだった。

だが。

そういう環境で適応してきちまった人間に、真人間になれと言うのは、よっぽどの苦しみをしろということ。
ひきこもりのひっきーに、定職につけというのも同じ。

わたしゃ「人生の全ては偶然じゃない必然だ」という言葉がきらいで、
人生のすべては偶然に支配されてると思うが、その人がその人となりであるのは、その人の過去の必然だとつくづく思う。

人は浴びた害悪の量に従って、歪みや欠損を作るのよ。

やまほど放射線を浴びた大内さんだっけ?
彼に気力とがんばりだけで回復しろと言うのが無理なのと同じ。

あびた環境の害悪は、確実にその人をむしばむ。

今自信があって、人生を切り開くことに困難を感じない人は、
そういう人となりを作れる環境に育てたことをラッキーと思う謙虚さがいると思う。

その上で、他者の、自分との乖離に、腹を立てないことだな。

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