ISBN:4641047901 単行本 木下 毅 有斐閣 2000/11 ¥2,940

これも図書館本。
そろそろ尻に日がついてるくせに、こんなもん読んでる。
面白い。
まだはじめだけど。

すごく横道なんだけど、
日本人の法意識としていろいろ書かれてるもの、

「集団主義」「思考のホモジェニティ」「規範意識の欠如」「甘えの構造」「丸く収める」「少数意見の不存在」

などなどが、私には苦手で、これが人様といる時の違和感の根底にあるんだろうなという気がしてる。
要は、

「集団主義の支配する等質的で全員一致型の単一社会」

にとことんなじめないの。

最近お話しした人(住友銀行OB)いうに、銀行は徹底した男尊女卑社会だそうで、たしかにそう。
そんな中に飛び込んでたわしは、己を知らず、他を知らぬバカだった。
上記の規範をよろこんでうけいれて、かつ第二市民でいいですけっこう、といえる人間でないとあそこはつとまるまい。

これまた先日、学校で「授業中だれだか、途中で出入りする奴がいる」という話題がでたときに、わしはつい「それ○○君だよ」としれっと言ってしまったんですが。
日本人の会話としては、「誰とは言いませんが○○ということをする人がいますので、今後気をつけて謹んで下さい」とやるのが決まりなのだそう、というか、きまりらしい。
まわりの方々の顔色でわかった(やっと)。

波風立てず、責任所在を明らかにせず、うまくやりましょうの構造に、いまだに乗れてない。
だから利用も出来てない。
ああばかだなあ。

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