開廷せまる

2006年3月1日
3,4,5の3日間で、今日くわしい時間割が出ました。
ついでに調停の相手方の準備書面も届く。
今日明日は調停対策。

ミーティングは夜10時まで。
当日はホテルをただで(というか授業料からだが)とって貰ってて、「お前ら寝るなよ」「寝れないのは覚悟せや」の体制。

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去年は仲裁人におっさんも入ってたが、今年はなし。

ちょいと残念。

まあいいが。
わしらの調停人は同クラスのわかくて切れて冷徹な子。
ちょっと苦手。
仲裁人はとなり組ののよくわからない子。

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準備してないと怖いんだよな。
まだ2日あるんだし。
準備せよ。われ。

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ごましおさま

飲み込む、食らう母、はばりばり共依存と緊密だと思います。
ユングだっけ?のいう怖い母もそうですよね。

ひつぎのみことその母の関係を共依存ととらえる言説って、
やはりはばかりがあってか見かけないけど、アエラの記事読んで、
ああこれも共依存だな、と思ったです。

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kaichuさま

>当時の中国では纏足をしないといいところに嫁に行けなかったそうです。

そう。なんですよね。
でも、そこに、「仕返し」の隠れた意図を読み取った方(たぶん自分か、近い身内が纏足を受けてた人だと思います)が、「母が無理やりにもやらせた」との解説文を書いたんじゃないかな、と思います。
「よい嫁ぎ先を求める」という社会事情だけからなら、強要するのは「父が」でも、「一族が」でもいいはずのものが、特に「母が」ひきずってでも自らの手で娘の足を破壊した、というくだり、すごく衝撃的だったんですよ。
普通の母親なら、子供を怪我させて泣き叫ぶのが楽しいわけない。

纏足の痛み苦しみは、母自身にもトラウマになってるはず。
それを、「これが普通」「当たり前」と否認して、痛みを表明することも許されず、結果トラウマをトラウマと認めないで世代間連鎖をくりかえす。
虐待の連鎖にも構造が似てる気がします。

もちろん、自分もつらいのに泣く泣く子の足をつぶした母は多かったでしょう。
でもそこに、「大人になるのを失敗した大人」がいるのと同じように、己の痛みを支配可能な他者に感じさせることで生き延びようとする母も、いたろうな、と思うのです。
これをいうことは、女が女にする批判、になってしまって心苦しいのですけど。
暗い意趣返しは、せざるを得ないのは、たしかに哀れ。
だけど。
されるほうは弱い分だけ、もっと哀れ。
U2の歌の、ボーノの歌詞で、
「You’ll become a monster, so the monster would not break you」
(君は化け物になる。自分が化け物に壊されないように)

っていうのがあるんだけど、こういうからくりを思うたび、心の中で流れるんです。

建前(よい嫁ぎ先を得るため)のウラにうまく隠れた暗い意図、意趣返しの本音を、鋭い誰かが読み取って、説明文に残したんだろうな、そう思ったんです。

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そういえば最近は少ないので目立つ「女は我慢」という思想。

昔の田舎ではそれが普通だった。
嫁に行ったら女は我慢。
あなたが我慢しさえすれば万事うまくいくんだから。

これが普通の時代、嫁たちは大変に苦しかったろうが、己の息子が嫁を取れば、この思想をしっかりばっちり押し付ける。
娘にも強要する。

21世紀にもなったんで、これは都市部では「ありえないでしょ!」な思想になったんで、こう言われて縮こまるのは、DV被害女性くらいになったけど。

ここにも、暗い意趣返しの連鎖はあったと思うなあ。

やめようよ、意趣返し。
次の世代には、われわれより楽させてやろうよ。

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