機能は死んだ

2006年2月15日
まいいか、誤植だが。

昨日は腹痛でくうものくうもの吐いて、なんにもなくなっても水飲んで吐いてた。
胃がきれいになったらおさまったらしい。
しかもえらい寒気で夜中まで眠れず。

何を喰ったんだろう?
不思議。

んで、疲れた。

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のぶさんのつづき。

のぶさんは芸者あそびを少し自分からするようになって、
それをごまかすように「おれも少しは遊んだほうがいいといわれるんだ、どう思うか?」と芸者に聞くのね。

と、芸者は
「いいえ、のぶさんはのぶさんのままでいらしてください」というの。
もうベタなアファーム。

のぶさんはヒスイのついた笄を彼女におずおずと差し出す。
こういうことするのはいかにも初めてという風に。

「こういうのを俺の母親がつけてた」
これは「あなたは僕のアニマです」いうてるようなもん。

そこで「ご好意のしるし」のお菓子をそっと彼女が手渡すんだが、
うぶな男としては、それを相手の「特別な好意」と思い込む。

そう思い込んだらしい展開になるんだけど。

この、遊びなれてない一途な男が、わずかな商業用の好意を個人的な好意と誤解してのめりこむ、というの、もういかにもありそうで、現実世界でも見てるからなんともリアリティがありました。

感情表現が下手で、恋愛のバランス感覚がなくて慣れてなくて、んで、いちずなの。

こういうの好きなんだよなあ。

それにしても、のぶさんははじめから最後まで性格が破綻なくかかれてたんだけど、芸者が惚れこんでいる渡辺謙は、どうもぱっとしない。
何考えてるんだか、表情からもせりふからも読み取れない。

これは、脚本家が、「のぶさん」みたいなやつだったからかしら。

なんにしても、いいもの見ました。

役所広司、いいなあ。

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まあ、セットが中国風だとか、着物がむちゃくちゃな着方だとか、部屋で着てるのがバスローブか?てなへんてこ感はあるけれど、
あれは「おとぎの国のjapan」なので、あれでよしでしょう。

逆に、襟替えをした芸者が真っ黒の着物で出てきたりしたら、絵としての華やかさがかけてしまう。

見て楽しい、美しい、というのは重要ですからね。

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