自閉症裁判―レッサーパンダ帽男の「罪と罰」
2005年9月1日 読書
ISBN:4896918983 単行本 佐藤 幹夫 洋泉社 2005/03 ¥2,310
レッサーパンダの帽子をかぶった男が女を強姦殺人した事件、ありましたよね。(強姦、したんだっけ?)
この犯人、自閉症だったらしい。
数年前から軽重とりまぜてさまざまな犯罪を犯して、最後にこの事件を起こした。
いま控訴審にかかってるのかな。
「自閉症だから責任能力ない」ってがんばってるらしい。
でもね。
公判の流れ読んでると、あるわよ、理非弁別の能力。
しかも自分を守ろうと、供述を左右にする能力まである。
ここまでできる人間に責任能力を認めるのは、わしゃそちらのほうが正義だと思うよ。
------------
で、気になったというか、ここに書こうと思った理由はそれじゃなくて。
この男、まともだけど病弱な妹がいて、この妹にさんざんたかるわ、
妹の所有物を勝手に売り払うわ、すっかり寄生虫として生きてたらしい。
妹のほうも「これが最後よ」といいつつ、ずるずると金を渡し続けたらしい。
この妹、病気は「癌」です。
もうなくなった。
末期癌なのに兄にたかられる。
父親に働かされる。
父親も妹の治療費を飲む。
どいういう家庭よ。
まともに働けたのは妹だけで、妹のかせぎを父から兄からこぞってあてにして搾り取ってたらしい。
妹は家族のために働きづめで発病し、病気になってからもこき使われて、「生まれた時から今まで楽しかったことが何もない」と言って死んでいったそうな。
享年24歳。
この家では、父と兄が搾取者、というか、「要求者」で、妹が被搾取者というか「献身者」ね。
なんで金を渡し続けたんだろう。
その弱さがあったから、ガン死してったんだろうに。
まあ、そういう家で育てられて、搾取される以外の関係を知らなかったんだろうなあ。
最後の数ヶ月は、このろくでもない兄の「支援者」(人権派のひとたちね)に発見され、多少は楽しい思いもして、笑顔にもなれてから亡くなったらしいのがせめてもの救い。
わしはもうつくすのはイヤだなあ。
ほんとに癌になるよこっちも。
レッサーパンダの帽子をかぶった男が女を強姦殺人した事件、ありましたよね。(強姦、したんだっけ?)
この犯人、自閉症だったらしい。
数年前から軽重とりまぜてさまざまな犯罪を犯して、最後にこの事件を起こした。
いま控訴審にかかってるのかな。
「自閉症だから責任能力ない」ってがんばってるらしい。
でもね。
公判の流れ読んでると、あるわよ、理非弁別の能力。
しかも自分を守ろうと、供述を左右にする能力まである。
ここまでできる人間に責任能力を認めるのは、わしゃそちらのほうが正義だと思うよ。
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で、気になったというか、ここに書こうと思った理由はそれじゃなくて。
この男、まともだけど病弱な妹がいて、この妹にさんざんたかるわ、
妹の所有物を勝手に売り払うわ、すっかり寄生虫として生きてたらしい。
妹のほうも「これが最後よ」といいつつ、ずるずると金を渡し続けたらしい。
この妹、病気は「癌」です。
もうなくなった。
末期癌なのに兄にたかられる。
父親に働かされる。
父親も妹の治療費を飲む。
どいういう家庭よ。
まともに働けたのは妹だけで、妹のかせぎを父から兄からこぞってあてにして搾り取ってたらしい。
妹は家族のために働きづめで発病し、病気になってからもこき使われて、「生まれた時から今まで楽しかったことが何もない」と言って死んでいったそうな。
享年24歳。
この家では、父と兄が搾取者、というか、「要求者」で、妹が被搾取者というか「献身者」ね。
なんで金を渡し続けたんだろう。
その弱さがあったから、ガン死してったんだろうに。
まあ、そういう家で育てられて、搾取される以外の関係を知らなかったんだろうなあ。
最後の数ヶ月は、このろくでもない兄の「支援者」(人権派のひとたちね)に発見され、多少は楽しい思いもして、笑顔にもなれてから亡くなったらしいのがせめてもの救い。
わしはもうつくすのはイヤだなあ。
ほんとに癌になるよこっちも。
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