児童相談所、不手際認める 群馬・渋川男児虐待死事件 [朝日新聞]

3歳児が虐待死、浴槽に正座させる　傷害容疑で両親逮捕
2006年02月08日18時38分

3歳の長男に殴るけるなどの暴行を加えたとして渋川署は8日、群馬県渋川市石原、父で無職の島内詩郎容疑者（25）と、母のみゆき容疑者（28）を傷害の疑いで逮捕した。長男碧（へき）ちゃん（3）は7日夜に死亡。殺人容疑に切り替えて両容疑者を送検する方針。

両容疑者は碧ちゃんを素手やモップで殴ったり、足げりしたりしたほか、浴槽に水を張って正座させ約2時間放置、頭や全身にけがをさせた疑い。

両容疑者は「（碧ちゃんが）反抗的で言うことを聞かないので、1月初旬ごろから、しつけとしてやった」などと供述しているという。
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こういう記事を見るたび暗澹たる気持になります。

3歳の小さな子にここまでの暴力を振るえるというのが、「普通」には思えない。

普通ではないことが普通にできるには、自分が同じように暴力をふるわれていれば簡単。
たぶんこの夫婦（の夫だけかも）は幼い頃に親からやられたことを、さして不思議とも普通でないとも思わずに同じように子にして返したんでは。

多くの虐待事例は、判で押したように、被虐待児だった親によってやられてる。

親の因果が子に報い、とはこのこと。

これを救えないのは、日本の民法が明治期のもので、親権はあっても親の義務を真剣に親に課すもんじゃないからね。
子は親のもん、だもん。
まえは妻も夫のもんだし。

児相はこういう子たちを救えない。
まあ面倒だから救う気もなかったらしい。

暗澹としますね。
悲しいな。