少子化

2005年11月3日
女が子供を産まなくなったのは、何度も書くが、産まなくて
よくなったからでしょう。

昔のように世間様に同調しない個体は徹底的に不利益にさらされるなら、男嫌いだろうが女嫌いだろうが結婚しなくちゃ大損害だし、子供嫌いだろうが産んで経済的に破綻しようが、子供産まないと地域社会と血縁社会で生きられなかっただろう。
この世間というか、社会からの同調圧力が極端に低下してるおかげで、「世間様とは異なるが自分の生きたいように生きたい」人はやっと存分に呼吸が出来る世の中になったと。

働きながら子育てができる世の中を作ってくれるのは大歓迎だが、そうしてもたぶん、思ったほどには(以前のようには)出生率は回復しないでしょう。
以前の出生率が、社会が否応なしに子産みを強制していた分のかさ上げがあるせいで。

まあ、やっと自己決定が実質的にも可能な社会になったわけだろうけど、そのごに及んで改憲とは皮肉な話。
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「子供が生まれて幸せだった」「うれしかった」と聞かされた女性は、自分も産みたいと思うわな。
世間にはまだまだ子供を産みたいと思う女性が多い。
このまえ会った彼女も、「キャリアも夫も仕事も」欲しい人だった。
いいなあああいう積極的な人生。
でも、子供、が人生の中で財産とか宝とか、とにかくいいものに思えなかったのよね。
それはわしの大きな欠点、欠け、の部分だけど。

ああ、つらつらつら。

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